B社にバイトに行って、計上グラフを確認すると、
辞めると言っていたはずのHさんが、連日計上していた。
しかも、先日同行させて欲しいと言ったC社員も、
その翌日にはドカンと計上、そしてその後も地道に連日計上。
(・・・ヤル気になったんだなぁ・・・。)
しみじみ眺めていると、M社員がやって来た。
俺 「おはようございます。」
M 「おい、S、ちょっと来い。」
M社員は俺を2課から連れ出して、
廊下の奥の死角のコーナーへと連れて行った。
俺 「何かありましたか。」
M 「あのな。今日、オレは、朝一番で、契約を取った。」
俺 「おめでとうございます。」
M 「ところが社に戻ったら、たった今契約した奴が、
キャンセルの電話を入れてやがった。」
俺 「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
M 「お前。何とかしろ!」
俺 Σ(`・д・´)
・・・・・・・・・・・・・・・じゃあ、幾つか質問させて下さい。」
俺は営業の様子を聞いて、
M社員が先方に何を説明したのかしなかったのかを確認した。
M 「ぜってぇ~相手は契約したがってたんだ!
なんでキャンセルなんかしやがったんだ、あのヤロー。
コロコロ変わりやがって!」
俺 「Mさん、とにかく僕が代わりに電話しますから、
一緒に来てください。」
俺は営業が使う数台の電話機のうち、
録音機能のある電話を選んで、Mさんを隣に座らせた。
M 「お前っ、それ使ったら録音されちゃうよ?!」
俺 「録音するんですよ。後々モメないように。」
M 「えっ・・・・・・・・・・。」
俺は先方に電話にかけた。
---なんだかんだ---
俺 「では、担当代筆の上、郵送させて頂きます。
ご入金が終わりましたらご連絡お待ちしております。」
---更に、なんだかんだ---
----キャンセル止め終了----
M 「内容が変わったのか?いろんな金額が出てたな!」
俺 「キャンセルどころか、105万の契約内容に変更ですよ。」
M 「なっ?!ウソつくなコノヤロー!(爆)(爆)
もし本当だったら、その契約はオレのものだからなっ!」←嬉しそう
俺 「すぐに105万で契約書を書いて、郵送して下さい。
先方はインターネットでもう入金して下さいましたよ。」
M 「なんでお前が話したら金額が上がるんだよー。」
俺 「仕事内容の把握や見積もりのミスですよ。
正しく先方の意向を把握して、満足してもらえる内容を提示すれば、
出てきた金額も入金期日も問題ないんですよ。
しかし多くの人は、契約取りたさに、つい無難な契約を提示して、
却って不成立やキャンセルを招いているんです。」
M 「ほ・・・ほ~う・・・。」
俺 「Mさんもそれで、今までにどれだけの契約を逃して来たか、
分かりませんよ?」
M 「エ・・・エッラソ~に。調子に乗るな、このガイジンがっ!」
俺 「とにかく、契約書を郵送し、録音内容を再生して内容を把握したら、
先方に報告とお礼の電話を入れて下さいね。」
M 「分かってるっつーの、このヤロ~。コレ、お前にやるわ♪」
そう言ってMさんが内ポケットから取り出したのは、
ポケットに引っ掛ける部分に女性の裸体の絵が付いているボールペン。
角度を変えると、裸体の女性のポーズが変わる、という
レトロなお色気グッズであった。
俺 「しょ・・・昭和~・・・ ~(T▽T~)~」
M 「昔、香港旅行で買ったやつだ!大事にしてたけど、やるわ!」
そう言ってMさんは、契約書を取りに2課へ走った。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
土・日・月の計上
Nさん
52.5万(土)+31.5万(日)+0円(月)
(1日からの合計 362万2千円)
Hさん→連日計上
31.5万(土)+31.5万(日)+31.5万(月)
(1日からの合計 366万5千円)
C社員→連日計上
105万(土)+31.5万(日)+31.5万(月)
(1日からの合計 199万5千円)
M社員
0円(土)+0円(日)+105万(月)
(1日からの合計 1305万)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
本日の計上
A 134万4千円 (1日からの合計 1043万7千円)
俺 105万 (1日からの合計 1344万9千円)
辞めると言っていたはずのHさんが、連日計上していた。
しかも、先日同行させて欲しいと言ったC社員も、
その翌日にはドカンと計上、そしてその後も地道に連日計上。
(・・・ヤル気になったんだなぁ・・・。)
しみじみ眺めていると、M社員がやって来た。
俺 「おはようございます。」
M 「おい、S、ちょっと来い。」
M社員は俺を2課から連れ出して、
廊下の奥の死角のコーナーへと連れて行った。
俺 「何かありましたか。」
M 「あのな。今日、オレは、朝一番で、契約を取った。」
俺 「おめでとうございます。」
M 「ところが社に戻ったら、たった今契約した奴が、
キャンセルの電話を入れてやがった。」
俺 「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
M 「お前。何とかしろ!」
俺 Σ(`・д・´)
・・・・・・・・・・・・・・・じゃあ、幾つか質問させて下さい。」
俺は営業の様子を聞いて、
M社員が先方に何を説明したのかしなかったのかを確認した。
M 「ぜってぇ~相手は契約したがってたんだ!
