DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

人間に最も大切なのは誇りだと思う

2005年07月14日 23時25分12秒 | Weblog
職場でも色々な人と話をすると、決まって、過去の問題、現在の動揺、未来の不安、と良い話題が挙がることはまずない。否定的に話すことが普通になってしまって、いやに後ろ向きの人生を送っている人たちが多いと思う。私もその仲間であるが。
で、本題ですが、社会を否定し、組織を否定し、過去を否定し、現在を否定し、全てを否定しようとしている人がいても、「あなた自身の未来を否定してはダメだ!」唯一、信じて期待できるのは、「貴方自身の未来」しかないことを心に誓っていたい。これが「誇り」だと思う。
自分は自分なりに誇りを持っていると思うが、誇りは非常に移ろいやすく、誇りのない人間が近くに来ると、すぐに吸い取られてしまう。なので、自分は誇りの無い人が近くに居ることに対しては、非常に困っている。

保存則について

2005年07月14日 20時39分00秒 | Weblog
誤解を恐れずに主張するが、物理学の基本は保存則であると思う。建築構造でいうと、最終的にはつりあい式になるかな。で、様々な物理量の保存則があるが、柴田が主張したいのは「怒り保存則」と「疲れ保存則」である。まず前者は、地球全体の怒り量は普遍で、人の思いに宿ったりや雰囲気のなかに潜んでいるが、個人や組織や国家には閾値があって、この怒り量が超えてしまうと、喧嘩や訴訟や戦争が引き起こされるのだ。で、たぶん、上記3種の存在の総許容量と地球全体の総怒り量はほぼ均衡を保っており、何らかの偏在があるといけない。また、この保存則によって、「怒りの連鎖反応」も容易に起こりうるため、非常に慎重な対応が必要だと思う。と、世界中の人々がそう理解すれば、戦争もなくなるだろう。(理想論だけどね。)後者の疲れ保存則を議論することが出来ないほど、疲れてしまったので、別の機会に。

研究日誌H170714

2005年07月14日 20時30分36秒 | 研究室情報
=今日は開発中のグリッドがほぼ完成したようだ。本当に立派な学生だと思う。
=午後は、展示会の出展に出ていた。あまり本気の人が居ないので、面白くなかった。
=時間が出来たので、PowerBookでも使って色々試してみようと思ったが、少し休みたい。
=別のグリッドの作業は、明日が締め切りなので、やらないと。頑張らねば。
=論文原稿の修正もしないといけなかった。今晩やっておこっと。まあ、どうにかするか。

温度差について

2005年07月14日 05時43分09秒 | Weblog
研究室を運営して、最も大事なのは、当たり前のことではなるが、「1つの目標に向かう組織」を如何に作るかだと思う。一人の人間の能力や活動は限界があるが、これが複数集まった組織となると、目覚しい成果を出すことが出来る。で、研究室はこの種の組織なのであるが、DALABは、お世辞にも1つの目標に向かっているとは言えない。その最大の原因は「温度差」だと思う。
特に高専のように、まだ訓練途中の子供らに、人生を賭けた研究者と同じ意識を持てと言っても無理だとは思うが、自分の高専時代の、知的好奇心に駆り立てられて今から思えば大したことない作業でも、本当に集中してやっていたころと、比較すると雲泥の差がある。
しかし、専攻科ぐらいになると、ある程度覚悟が出来て、パートナーとして信頼できる学生も出てくると、そうすると本当に研究は進み、大きな成果が達成できる。この雰囲気を維持し続けることが、研究室の底力だと思う。