チューブラ輪日記

プライベートにお仕事
カープに自転車などあれやこれや。

取材行ってきました。

2010-05-05 18:44:21 | 日曜銀輪倶楽部

GW最終日、こんなに条件の良い日はしばらくないかも知れんと思い、『おはようラジオ』終了後取材に出かけました。取材ったってまあサイクリングなんですけどね。遊びのような仕事のような・・・。先日の中国新聞で、棚田百選に選ばれたあの「井仁の棚田」で田植えは始まったと知り、これはゼヒ行かねばと思い立ったわけです。


朝9時15分ごろ、RCCを北に向け出発(ということはきょうの『おはラジ』はレーパン、サイクルジャージでやってたわけです)。太田川沿いに北上し、まずは旧豊平町をめざします。



廃線となった可部線の駅。鯉のぼりが泳いでました。



太田川左岸をどんどん遡っていきます。絶好のサイクリング日和でしたねー。



通称鈴張街道を豊平方面へ。ほとんど上り。



出発して26キロを2時間余り、「豊平どんぐり村」で休憩。豊平在住のTEAM KENTAメンバー「かめちゃん」を呼び出しました。左のバイクが彼のです。フレームは昔乗ってたZUNOU。いい味出してます。棚田見に行こうと誘ったんですが病み上がりとのことで丁重に辞退。治ったらゼヒ行きましょう。


「むさし」で軽くざるそば食べて12時半ごろ出発。



ちなみに今日は輸入古着のジャージに青のレーパン、青のメット。青系でまとめてみました。じゃけ青いチームに負けたのね。赤にしとけばよかった~。



R433旧道、通称「十文字峠」の豊平側入り口。ここから狭い1車線が続きます。が、車は少なくて走りやすかったですね。斜度はそんなにきつくありません。ただし逆の加計側からは長い上りがありますし、結構急だと思います。こんどはゼヒ加計側からチャレンジしてみよう。



ちゃんと開いてました。おなじみ「よしお」。ご主人に「朝の番組にかわったんですね」と言われました。いつも聞いていただいてるみたいで、ありがとうございます。きょうもローディーさんが結構来られたとのこと。ただし僕の出発が遅かったからか、きょうは数人しかすれ違いませんでした。



羽根を落とさないおなじみパリパリの鯛焼き。井仁への上りのエネルギー源ですな。


加計からR191を戸河内方面へ走り、そのまま吉和方面へ上がりますと、わりとすぐ分岐があります。



自転車の速度だとまず大丈夫でしょうが、車だと結構見落とす人もいるそうです。左側へと入っていきます。古い橋を渡り、ほぼUターンに近い角度でさらに上っていきます。右に左にうねる急斜面。ちなみにこの表示から3キロとありますが、実際はもう少しありました。


峠の頂上にトンネルがあり、そこを抜けると…、



きたぁ~っ。ついに会えたぜ井仁の棚田。ここでは田植えが始まったばかり。田に水が張られ、それが鏡のように空を映すのは今の時期ならではですね。ただやはり後継者不足なのでしょうか、写真より上方の田んぼは耕作放棄地となっていました。斜めに下りるあぜ道を通って向こう側へ抜けようと思ったら、出口に柵がしてありました。害獣よけだそうで、おかげでまた急斜面を上るはめになりました。小径車でよかったと思った瞬間。基本的に農家の方ための道なので、立ち入らない方がよかったかもしれませんね。反省。



それにしてもちっこいくせによー走るわ。え?いや私じゃなくてBSM。ここまで豊平どんぐり村を出ておよそ1時間50分、トータル74キロ。


こうして目的は達したのであとはどこを通って帰るか。ここまで来た道をさらに進むとR191に出ることができます。広島に帰るにはそれが最短ルート、なのですがMっけたっぷりの大先生はあえてこの道を引き返し、吉和まわりで帰ることにしました。この筒賀から吉和への道、逆を下ったことはありますが上るのは初めて。今まで私が経験した最もきつい「精神的激坂」と断言いたします。右に左におねおねと上ること15キロ。景色もあんまり変化がなくて飽きてしまいました。斜度はそんなにないんですけどね。やっぱキツイけど面白い坂こそが「激坂」の称号に値するのでありましょう。



3時40分、「もみのき森林公園」入り口のコンビニでたまらず「おつかれさん、俺」してるとこ。ビール風飲料がコンビニで手に入るようになったのは嬉しいですね~。ビールと較べるとそりゃ物足りないところはあるでしょうが、「苦味清涼飲料」としては良い出来だと思うのです。でも「フリー」より「休む日の…」のほうが本当は好き。残念ながら売ってませんでした。ここまで95キロ。


あとは下り、なんだけどその前に8キロほどまた上り。飯山の峠を越えたときは思わず「ざまーみろく○ったれ」と口に出してしまいました。この上りも結構退屈なんですよね。吉和方面はやはり佐伯から上る方がずっと楽しいっすね。でも新緑の中いい汗かきました。


