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君が讃える 街の綺羅星
闇が深いから 光・恒河沙(ごうがしゃ)
何年がかりで騙しても
人は光に 目が眩んで
十方世界(じっぽうせかい)の泥の牢
つながれた我が身に 気づきもせずに
*
君が羨む 虚像の世界
回る美しい 絡繰灯籠
何億がかりで飾っても
人の命は隙(ひま)過ぐる駒(こま)
縄を辿れば 因陀羅網(いんだらもう)
縛られた我が身に 気づきもせずに
*
微笑む人に 悲痛な哀歌
欲の決算 衆苦(しゅく)阿僧祇(あそうぎ)
何年がかりで仕組んでも
人は言葉に すがりついて
十方世界(じっぽうせかい)の諮りの毒
麻痺してく心は 気づきもせずに
*
十方世界(じっぽうせかい)の闇の鎖
驕れる心に 映りはしない
*
*
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ごうが‐しゃ【恒河沙】・・・・・・・・・・・・・無限の数量のたとえ。10の56乗。
じっぽう‐せかい【十方世界】・・・・・・・十方に無数に存在する衆生の世界。
ひますぐるこま【隙過ぐる駒】・・・・・・・月日の過ぎ去るのが速いこと。
いんだら‐もう【因陀羅網】・・・・・・・・・宇宙の全存在が互いに関連しつつ存在すること。
しゅ‐く【衆苦】・・・・・・・・・・・・・・・・・・多くの苦痛。
あそうぎ【阿僧祇】・・・・・・・・・・・・・・・大きな数の単位。無数。10の64乗。
君が讃える 街の綺羅星
闇が深いから 光・恒河沙(ごうがしゃ)
何年がかりで騙しても
人は光に 目が眩んで
十方世界(じっぽうせかい)の泥の牢
つながれた我が身に 気づきもせずに
*
君が羨む 虚像の世界
回る美しい 絡繰灯籠
何億がかりで飾っても
人の命は隙(ひま)過ぐる駒(こま)
縄を辿れば 因陀羅網(いんだらもう)
縛られた我が身に 気づきもせずに
*
微笑む人に 悲痛な哀歌
欲の決算 衆苦(しゅく)阿僧祇(あそうぎ)
何年がかりで仕組んでも
人は言葉に すがりついて
十方世界(じっぽうせかい)の諮りの毒
麻痺してく心は 気づきもせずに
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十方世界(じっぽうせかい)の闇の鎖
驕れる心に 映りはしない
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ごうが‐しゃ【恒河沙】・・・・・・・・・・・・・無限の数量のたとえ。10の56乗。
じっぽう‐せかい【十方世界】・・・・・・・十方に無数に存在する衆生の世界。
ひますぐるこま【隙過ぐる駒】・・・・・・・月日の過ぎ去るのが速いこと。
いんだら‐もう【因陀羅網】・・・・・・・・・宇宙の全存在が互いに関連しつつ存在すること。
しゅ‐く【衆苦】・・・・・・・・・・・・・・・・・・多くの苦痛。
あそうぎ【阿僧祇】・・・・・・・・・・・・・・・大きな数の単位。無数。10の64乗。