このBSM(Bridgestone=BS. Moulton)はもともと一番欲しかった自転車なのでした。小径車が欲しくなっていろいろ物色していたところコイツが目にとまり、ものすごく気になっておりましたが、ま、ロードバイク買っといた方が無難(速いし楽だし)と思ってGIOSのクロモリモデルFELLEOを購入したというのが経緯。
そのFELLEOは当時シマノの105をメインパーツとして使用していましたが、昨年秋ごろ上級モデルのアルテグラに全部交換いたしました。当然105は余っちゃったわけで、これをなんとかしようと2台目のバイクを購入する意欲がふつふつと沸き上がり、かつての憧れ、BSMのフレームを購入し、105をインストールしたというわけです。
つまりBSMを買うにあたっては
「遊休資産の活用」
という実にもっともらしい大義名分があったわけなのです。
ところがこのBSM、もともと前後ハブとブレーキにアルテグラが装備されていまして、
さらにこないだスプロケもアルテのワイドレシオ(11-28)に交換しちゃったもので、
なーんだあとディレイラとSTIをアルテにしちゃえば
ほぼ(62Tのチェーンリングはさすがにアルテにはありませんから)フルアルテ完成じゃん?
という妙な気を起こしはじめ部品を注文。本日めでたく最後のパーツ、STIレバーが
瀧川師匠の手によって装着されたのでした。
それに合わせてバーテープも赤から黒に変更。これによって特徴あるF型フレームがより引きたって見えます。
うーん、なかなか精悍だぞ~。
なんと言ってもシフトケーブルがハンドルに添わせるカタチになったというのが一番の魅力。
ハンドル回りが本当にスッキリしました。ちなみに105も今年のモデルからこのタイプに変更されましたね。
ただアルテはSTIのグリップが105よりも若干長いので、少し前傾が深くなってしまいます。
今までのポジションが本当にしっくりきてたのでそこんとこが残念です。
一方旧105は小さめのグリップを上から握るイメージだったんですが
アルテグラはぶっといグリップをどちらかというと横からガバっと持つというイメージでして
結果「かかり」が良くなって加速も楽になりました。
グリップの形状いかんで走りも変わるもんですね。
シフトのタッチは105に比べるとはるかに短いストロークで小気味よく決まります。この辺が値段の差なんかな。
特にトリプル併用の105と較べるとフロントは雲泥の差。用もないのにかちゃかちゃしたくなってしまいます。
というわけで、BSMのアルテ化は完了。もうさすがにいじらないでしょう。たぶん。
一段と速そうになりましたですね。
大きな所で言えばホイールがまだですし。( ´艸`)ププッ