DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

思考停止状態の人々

2005年07月16日 21時19分24秒 | Weblog
柴田は、公での個人攻撃は不毛だと考えているので、あくまで一般論として論述したい。世間一般ではインテリと思われている人の中にも、冷静に考えて、思考停止状態じゃないかと思う人もいる。例えば、ある問題をアンケート調査するとき、数学的統計的に有効な基準とかを無視して、単に仕事のための仕事をしている人がいる。また、ある仕事をする時、経済的な経費と利益を度外視して、単に面子でやっている人がいる。
このような人々は悪気があるわけではなく、率直に、処理能力が足りないのだと思う。多忙な中で、複雑な問題を突きつけられたとき、その人の処理能力のレベルでしが解決策は出せないのだと思う。このような人は、処理能力の不足をごまかすために、環境や他人や運命や、色々な言い訳を持ち出してくる。しかし率直に言って、人それぞれに、ある特定の分野においての処理能力には、個人間で有意の差があることを認めるべきで、これを踏まえた適材適所が不可欠だと思う。
だから、世の中に不幸の多くは、その能力が無いのにその立場にある人、その能力が有るのにその立場がない人、に起こっていると思う。自分は、ある部分は前者で、ある部分は後者ではないかと思う。それが何かは、秘密。

研究日誌H170716

2005年07月16日 20時54分17秒 | 研究室情報
=今日はクラブ関連で時間ばかり使って、研究があまり出来なかった。
=現在開発中のグリッドのシステムが出来て、テストをしているが思った性能が出ない!
=グリッドやクラスタで柴田が経験する最も多いトラブルは、自作ケーブルの不良である。
=たがだか8台構成だが、どれか足を引っ張るマシンがあって、性能が出ない。
=もう1つのグリッドだか、ネットワークの不調なのか、システムが止まっているようだ。
=分散処理に比べて並列処理はとても難しい、努力した割には。。。になることが多い。

特許について「超私的否定論」

2005年07月16日 16時13分33秒 | Weblog
学校でも研究成果を特許にすることが求められているようだ。しかし、柴田は非常に否定的な意見を持っている。まず、誤解を恐れずに言えば、高専のレベルや分野では、価値を持つ特許は千三だと思う。つまり、高専教員1000名に3人ぐらいは、価値を持つ特許が出せるだろうが、その他997名にとっては殆ど関係がない。ただ、これは研究のレベルが低いと言うことだけでなく、特許を争うような分野や業界に居ないと言うだけのこともある。では、研究成果を論文にまとめることはどうかというと、実は似たところがあって、広く学会から引用される論文、さらにインパクトファクターが大きい論文を書ける人も、高専教員では千三だろうと思う。であるが、論文は作るまでは大変だが、その後は学術的業績として、コストをかけずに記録として残るので貴重であり重宝である。しかし、特許は獲得よりも維持に莫大な資金と手間が必要だということを忘れてはいけない。特許にする本当に価値のある研究を出来る研究者は、それは目指せばよいと思うが、少なくとも柴田はそうではない。
研究の価値は、「如何に社会を進歩させたか!」であると思う。つまり、社会を改善する大きな力を持つ研究が価値があるのであり、当然そのような研究は論文としても価値があるし、特許としても価値を生むことだろう。ものには順序と言うものがある。価値のある研究が出来る人は、特許の準備をすればよいと思うが、それは千三である。殆どの研究者にとっては、「身の程知らず」の戯れに過ぎないと思っている。

研究日誌H170715

2005年07月16日 11時01分49秒 | 研究室情報
=展示会で立ちっぱなしで、あまりに疲れて、日誌を書かずに寝てしまった。
(展示会は千三ではないが、沢山話したとしても、有効なのはほんの少ししかない。)
=今回はだれていて、半日しかいながったが、それでも結構収穫があった。
=なんと大学の先輩が近くの某大企業につとめていてグリッドに注目している!
=また大学の同級生が近くで福祉の仕事をしていて共同研究を仲介できそう。
(これを見ると、常々思う「人の縁」は大切だ!!!特にやる気のある人とならば。)
=最近集中していたグリッド開発が、どうやら峠を越えたと思う。学生さん立派!