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徒然綴り・・・歌詞&ひとり言

2010-8-28のメッセージ【武者小路実篤/『お目出たき人』】

2010年08月28日 04時55分48秒 | Weblog
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  おはようございます! 8月28日は 
  ・民放テレビスタートの日 ・バイオリンの日 ・テレビCMの日 etc. 
  
                 * 

          【武者小路実篤/『お目出たき人』】

        口ではうそがつける。耳にはうそがつける。
        しかし真心はうそをつかない。

                 *

  世の中には、「結果として嘘になってしまった」のではなく、
  最初から
  「嘘をついて相手を騙し、陥れ、追いつめてやろう」とする人々がいる。

  (罪深い)嘘をついてやろう、誰かを貶めてやろうとする人々は、
  相手に警戒されない為に、多くの肩書を示したり、
  必要以上に甘い言葉・うまい話などをする。

  バレた時の言い訳や、相手のせいにして逃げる方法など、
  様々に、自分を守る方法も持っている。

  彼らがいちばん最初に騙すのは、彼ら自身の真心である。

                 *

  さて本日も民間の日本人は、真心を大切に、精神を磨いて鍛錬しよう~っ!

                 *

  あなたが今日も1日、無事に過ごせますように!
  幾久しく日本の神々に守られますように!
                    
                          

======== WE ARE JAPAN!= 神通神妙神力加持 =========
                                
                                      《 国内ニュース 》
     

【相反する記事】

1.朝鮮学校に無償化適用へ 文科省「高校課程類する」。
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082701001139.html

2.しかしサンケイは逆の記事 → 朝鮮学校無償化問題 結論先送り。
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100828/edc1008280143000-n1.htm

 ★★★いずれにしても「日本国民がギャーギャー言わないように、
 あとで子ども手当の残り(1万3千円)を現金でくれてやるから、
 この件については黙れ」          
                    ・・・的な手順で行く、みたいな。

               (子ども手当の現状で負担が多いのは・・・。)

↓朝鮮学校前校長を書類送検 無許可で公園占用容疑。
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082701000845.html

 朝鮮学校の生徒が「スパイの子供」呼ばわりされないように、
 ★★★ 徹底したスパイ防止法を施行して、
 中・韓・朝の工作員を「全員一人残らず」逮捕 → 国外追放など対処すれば、
 拉致問題についても何か出てくる可能性はあるし、
 無関係な人々が白い目で見られることもないだろう。

↓非核三原則「見直し」を「修正」→ 堅持を主張する考えも併記。
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082701000589.html

 統率力も決断力も要らない先送り手法。 → 併記。

↓★原口、バラエティー番組収録で閣僚懇中座。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20100827-567-OYT1T00853.html

>新型インフルエンザ対策本部と宇宙開発戦略本部の会合、
 来年度予算の概算要求とりまとめに向けた関係閣僚の打ち合わせ
 すべて欠席
>『辞令交付の公務がある』と合図して出た。事実があったか調査したい。By仙谷

 ぜひ次の選挙で・・・。

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                                       《 全国あんぐり 》


↓大分 県教委が賠償案&カンパ呼び掛け 教員採用不正問題。
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_128288936927.html

>校長は1人当たり5万円、教頭は3万円を 今年のボーナス時。

マヒしてる人々。カンパを呼び掛けるって・・・・・。
「暗黙の了解でコネ優先採用」が延々と代々続いていたということでは。

↓長崎・壱岐で「200歳」 ショパンと同い年。
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082701000867.html

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                                       《 海外ニュース 》


↓中国の雑誌が初上陸へ。
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-100827X048.html

 分断後、と言っても台湾は元から台湾だ。
 元々の台湾人であって中華民国の流れの中国人ではない、ということは、
 生粋の台湾人の皆さんにとって、誇りだ。

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↓新発見の系外惑星系にスーパーアース?
http://news.goo.ne.jp/article/nationalgeographic/life/20100827002-ng.html

↓沖縄でおなじみ 実は新種。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-08-27_9607/

↓ニャハハハハハ! 
http://www.yamagata-np.jp/news/201008/27/kj_2010082700394.php

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  あなたにとって良い日でありますように。


発見された少年   ~ DETECTED BOY ~

2010年08月28日 02時08分17秒 | Weblog
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  この暗闇は 夜のせい?
  Is this darkness the result of night?
  それとも 木々が視界を遮ってるせい?
  Or is it because trees have interrupted my field of view?

