多摩の神社準備室

偽神道家「掃部助」と申します。
旧武蔵国多摩郡の神社を紹介していきます。
一日一社紹介予定!

杉並区の神社概略

2012年12月01日 | 神社
杉並区の神社概略

杉並区は江戸時代以前には20村に別れ多摩郡に属していた。

明治になって東多摩郡に属し、
明治29年(1896)豊島郡と合併して豊多摩郡の一部となった。

よって広い意味での多摩ととらえ、番外編として紹介する。

なお、杉並区の村の鎮守級の神社には、教育委員会による詳細な説明版があり、
多くはそれに従って記した。


杉並区はこれにて終了。

次回より中野区の神社を紹介予定!

杉並区西部の神社概略

2012年12月01日 | 神社
杉並区西部の神社概略

杉並区西部は、旧井荻町・高井戸町に相当する。

井荻町は江戸時代の上下井草村と荻窪村、天沼村に当たる。

井草村は駿河の戦国大名、今川義元の末裔が江戸時代に領地としており、
天沼村は赤坂山王社の領地であった。

高井戸町は、甲州道中2番目宿場町、高井戸宿として栄えた。

杉並区「善福寺稲荷神社」

2012年12月01日 | 神社
善福寺稲荷神社 

鎮座地 善福寺4-7

祭神 稲荷大伸(いなりのおおかみ)

旧格式 なし  

別当寺 中道寺

例大祭 2月初午

解説 
創建年不明。
宝永6年(1709)の再建という。

摂社に香取社と御嶽社があるが、
御嶽社は明治初年、境内の大杉を伐採したところ村に災いがあり、
祟りを鎮めるために祀ったという。

昭和12年(1937)井草八幡宮に合祀されたが、
現在でも善福寺講中32家で祭祀を行っている。