大工風の道

仮設住宅ってわけでもないけれど、
ま、しばらくここで様子みようっと。

ムーンライトで「ながら族」

2008年11月13日 | 日記

夜行列車。
3年ほど乗ってないな。
まして、ひとりで乗るのは実に久しぶり…。
名古屋駅で列車を待ってると、記憶がいろいろよみがえってくるのだ。

よく「ちくま号」や「くろよん号」なんかで、出かけたなあ。
あのころは、こんなビルはなかったよな。

11月13日。
旧暦10月14日の夜。
満月でも見ながら時間をつぶす。
(広角レンズなので歪んでるけれど、月は実際はほとんど真ん丸です)

列車到着。
乗り込む。


豊橋あたりまでは、通勤らしき人が最終列車として利用するようだけれど、平日、しかも、青春18切符の使用できない期間なので、人影もまばらな車内。

窓に寄ればほとんど真上にお月さん。
忍ばせておいたビールでも飲みながら月見。






この列車は、特急型の車両を使っていて、どうも身延線のふじかわ号と使いまわしらしい。
本来全車指定席なので、ひとり一つの椅子でリクライニングで…となるのだけれど、ここまでガラガラだと、昔ながらの夜行列車のノリで、こんなのをやってみた。

特急用はこんなのを想定してないのでか、昔のボックス席よりも寝にくい。
でもこの姿勢が夜行の醍醐味。
時々体の向きを変えながらうたた寝。
沼津には未明の3時過ぎに到着。
とりあえず改札をでる。

タクシー乗り場の前に忘れられた靴。

酔っ払いか、土禁のため脱いだのか…。

駅前を散歩しながら夜明けを待つ。



沼津駅で発車を待つ「ムーンライトながら号」。
満月の夜は更け、しかしこの季節の夜明けは遅く、まだまだ夜は続くのだ。
訳わからん(?)今回の旅は始まったばかり。
(つづく)