大工風の道

仮設住宅ってわけでもないけれど、
ま、しばらくここで様子みようっと。

ヒヤヒヤ冷やし中か…

2006年08月31日 | 見聞録
朝から自治会の書類を会長宅へ持っていってから、菰野のM田宅に向かった。
代車(そのまま今後私が使うことになる)の軽バンで。

ついたのは昼前になってしまい、結局お昼はM田氏が冷やし中華をつくってくれたのでいただいた。しかもマヨネーズかけの。
各地方の人はどう思うかしらないけれど、この地方では冷やし中華にマヨネーズをかけるのが普通になっている。
(M田さんごちそうさま)

さて食後、しばし談笑していたら、金属音と、直後に子どもの悲鳴。
「ものをひっくり返して子どもが泣いたのだろう」くらいにしか思っていなかった。

「さあ行くよ、ありがとう」と表にでて驚いた。
救急車と大きなトラックと乗用車が駐車場の前を塞いで出られない…。

小学2~3年?くらいの子どもが担架で救急車にに乗せられるところだった。

はああん、さっきの音は…。
しまった、無視してかわいそうなことをしてしまった。

横断歩道上に(となりの交差点の)信号待ちで停止した大型車のうしろを横断しようと自転車でとびだし、対向のこのトラックに巻き込まれたそうだ。
「絶対死んだとおもったんです…泣き声がした瞬間、よかったぁ!と…」。
気のよさそうな運転手さん、厄年だそうだ。
救急車が出て行ってから、げっそり疲れていた。

トラックのバンパーの下に巻き込まれたにもかかわらず、外傷はすり傷程度。
ただ、頭が痛いというらしく、それだけが気がかり。
すぐとなりの信号交差点を曲がってきたばかりで速度は出てなかったのがよかった。

さて私は「警察来るまで待ってます」という運転手とM田氏に見送られて出発。

「かもしれない」…「かもしれない」…。
一昨日のお礼を届けに、名古屋の整備工場へ向かう道中、いつになくヒヤヒヤしながら運転したことはいうまでもない。

とくに横断歩道付近で、対向車線が渋滞しているときは徐行!
これ、案外みなさん、忘れてませんか??




一歩前へ

2006年08月30日 | 見聞録

たしかに多少は凹んでいるが、案外ケロッとしている。
トラックが燃えたことよりも、みなさんが助けてくれた嬉しさのほうが勝っている。

M田宅で、仮眠をして、朝、彼の自動車が車検なので、車屋さんまでの回送を手伝い、電車で自宅に向うことになった。
彼に送ってもらった近鉄湯ノ山線の桜駅。

「一歩前へ」

いいこと書いてあるじゃん。
そう一歩前へ進んでいけばいいんだよ~!













ただ書いてある場所がこんなところだけどね。



気がついた時は、火のついた車に乗っていた

2006年08月29日 | 不思議
まさかこれが現実になろうとは。
「火のついた車」と「火の車」とは違う。
全然違う。


名古屋からの帰り、私のトラックが燃えた。
本当の話だ。
本当に私のトラックのエンジン付近から炎があがった。

もっとも初期消火で、大事にはいたらなかったが、コレがもしも…なんて考えるとゾッとする。

ことの顛末はこうだ

三重の自宅へ向かうべく私はトラックを運転していた。
寄り道したため、多少経路が違うだけで、いつもとなんら変わりなかった。

ところが白い煙を噴出したかとおもうと、しばらくしてエンジン停止。
なんとか、田んぼの真ん中、農道へ停めて、
「さてどうしたものか」と思案していたときに、火が付いているのを確認した。

原因は、オイルの蓋が吹っ飛んでて、そこからもれたオイルに引火か。
ただそれ以上のことはまだわからないので、いま詳しくは話せない。
ひたすら軽率だったと反省する。

たまたま近くにあった自動車整備工場のスタッフがこの日に限って飲んでいて、消火器で数分後には消し止めてくれた。
普段ならもう寝てたかもって。

たまたま富山遠征からこの日この時間に三重へ向かっていたのが大工仲間のM田氏。
運良く彼のトラックで一旦荷物ともども彼の家まで。
(M田さんありがとう)

それにしても大事にいたらずよかった。


コレが名古屋の街中で、気付くのが遅かったら、間違いなく翌朝刊に写真入りで出てたに違いない。
私の顔写真と共に。

生きていてよかった。

みなさん、本当にどんなことが起こるかなんて予想もつきません。
車の整備点検は怠らずに…(つくづく)。


消火にあたってくれたみなさん、本当にありがとうございました。

今日のところはこのあたりで…。
また後日結末を。




人生… etc.(エトセトラ)

2006年08月28日 | 文化

世の中便利になってくればくるほど、それについていくのに必死でもがくのは、私たち自営業の「をぢさん」たち。
そんなん関係ないよ…なんて言っていたら誰も相手にしてくれなくなってしまう。
携帯電話のときがそうだった。
その前はポケベル、ファクシミリ、…etc.
そう、そしてその「etc」たるものが現れた。
高速道路の料金所で、私は人生「はみ出しもん」だからって、「その他(etc.)」のレーンに入ったら迷惑行為である。
さて、仲間の話を聞いていたら、このシステムの「割引制度」を利用しない手はないことがわかった。

深夜割引…
どれだけの距離を走ろうが、とにかく深夜の時間帯に高速道路上に居れば、3割引。

通勤時間割引…
100キロまでなら、なんと半額!

