DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

「愛と死を見つめて」感動その3

2006年03月18日 23時02分05秒 | 感動したー!
柴田は、単純でおセンチなので、純愛ものにはめっぽう弱い。で、日本の純愛もの最高傑作と言われる「愛と死を見つめて」のテレビリメーク第1部の前半だけ見た。もうこれでノックアウトと言う感じである。家族で見ていたのだが、あまりに目がウルウルになったので、耐え切れなくなって部屋を出てきた。もう十分と言う感じである。
柴田は幸運にも、何不自由なく生きているし、十分な幸せを感じている。しかし、いつ神様の悪戯か、死に直面することになるかもしれない。多分、高度な肥満による合併症が柴田の命を断ち切ることになると思うが、これは怠惰な生活による、ある種自業自得である。でも、彼女の病気は生まれ持ったもので、彼女自身になんらの落ち度はない。
こう言う、自分には全く落ち度が無いことで、深く深くつらい状況に陥れられることに対しては、人々はどうやって納得するのだろうか?本当のことは、その立場になって見なければ、分からないのだろう。人間は長く生きても100年少しで、多少の長い短いはあるものの、いずれは死んでゆく。どう生きるかは、どう死ぬかよりも大事だ。
研究室では、20歳の学生さんと一緒に活動してゆく。その年の差はほぼ20年で、柴田は40歳と言うことだ。寿命を全うすれば、80歳まで生きられるとして、あと40年間の人生と言うことになる。その間に40回の正月を向かえ40回の誕生日を経て年を取っていく。計算するとあと2000回の週末を迎えると、多分柴田はこの世に生きていないだろう。楽しい週末は、残りたった2000回しかない。
研究室を構えて学生さんと活動するようになって、27歳から今年で12年目になる。定年が65歳だとすると、38年間研究活動することになる。平均すると年度に5人ぐらいのスタッフであって、約190人の卒業生を送り出すことになる計算だ。一生かかって指導できる学生さんがたった190人しかいないということ。であればこそ、一人一人ともう少し時間を掛けて、丁寧に接していかないといけないね。
様々な役目を背負って生きているので、いくら研究命と思っていても、正直、適当に流してしまうこともある。自分の力を信じられないことも多い。決して逃げるわけではないのだが、限界を感じることもある。それでもそれでも、前に進むことだけを考えていけば、未来は開けるはずだと信じて活動するのみだね。世の中で本当に信じられるのは「自分」しかない。これが結論なんだろうな。きっと。

研究日誌H180318

2006年03月18日 06時23分44秒 | 研究室情報
*卒業式なのにそれどころではない*
今日は卒業式、学校中が晴れやかな雰囲気の中、柴田だけ作業服で共同研究実験の仕事してました。いつもは部屋の中に居るのだけれど、こう言う外で現場仕事もいいなと思っています。ものづくりって感じですよね。
=午前は、実験棟の状況観察で、色々な不具合もあるので、報告書を作成した。
 ゴタゴタしてたら共同研究の企業さんも来て、色々な追加補修作業が続いた。
 ロープを結ぶところがあって、本職は手際よく確実にこなす。やはりプロだ!
 午後は、作業を続けながら、新スタッフとの対応をしながら過ごす。
 さらに、研究方針の相談やら、作業手順の確認やらで、結構忙しい!
=夕方からは、珍しく謝恩会に出かけた。思ったより楽しかったので、やっぱ行こう!
 多分、これで二度と会わない人も多いだろう。まあ、人生そんなものだよね。
 ちょっとセンチになったけど、それよりも頭の中がグルグル状態で忙しい!
 新生DALABの目当てを良く守って、着実に行動していかないとね。

DALAB合宿計画

2006年03月18日 04時30分34秒 | Weblog
折角DALABサーバーあるので、研究室のことはそっちに振ろうと思ったけど、両方に記事を分けるのは面倒なので、こっちに一本化します。カテゴリーは「ブログ版DALAB通信」です。それで、あっちは研究の具体的な内容で、テクニカルな情報を集めることにします。
で、来週は新生DALABの活動が本格始動なのですが、気の早い柴田は次を考えています。単発の小さなイベントはありますが、大掛かりなものとして、夏休みの合宿を考えています。当然、往復の交通費は高専バスを用意して、こちらで負担します。
具体的には、宿泊費を安くして負担を減らし、それで本当の掛け流しの温泉があるところでお勧めは、乗鞍高原のあずみ館というところで、文科省の施設なので学校関係者ならば、1泊2食で6000円ぐらいで何とかなります。つくりは質素で洗面やトイレが部屋に無いですが、安く出来ます。これなら、2泊ぐらいできるでしょ。
あずみ館の詳細はこちら
本当に行きたいのは、施設も良いし温泉もあるしというと、トヨタ白川郷自然学校で、素晴らしい施設です。さすがトヨタが運営するだけあって、部屋も風呂も良いし、食事が最高ですよ。しかしそれだけあって、1泊2日で1万円超は必要になります。あと予約が一杯で相当早く申し込まないといけないです。
トヨタ白川郷自然学校の詳細はこちら
柴田の目算としては、夏休みのどこかで、2泊3日ぐらいで考えています。どうでしょうか?もちろん、DALABに限定せずに広く参加者を募って進めたいです。夏休みだから、某I先生も呼び出そうね。ちゃんと旅行委員とか作って準備しないといけないね。(やり過ぎってか?)
このブログはあまり読まれていないと思いますが、
この「ブログ版DALAB通信」では、DALABスタッフとの、ほぼ公開してよい事項について意見交換したいので、コメントなど是非是非お願いします。

卒業式&謝恩会なのだ

2006年03月18日 04時11分17秒 | Weblog
柴田はへそ曲がりなので、実は、卒業式&謝恩会を無視することが続き、もう5年ぐらい参加していない。5年ぐらい前は、この時期は何かと締切りがあって、本当に時間が取れないことが多かった。その後は暇になったが思うところがあって、ずっと欠席している。で、今年はしばらくぶりに謝恩会だけは参加するようにした。少しは大人になって、態度が軟化したね。
=卒業式について
何か淡々と進むだけで、演出が無さ過ぎると思う。そりゃ、卒業証書授与式なのだから、授与すれば良いのであるが、セレモニーなのだから感動が無いと意味が無いよね。それでいつも思うのは、入場の時に一輪の花をもらうけど、式が全て終わって退場するときに、皆で「ヤッター!」と掛け声と共に、皆で花を放り投げると、とてもカッコ良いと思うのですが、如何でしょうか?防衛大学校の卒業式で、帽子を投げるののパクリなのですが、カッコ良いと思うのです。来年にやるなら、卒業式を見に行っても良いな。
=謝恩会について
思うところあって、ここ5年ぐらい謝恩会は出席していませんでした。理由は2つあって、1:柴田は本当に謝恩されるだけのことをしてきたのか?2:学生は本当に卒業するだけのことをしてきたのか?、です。何か、考えすぎなのかもしれませんが、こう言う気持ちで謝恩会に出ると、場の雰囲気を壊すような発言をしそうなので、自粛してきたのです。でも、段々気持ちに余裕も出来て、全てを許せそうな気持ちになったので、今年度から参加することにしました。とても楽しいひと時で、やっぱり参加してよかったです。