  星のない空
  The sky without stars
  本当の暗闇というのは恐ろしいものだね
  True darkness is fearful
  ボクの心身を圧縮しようとしているよ
  It has just been going to compress my mind and body

  なぜボクは此処へ来たかったのかな
  Why did I want to come here?
  一体ボクは なんの訓練をしているんだろう?
  What discipline am I doing?
  なぜボクは此処へ来たかったのかな
  Why did I want to come here?
  星のない空
  The sky without stars

                *

  この静寂は 夜のせい?
  Is this silence the result of night?
  それとも何かが 期待を切断しているからなの?
  Or is it because something is cutting expectation?

  時計のない夜
  Night without a clock
  本当の無音状態というものは恐ろしいものだね
  A true silent state is fearful
  ボクの血流と予感が 異常に騒がしくなるんだ
  My blood flow and a premonition become noisy unusually

  なぜボクは予定を破棄したのかな
  Why did I cancel the schedule?
  なぜ人々は 此処を選んだのだろう?
  Why did people choose here?
  なぜボクは予定を破棄したのかな
  Why did I cancel the schedule?
  時計のない夜
  Night without a clock

                *

  身動きできない恐怖
  Fear which cannot move
  誰もがいつかは体験しなくちゃならないよ
  Everyone experiences it some day
  ボクは このまま本番になるかも知れないと思ったんだ
  I thought that this might become acting before the audience

  何のために僕は生まれたのかな
  For what purpose was I born why?
  世の中はボクを知っているの?
  Does society know me?
  なぜボクは引き返さないのかな
  Why don't I return?
  身動きできない恐怖
  Fear which cannot move

                *

  それは初めての経験だったけど
  Although it was my first experience
  恐怖は辛くはなかった・・・
  It was not hard to me

            辛くなかったよ!
            Not hard!

  もっと過酷な何かを とっくに知ってるから・・・
  I already knew something much severer

                *
                *


物語 『信心知らず』

2010年08月28日 00時45分16秒 | Weblog
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あるところに真面目で評判の高い男がいた。
男の父は、亡くなる前、こう言い遺した。

「私は先祖代々からの土地を守る為に、一度も都へ出ることもなく、この地で
日の出から夜遅くまで働いて生きて、そろそろ臨終の時を迎えようとしている。
何ひとつ欠くことなくお前に遺してやれることは生きた甲斐があるというものだ。
しかし今になって思えばただ一つ、
神仏の教えを聞く機会の少なかったことを残念に思うのだ。
お前が先々私と同じ思いに至らぬよう、お前に残した幾つかの山では、
筋目明らかな神官や僧の尊いお説教が聞けるよう計らって、
孫子の代までご加護を頂けるよう願うばかりだ。」

そして、静かで立派な最期を遂げた父を見た男は、父の志を受け継ぐべく、
里の人々とよく話し合い、山々に社寺を建立すべく真面目によく働いた。
村里で親をなくした子供たちがいれば自分の子供として育て、
都で痛い目に遭って戻ってきた人々には新たに役割と糧を与え、
次第に男は人々から信頼と尊敬を集めるようになっていった。

ところが、ある日男のところに、
どこからともなく現れた女が住み着くようになったことを機会に、
突然男は病気がちな体になってしまった。

それでも病の床から指示を出して山々の整地は続いていたものの、
誰の目から見ても男の命はそう長くはないと思われた。

その頃、住み着いた女は、何処かからひとりの大きな子供を連れてきて、
「夫と私の子供だ」と村人に言いふらすようになった。
そこで男の古い友らがやって来て、今や寝たきりとなった男に言った。

「あの子供は嫡子であるのか。
既に多くの子らが居るのだから、後々の財産争いを防ぐ為にも、
また社寺建立が頓挫せぬように、言い遺すことはないか。」

すると何かいつもと違う気配を感じ取った女と大、その子供が部屋に入り、
男が話すのを聞こうとした。
そしてその行いに何かを感じた元々居る子らも集まって、
男の部屋は縁の者で満ちることとなった。

男は、嫡子の件には触れずにこう言った。
「話せる間に、このように縁のある人々に囲まれるのは、
おそらくこれが最後であることだろう。
私の父も私も、人々に助けられて心穏やかに暮らせたことは有り難い限りだ。
人の心の道は己で磨くものではあろうけれども、
此処に居る子供たち、妻、そして友や村の人々が、
尊い説教を求める日が来ないとも限らない先々を思えば、
争い少なく力を併せて生きて欲しいと言い遺すに尽きる。」

