DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

研究成果について思うこと

2005年07月26日 05時36分01秒 | Weblog
学生らには、研究成果の大きさは、次の公式で決まると良く言う。
  研究成果=時間×能力×努力
すべてはかけ算で決まるので、どれかが半分ならば、成果も半分になる。
個人差でみると、時間は10倍、能力も10倍、努力も10倍、ぐらいは変わるとすると、全体では、1000倍も変わってしまうことになる。極端な話ではないと思う。ある困難な課題に対して、解決できる人と解決できない人が居る。研究成果の差としては、1対0だから、その差は無断大になってしまうことになる。
まあ教育機関なので、過程を大切にしたいと言うが、成果を出せずに過程を評価しろと言う人に限って、大した努力をしていないのが普通で。あまり信用は出来ない。だから、このごろ学生には、逆説的に「努力なんてしなくて良いから、結果を出しなさい」と言うことにしている。因果応報とも言うように、世の中偶然もあるけど、その殆どが、原因があっての結果である。何らかの努力なくしては、何の成果も挙げられないのが、常識である。つまり、努力しなくて良いのではなく、努力するのは当たり前で、ただ結果が出なかったときの努力は不十分だということを認め、更なる努力が必要だということを言いたい。
柴田が最も嫌いな学生のいい訳は、
「大体わかったので、自分なりにやってみたんですが、出来ませんでした」
この言い訳の問題点、
「大体わかった」、という場合には、まず殆ど分かっていない。どこまで分かって、どこから分からないかが判断できないのだから、何も分かっていないのと同じ。
「自分なりに」、という場合には、単なる言い訳で、殆ど努力していないことが多い。十分な努力をしていて、自分の最善を尽くした場合、そんな責任転嫁のようなことは言わない。
「出来ませんでした」、と言うのが一番困る。つまり、期限になって初めて出来ないことが分かるようでは、遅すぎる。無理だと分かったら、期限の前に、時間の余裕を見て、相談すべきで、落としどころを如何に作るかがポイントである。

研究日誌H170725

2005年07月26日 05時11分43秒 | 研究室情報
=今日は1日研究室に居たので、いろいろな作業が進んだ。やはり時間が必要!
=岐阜市のビジネススクールの講師の紹介文書を提出した。まあそれなりに。
=グリッドWの基本的ネットワーク性能の評価を、一応終えた。
(VPN越しだと100Kbpsぐらいの通信性能だった。数値で出ると納得するな)
=自宅からグリッドWへ接続できるようになった。これでいつでも作業が出来るぞ!
(すこし遅れ気味なので、今週で集中的に進めよう!)
=学生の研究指導も時間をかけて行ったら。1日で相当進んだ。やはり時間が必要!
(Fortranのプログラム関連の作業を進めていたが、グリッドで利用できそう)
=こんなときに限って、メインPCが不調になり、いろいろ調整をしていた。