なんでキャンセルなんかしやがったんだ、あのヤロー。
コロコロ変わりやがって!」
俺 「Mさん、とにかく僕が代わりに電話しますから、
一緒に来てください。」
俺は営業が使う数台の電話機のうち、
録音機能のある電話を選んで、Mさんを隣に座らせた。
M 「お前っ、それ使ったら録音されちゃうよ?!」
俺 「録音するんですよ。後々モメないように。」
M 「えっ・・・・・・・・・・。」
俺は先方に電話にかけた。
---なんだかんだ---
俺 「では、担当代筆の上、郵送させて頂きます。
ご入金が終わりましたらご連絡お待ちしております。」
---更に、なんだかんだ---
----キャンセル止め終了----
M 「内容が変わったのか?いろんな金額が出てたな!」
俺 「キャンセルどころか、105万の契約内容に変更ですよ。」
M 「なっ?!ウソつくなコノヤロー!(爆)(爆)
もし本当だったら、その契約はオレのものだからなっ!」←嬉しそう
俺 「すぐに105万で契約書を書いて、郵送して下さい。
先方はインターネットでもう入金して下さいましたよ。」
M 「なんでお前が話したら金額が上がるんだよー。」
俺 「仕事内容の把握や見積もりのミスですよ。
正しく先方の意向を把握して、満足してもらえる内容を提示すれば、
出てきた金額も入金期日も問題ないんですよ。
しかし多くの人は、契約取りたさに、つい無難な契約を提示して、
却って不成立やキャンセルを招いているんです。」
M 「ほ・・・ほ~う・・・。」
俺 「Mさんもそれで、今までにどれだけの契約を逃して来たか、
分かりませんよ?」
M 「エ・・・エッラソ~に。調子に乗るな、このガイジンがっ!」
俺 「とにかく、契約書を郵送し、録音内容を再生して内容を把握したら、
先方に報告とお礼の電話を入れて下さいね。」
M 「分かってるっつーの、このヤロ~。コレ、お前にやるわ♪」
そう言ってMさんが内ポケットから取り出したのは、
ポケットに引っ掛ける部分に女性の裸体の絵が付いているボールペン。
角度を変えると、裸体の女性のポーズが変わる、という
レトロなお色気グッズであった。
俺 「しょ・・・昭和~・・・ ~(T▽T~)~」
M 「昔、香港旅行で買ったやつだ!大事にしてたけど、やるわ!」
そう言ってMさんは、契約書を取りに2課へ走った。
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土・日・月の計上
Nさん
52.5万(土)+31.5万(日)+0円(月)
(1日からの合計 362万2千円)
Hさん→連日計上
31.5万(土)+31.5万(日)+31.5万(月)
(1日からの合計 366万5千円)
C社員→連日計上
105万(土)+31.5万(日)+31.5万(月)
(1日からの合計 199万5千円)
M社員
0円(土)+0円(日)+105万(月)
(1日からの合計 1305万)
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本日の計上
A 134万4千円 (1日からの合計 1043万7千円)
俺 105万 (1日からの合計 1344万9千円)