DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

教育と研究はまったく異なるものではないのか

2005年07月08日 07時22分20秒 | Weblog
教育研究について考えてみると、実は、この2つには決定的な違いがあると思う。つまり、教育は他人(多くの場合は年下の子供たち)を成長させるために、自分の時間を費やす活動で、研究は自分を成長させるために、自分の時間を費やす活動だと思う。だから、教育の主役は学生で、研究の主役は研究者ということになる。
なので、自分が主役になりたいと願うものには、教育は合わないし、自分よりも学生の成長を願う人にしか、教育は出来ない。だとすると、自分はあくまで研究者であって、教育者にはなれない。
ここのところを適当にごまかしている昨今の高等教育では、どちらも程々にしかなれず、誰も一流になれない。

研究活動は農業と同じかも

2005年07月08日 07時12分37秒 | Weblog
一応、教育研究職にいるので、研究をやっているが、これは農業と同じなんだと、このごろ強く感じる。と言うのは、連日色々な情報を収集し、研究提案を作成し、動き出した研究開発を進め、成果を出す。まさに、畑を耕し、良い種を植え、水まきの世話をして、実りの時期を迎える。と言うことで、このごろ、相当数の種を植えて、そこそこ良い種だと思うのだが、なかなか芽が出てこない。水が足りないのか?土が固いのか?世話が足りないのか?んーーーん。困った。