卯月の手鏡

小さな手鏡でも、広い世界が映る。

名古屋QUATTROバンドスタイルワンマン

2005年12月17日 | ライブッ!
松が名古屋にやって来るのに・・・、初の名古屋バンドスタイルなのに・・・。
仕事だよ~~~~~~~っ!!
5時まで仕事だよっ!!
仕事を終えてから行ったんじゃ、全然間に合わないよ~~~~。
友達と取ったチケット、3、4、5、6番なのに~~~~~~。



なんとかせねばっ!!



なんとかしたさ!!



午前中2クラス、午後から4クラス。
これを昼休憩無しで、一気にやった。
終わったのは16時。よっしゃ~、良くやった!
猛ダッシュで会場へ駆けつけた。


いよいよ名古屋初のバンドスタイルワンマンの始まり~~~。

ようやくこの日が来た。
関東ではできても、地方となるとショービジネスとして成り立たず見送られてきたバンドスタイルワンマン。
松の目標の一つでもあった名古屋バンドスタイルワンマン!
ついにそれが、目の前で始まった~~~~~。

渋谷O-westでゲスト出演した、イケイケ弦楽器のお姉さん、rush!はいなかったけど、
それでも、最高に楽しませてくれたライブだった。
O-westのように、底抜けに弾ける感じではなかったけど、熱くて暖かいアットホームなライブだった。




今夜の1曲。

     「飛行機雲」

去年4月、ソロになって初めて名古屋TOKUZOでサポート無しのワンマンライブ。
あの頃は、どのライブをとってもそうだけど、ガチガチに緊張していた。
そんな松を、膝の上で拳を握りしめながらハラハラして見ていた。

でも、忘れもしない4月3日。
きっと松自身も、関東中心の活動ばかりでアウェイである名古屋ワンマンは、
楽しみでもあっただろうけど、それ以上に怖かったのだと思う。
緊張しながら夢中で、その時の松が持つ全てをぶつけた名古屋ワンマン。
ラストの曲「飛行機雲」、最後のワンフレーズを歌う時、ピアノの手をとめて
顎を上げ大きく一つ息をついた。

松が一人でやっていく自身を掴み取った瞬間だった。
その一呼吸の間に、色々な想いがよぎったんだろう。


松にとっても、あの日の「飛行機雲」は忘れられないようで、名古屋で歌う時は必ずその時の話をする。

今夜もそうだった。

山のベース、こっじぃのドラム、可久ちゃんと松のツインギターで歌う「飛行機雲」。
今までどの会場で聴いた「飛行機雲」より、パワフルで自信に満ちあふれた「飛行機雲」。
松も最高の笑顔で歌っている。
でも、名古屋で聴くとTOKUZOでの感動を思い出して胸が熱くなる。
他の会場で聴くとそうでもないのに・・・。

松にとってもそうなんだろう。
渋谷でも神戸でもセットリストには入っていなかった。
松が一人でやっていく事を決めた曲、名古屋だから歌ってくれた曲。

「飛行機雲」