それきり男は二度と話すことなく、数日して穏やかに臨終の時を迎えた。
村人は嘆き悲しみ、社寺建立を頓挫させまいと心を新たにした。

しかし男の妻は、喪も明けない内から子供を連れて都へ出かけ、
男の志の為にも、と交代で働いてくれる村人たちの世話を投げ出してしまった。

やっと戻ってきた時には、都の性質の悪い人々を連れていて、
都の者が村人を酷使して作業を急がせた。

そして建立できるほどの参道や敷地が開けると、
女は都の人々に山々を売ってしまい、村人は勝手に出入りすることを禁じられた。

男が育てて来た多くの子供たちも家を追われ、散り散りになった。
遺されたのは家屋敷の周辺の、先祖の墓がある辺りだけになった。

そこで女は自分の子供と、山々を売った金で、都と家を行き来しながら
楽しげに暮らした。

村人は、女とその子供について良からぬ噂がめぐるので、煙たく思っていた。
そして誰も近寄らなくなった頃、今度は女が死んでしまった。

遺された女の子供は、村人に女の死を知らせると、そのまま姿を消してしまった。
村人が葬儀の為に屋敷に入ると、
見たこともない文字が書かれた何かの子袋が散乱し、
女はこの世のものとは思えない、もだえ苦しんだ青黒い顔をして、息絶えていた。

そして、この女は信心というものを知らないまま死んだので、
成仏することが出来なかった。
女の霊は姿を消した女の息子と共に都にいたのである。

この息子も、いかなる神仏も信仰することなく、心に掟を持つこともなかったので
煩悩に翻弄されて、自己を崩壊させるべく、荒々しく罪深く生きていた。

墓参りなどの習慣にも関心がない為、村里へ一度も戻ることもなかった。
亡くなった父母を思い起こすこともなく、ひたすら目先の欲望に振り回されて
過ごしていたのである。
傍に居た母の霊は、息子が欲望のままに生きているのを見ても何も思わなかった。

しかし月日が経つと、母の霊は人に取り憑き悪さをするようになり、
悪さをしながら人心を思い起こすようになった。
そして息子に自分を思い出して欲しいと思うようになったが、
息子はまったく関知する素地・教養を持たなかった。

そこで、息子が捨てた女が育てている息子の娘に、
自分の気持ちを時々喋らせるようにしたが、
その母親は女の息子と会うこともしなくなっていたので、
息子には伝わらなかった。

女は、日ごとに
誠実な男に迎えられて過ごした村里の日々の楽しさが忘れられなくなって、
悪さの限りを尽くす息子の元から離れて、村里へ帰った。

思い出の家は廃墟のままに遺されていた。
夫の墓には友らが時々花を添えたり墓を掃除したりしてくれている様子であった。

丁度そこに数人の若者がやって来て、また花を添えて手を合わせた。
見れば、夫であった男が若い時から育てていた子供たちであった。
そしてそれは、女が虐げ、ついにはあの家から追い出した子供たちであった。
子供たちの心は父だけでなく、変死を遂げた女の成仏をも願っていたのである。

ところが女は霊になっても尚、子らの心や
成仏という概念を理解することが出来なかった。
手を合わせる子らを見て、
女は自分の都に居る息子に対する想いだけが増すのだった。

「こんなに都から離れているから私の息子は私を思い出すこともしない。
息子も此処で暮らしていれば、私を忘れることもないものを・・・・・。」

女は息子が里へ帰るように息子の周りに取り憑いてことを運んだが、
息子は女の念を覆すように、ことごとく帰郷を拒んだ。
そこで女は、とうとう息子に取り憑いて殺してしまった。

息子の遺骨は、既に息子と別れた女とその娘に運ばれて帰郷した。
女の霊はそれを見て、その孫をも放すまいと執念を見せた。
孫である幼女は高熱を出して倒れ、顔を青黒く腫らすこととなった。

しかし女の執念は、孫である幼女の口を借りて、うわ言で人々に漏れた為、
山向こうから招かれた人々による筋目明らかな正しい弔いによって阻まれ、
女は手出しを出来ぬまま、息子と共に現世への未練を断ったということだ。

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まことに人は、この世にあっても臨終の時を迎えても、また死した後でさえも、
心静かなる境地を求め、辿り着かないことには、
己の罪や愚かさを振り返ることは出来ないものである。