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多摩の神社準備室

偽神道家「掃部助」と申します。
旧武蔵国多摩郡の神社を紹介していきます。
一日一社紹介予定!

杉並区「馬橋稲荷神社」

2012年10月18日 | 神社
馬橋稲荷神社 

鎮座地 阿佐ヶ谷南2-4

祭神 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
    大麻等能豆神(おおまとのつのかみ)

旧格式 村社  

別当寺 福泉寺

例大祭 9月第二日曜

解説 
馬橋村の鎮守。

鎌倉時代の創建という。

「武州多摩郡馬橋村寅御縄打帳」という史料に延宝2年(1674)
「いなり明神社内福仙寺」の記述があり、当時から祀られていた事が分かる。

天保3年(1832)大谷佐六ら氏子53人が資金を拠出して、
京都神祇伯王白川家より「正一位足保稲荷大明神」の神号を賜った。

明治40年(1907)村内の御嶽神社・白山神社・天神社・水神社が合祀されたため
「五社神社」とも言われるようになった。

昭和40年(1965)住居標示の改正で馬橋の地名は消滅してしまったが、
当社は馬橋の名を残すため社名を「馬橋稲荷神社」と改めた。

ホームページ http://www.mabashiinari.org/


馬橋稲荷神社、石造大鳥居



昇龍・降龍が彫られた大鳥居。

昭和7年(1932)馬橋の関口林之助によって奉納された。

港区の品川神社の鳥居を模したもの。

高円寺にも同様の鳥居があり、品川神社と合わせて東京3鳥居という。


馬橋稲荷神社、随神門



昭和50年(1975)遷座700年を記念して建てられた。

天井から吊るされた鈴は直径75センチメートル、
都内最大の大きさで「開運の大鈴」といわれている。