あとマイレージ割引(ハイウエイカード相当のポイントバック)や、ネクスコ3社以外の道路にも独自の割引制度があったりと。

というわけで、先日ETC車載器なるものを、近所のオー○バックスさんで取り付けてもらった。
コレ自体はトラックの24ボルト電源に合う一番安いの…ということで1万3000円くらいだった。
で取り付け費と設定費が必要になる。
設定費は、ETCの道路側の機械が「普通車だよ」ってことを読み取るために、車載器側から情報を発信するために設定する費用。
どうやって設定するのかと思ったら、車検証を見てその情報を機械に打ち込み、それを一枚の「設定カード」なるものに一旦移す。
その「設定カード」を取り付けた車載器に入れれば、わずか十数秒で設定完了。
いやいや、すごいもんだ。
そして「9月までに先着○名さまなのですが、8000円分のポイントがバックするキャンペーンやってますのでお早めにコレを送ってください」。



急遽静岡まで車で出かけることになったので、とりあえずカードを仲間に借りて、割引を実感した。
みえ川越インターから静岡の三ケ日インターまでが100キロ未満なので、通勤時間割引の時間帯になんとか乗って、半額の1650円。安い!
実はこのまま沼津インターまで走るのだが、一旦料金所を出る必要がある。
100キロを超えてしまうと割引が利かないのだ。
わずか1分足らずの遠回りで通しで乗るより1500円ほど安くなった。

さてさて、ココまでが先週のこと。

自分のカードもつくる必要があるので、即時発行してくれる店を訪ねる。
オート○ックスさんのH店にその機械がありますよと近所の支店で教えてもらってたので、早速行ってみた。
ここの店員さんのまた手際のいいこと。
あれよあれよというまに、クレジットカード会社の審査からETCカードの発行まで終わってしまった。クレジットカード自前ならもうひとつ早いはずだが、5000円分のキャッシュバックのキャンペーン中なので、これで前の8000円と合わせて大体車載器分がタダってわけだ。


さてこれで晴れてETC族の仲間入りをしたのだが、一つだけ気になることがある。
交差点でアイドリングストップして、エンジンをかけるたびに、
「ピピピ、…ピーーー!。カードヲカクニンシマシタ。」
どうしたもんか…うっとうしくて仕方ない。
音を消したら忘れてしまいそうだしなあ。




気がついた時は…

2006年08月27日 | 休日

さっこさんにお勧めいただいた本が届いたと、書店に勤める友人からメールをもらったので、先日、店まで足を運んで買ってきていた。

「気がついた時は火のついたベッドに寝ていた」(集英社、ロバートフルガム著)

昨日未明まで半徹夜で東の方へ出かけていたので昨日は睡眠不足のまま奉仕作業と呼ばれる半強制労働にかり出され、またまた草刈。
田舎の学校の奉仕作業は、チェーンソーとく草刈器が大活躍する。

おかげで昨夜は熟睡してしまい、今朝は比較的早く目が覚めた。
雲も多く、すっかり猛暑とは縁遠い窓際に寝転がり、ページをめくる。
なにか引っかかると思いながらも、一気に半分ほど読み進む。


なかなか読む暇がなかったから。


余談だけど、昨日は草刈器の燃料として「ガソリン」が用意してあり、
「ガソリン??混合ではないのですか?」と聞くと、
「あ、混合はこの缶です。ガソリンはあのマシン用です」と。
なるほどホンダのマシンは燃料が「ガソリン」なんだ…。
「音も静かですよ…」って。
因みに私のマシンはマキタ製、ここが大工らしいところ。


さて、その本だが、ほとんどが数ページの短編エッセイの集大成。
読み進んで思うに、自分自身が、この屁理屈オヤジ(著者)に共感することが多いのではないかと。
いや、むしろ、自分が思っていることを「ずばり」言ってくれているようなところが多い。
なにかしら、彼に親近感をもってしまった。
たまにこんな日曜もいいなあ。

明日からまた忙しくなるかな?
ところで、明日入れていくガソリン代、残ってたっけな?
あ、やばい。
昨日の草刈器の燃料、くすねとけばよかったな。いっぱい余ってたし。

まあなんとかなるさ。
何年かしたら自分もエッセイ集だそうかな(笑)。
タイトルは「気がついた時は財布の中身は火の車だった」。
売れんだろうな…。

ああ、金欲しい。