DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

Active Directory 挑戦

2006年04月25日 07時49分08秒 | 研究室情報
これまでの研究では、EWSで育ったせいもあって、UNIX系OSを用いることが多かったのだが、故あって、Windowsをベースにシステムを構築している。
それで結構苦労したのであるが、後進のために助言を残しておこうと思う。
■UNIX系OSの人々は、潜在意識で、所詮WindowsはパソコンOSだから、簡単な仕組みしかないと高をくくって、基本的な勉強をせずに始めて、はまる!
⇒もはやWindowsシステムは、エンタープライズ系の基幹システムを構築するぐらいなので、様々な高度な技術と概念があるので、手当たりしだいは駄目。
■WindowsはGUIが特徴で、すべての設定をこれでこなしてしまう。なので、マウスでパチパチやると何かが進んでゆくが、何をやっているかが分からない!
⇒Windowsが利用している技術も独善的なものではなく、例えばActiveDirectoryは、DNS+LDAP+Kerberosなどの複合体で、高度で標準な技術に裏付けられているぞ。
■ディレクトリシステムの基本が理解できていないと、ローカルの設定とドメインの設定を混同してしまう。柴田は、これで大きく詰まったしまった!
⇒これは、Windowsに限らず多少大掛かりなシステムならば必要で、UNIX系OSでもNIS,NetInfoなどは設定がもっと複雑なので、こちらのほうがまだ楽。
■Windowsはリソースを沢山消費すると思われているが、それは、ビデオ編集などのヘビーなアプリケーションを利用するからで、Windows自体はそうでもない!
⇒Pen2+256MBのハードウエアで、WindowsServer2003をインストールしたけど、起動はLinuxよりも早いぐらいで、DNS+AcriveDirectoryを構築して十分実用だ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。