大工風の道

仮設住宅ってわけでもないけれど、
ま、しばらくここで様子みようっと。

大瀬崎の大白槙

2008年07月06日 | 大きな木
7月6日(日)。
久々の人間らしい休日を過ごした。

ちょいと前のことになるけれど、大木シリーズといふことで書き留めておきたい場所があったので。

一ヶ月前の6月7日、前日に東京へ行った帰りに静岡の友人のところに泊まって、仕事を手伝った合間に、少し足を伸ばして出かけたのがこの大瀬崎。




スキューバダイビングをする人ならばきっと知っているだろうけれど、ここは水の透明度が高くって有名らしい。
なるほど、まるで脱皮したかのような「殻」と潜水人でごったがえしていた。




海岸沿いをずっと歩いていくと神社があって、その先に三方を海に囲まれた「小さな半島」の一番端っこに、どういうわけか真水の「神池」があって鯉がいっぱいモノほしそうにたむろしていた。




池を回り込んで岬の先にいくと、樹齢1500年かといわれるビャクシンの木が堂々とそびえたっていた。
ビャクシンは「白槙」などいろんな漢字が当てられていて、よく庭木にある「カイヅカイブキ」の仲間だとか。




「コレほしいな…」
おいおい、Kさん、勝手に持ってったらいけませんよ~。


大瀬崎は、このビャクシンの1000年以上の大木が何本も群生しているという、不思議な岬であった…。

(静岡県沼津市にて)




大銀杏

2008年04月28日 | 大きな木
前の日記のつづき)

鈴鹿の大樟は、田んぼの真ん中に堂々と立っているけれど、ここで見つけたイチョウは、山の斜面の集落の片隅に。




今はあおあおとしてて、訪れる人もまばらだけど、秋はすごい人なんだろうな。




こぶのようなのがぶら下がっている…。




辺りをすっかり覆いつくす木陰。




落ちた花で、埋め尽くされた地面。
静かな田舎。

地理的にも近いのか、紀伊半島って、なんか四国と雰囲気が似ているなあと思うのであった。

(和歌山県田辺市にて)




長太の大樟

2005年10月25日 | 大きな木
(なごのおおくす)

自分の仕事の段取りの都合で、数日ぽっかり穴があいたとき、仲間がいつでも手伝いにきてくれと待っててくれるのは、とても有難いことだ。
今週は、そんな訳で、先日雨の中棟上した。U原邸に通うこととなった。

さて、この現場の近くにあるのが、この大樟(おおくす)で、一度近くから見てみたいと思っていたので、仕事の合間に立ち寄ってみた。



樹齢は約1000年といわれ、枝ぶりは直径30mを超える巨木。
真下に立つと、「あれ?木が無い」と一瞬錯覚するほど、でかい木なのだ。




伊勢湾台風などで、かなりダメージを受け、少し弱々しくなったと地元の人は言うが、田んぼの中にそびえたつその姿にはホレボレする。
とにかくでかい!

鈴鹿にお越しの節は、一度訪れてみる価値あり。