DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

ピグマリオン効果について

2005年11月30日 05時34分06秒 | Weblog
皆さんはピグマリオン効果を知っていますか?本来は、とある心理学者の実験より、「ある人が相手に対して強い期待を抱くと相手がそれに答えるようになる」というものだそうです。柴田は、これを拡大解釈して、相手を自分を取り巻くすべて、つまり社会や環境や状況と言う意味で考えています。つまり、「ある人が強い希望を抱くと環境や状況がそれに答えるようになる」と思っています。
この強い希望と言うのがポイントで、本当に本当に強く願う事が必要です。また、この効果は結果的にそうなったことを説明するもので、強く願った結果は偶然にも左右されるので、必ず答えられるとは限りません。あしからず。しかし、柴田はこのピグマリオン効果を実感する経験を持ったので紹介します。
学生のとき、とある企業のカレンダ-プレゼントで、世界の有名建築のカレンダーをもらいました。自分の部屋に貼っておいて、月が過ぎても気に入ったものを天井に貼っていました。誰の何と言う建築かも知らず、毎日寝転んで見ていると、カッコいいなあと思い、見てみたいなと強く思うようになってきました。潜在的に、そのカレンダーの写真が頭に焼き付いていたと思います。
月日は経って、とある国際会議に参加する事になりドイツを回る事になりました。そこで、皆に連れられるまま観光をしていて、最後にとある美術館に行って、チケットを購入しようと上を見上げたとき、あったのです。そこに、頭に焼き付いたカレンダーの情景が、現実のものとして目の前にあったのです。本当に驚きました。これだったのだ!!
まあ、これは殆ど偶然の仕業で、ピグマリオン効果とは違うのかもしれませんが、強く念じる事で、状況が変化する事は良く聞く話です。でも、強く願うと言うのは、単に夢想しているだけではダメで、その願いに向かうように行動を始める必要があります。先の場合には、国際会議に出ようと努力しないとダメですからね。

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