あとは例によって旧西国街道、宮島街道と走って無事帰宅。



トータル146キロでした。ちなみにICレコーダ付けて走りましたので、大先生のあえぎあえぎのレポートなど、次回「日銀」でお届けしましょう。お楽しみに~。


あ、引き続きお便りお待ちしてますね。特にGWのサイクリング体験談などゼヒお願いします。


radio@rcc.net 「日曜銀輪倶楽部」あてお願いいたします。


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27 コメント

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いよっ!クライマーですなぁ。 (坪井でがんす)
2010-05-05 21:58:09
 鈴張からどんぐり村、そして井仁の棚田までとなればじわじわと足にに効いてくるるーとですよねぇ。でも、楽しそうじゃぁ、ただでさえ美味い“よしお”のたい焼きも、御褒美とあらば至極の味でしょう。

 今度は大朝方面に行かれて、温泉でひと汗流されてのんびりと帰られるのも良いかもです。あと、加計からの帰り道に湯来方面に行かれて“湯の山温泉”で一息つくのも一考です。
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青≪赤 (R.deN.)
2010-05-05 22:06:41
今日は気持良い天気でしたね。

私も昨年井仁の棚田へ収穫時期にヒルクライムしました。
広島にツーリング仲間のいないロンリー者ですが、福山に1人誘ってくれる人がいまして、その方が是非一度棚田百選を見に行きたいとの事で安佐北区上深川で合流して一緒に登頂しました。大先生とは逆側からの登頂で結構激坂でしたよ。ただ自然たっぷりでキツかったけどなぜか嬉しくなりました。(これもM男?)
ただひたすら山道を登り続け…そして棚田が目の前に広がって時にはマチュピチュの様な天空のそれでした!(イメージですが感動です!!)
今回大先生の登った反対側は下っただけでしたがそちらも激坂だったような…、但し大先生の凄いのはその後に吉和の峠を越えるとは?!参りました。

あっ!!実はその福山の先輩は年頃は大先生と同じぐらいですが、なんと福山市内から自走で上深川まで来て帰りは上深川で別れそのまま福山のご自宅まで帰られたそうです、何と300㌔だったそうです。
自転車を愛する40代は化け物ばかりですね、今度その先輩から激坂談義仕入れて置きます。

だけど青色は無しですよ!!特に昨日の今日だけは!!
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GW (るさき)
2010-05-05 23:45:45
自転車三昧でした。
特に、2日の日は大先生と真逆のコース。
3,4,5日と3連続練習会。
4日の日は、羅漢道の駅から、峠の頂上までTT。
本日は、23日の広島県ロードのチームTTのための、先頭交替練習。
4日間で、477kmの走破でした。
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すげぇー (山口のぴゅんぴゅん)
2010-05-06 06:00:36
ミニベロで146キロですか。
すごすぎ。
私はまだロードでも100キロ位が
リミットです。
GW中に200キロ走った!って思ってましたが。
やっぱり凄い人は桁が違いますね。
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棚田は口実ですな・・・ (KRK)
2010-05-06 13:56:28
どんぐり村とかたい焼きとか・・・
井仁の棚田は口実みたいですね。

こどもの日は平均年齢50歳じゃなかろうか?
というメンバーで福富町の山へMTB担ぎ上げてました。

見ていない時にまもさん前転して肋骨痛めたみたいですが・・・楽しかった。
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坪井様 (大先生)
2010-05-06 18:08:33
温泉なら輪行に限りですね。また汗かいちゃうから。
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R.deN.様 (大先生)
2010-05-06 18:15:53
下から見上げるというのも感動ですよね。広島の農や民俗に多くの著書を残す神田三亀男さん(TSSの神田アナウンサーのお父さん)が『女人天耕』という本をお書きになってます。瀬戸内の島の段々畑は下から見上げると天に至るまで耕しているようだという意味とご本人から伺いました。まさにそんな風景ですね。
吉和の上りはですねー、途中で湯来に折れればよかったなと半分悔やみました。でも一度征服しておきたかった坂なんですよ。今回下った十文字峠は近いうちにゼヒ加計側から走破いたします。もちBSMで
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るさき様 (大先生)
2010-05-06 18:26:03
棚田へ行こうってのが中国新聞の記事と、あと先日頂いたコメントが動機なのでした。ありがとうございました。スパ羅漢のとこから飯山峠頂上までどのくらいのタイムなんですか?もちろん勝負しようとはこれっぽッちも思ってはおりませんが後学のため。僕は「遠くへ」がモットーなのですが「速く」を目指すサイクリストは本当にスゴイと思います。広島県サイクルロードレース、健闘を祈ります。
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ぴゅんぴゅん様 (大先生)
2010-05-06 18:31:51
いやいや、ロードならいずれ150キロ程度は屁でもなくなりますって。ただBSMがいくら出来が良かったとしても小径車でこれだけ走れるのは正直想定外でした。せいぜい100キロまでかなとタカをくくっていたのですが。僕の体型や走り方との相性がよかったとしか言いようがないですね。
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恥ずかしくて・・・ (るさき)
2010-05-06 18:58:59
お話できるタイムではありません^^;
ちなみに、選手は時速30kmくらいで登ってきます。
わたしも、基本的には「遠くへ」派です^^
同じ遠くでも、ステージレースのように、より速く遠くへを目指しています。
年甲斐もなくといわれてますが。。。^^;
例えば、時速30kmで200km走るとか。
そんなのを目指しています。
県ロードは、速いにこしたことはありませんが、より美しい先頭交代を目指します(^^)
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