大工風の道

仮設住宅ってわけでもないけれど、
ま、しばらくここで様子みようっと。

大工風でない生き方

2007年08月31日 | 文化
フロントガラスの下で天日(?)干ししているアオサ。
これが結構いいおやつなのだ。
ミネラル豊富で、夏ばて防止になる…(のかな?)。




雨も降ったので、そんなに気温も上がらずだったけど、午後から自分の現場に戻ったので、やはり夕方は海にドボン。
午前中の屋根工事で、ドロドロになってたので気持ちいい。
今日は真北からやや大きな波が斜めに浜に打ち寄せる。


もちろんアオサも少し採って。






夜、和歌山の左官、K氏が、竹をとりに来た。
今、三重に来ているのでということだが、ウチは竹材屋か~?(笑)
なんでも、宿題で、厚貫(分厚い貫)の壁に編む竹小舞(えつり)の実験体を作るのだとか。
割り竹をいくらかと、ウチに生えてる芽竹を何本か持っていった。
明日が楽しみ~。



限界

2007年08月30日 | 文化
手伝いにやってきたのは、古民家の屋根の葺き替え工事。
建物自体は推測で70~80年くらいかな?
しかし、この時代は、他から持ってきた材料の使いまわしや、移築も多く、本当の家の年齢は不明。一番古い材料はおそらく200年以上前のものもあるだろうと思う。

残暑長引く炎天下の作業。
屋根の勾配も2階部分はかなり急。
約5寸7分勾配。
(57/100勾配)

これが普通の足袋などで歩ける限界に近い角度。
これを超えると足場が必要だ。
また瓦ふきにも金物(釘など)が必要になる。
(最近の多くはいずれにせよ釘やビスでとめるが)

面白いことに、伊勢地方では、この勾配の屋根が多く、よく考えたら三角関数でtan(タンジェント)30°は「1/√3=5.7735…」。
つまり、ほぼ30度の勾配なんだ。




意図的か、偶然か、見慣れているせいかもしれないが、この勾配の瓦屋根がとても綺麗に見えて好きだ。
しかし、ちょいと鋸クズなどがあるだけで、ツルツル~と軒先まで滑っていってしまうので要注意。
たえず、クズを吹き飛ばしながらの作業であった。

(三重県津市にて)



「延べ22穀米」

2007年08月29日 | 屁理屈と愚痴

小袋の「16穀米」と「5穀米」と書いてある雑穀たちを、H本君が持ってきた発芽玄米と、N井氏が持ってきた5分つき米にブレンドして炊いてみた。
(今日は「玄米」ではないのだ~!)

やった、米もいれて全部で22穀米だ!


と喜んだが、よく考えると、「5穀米」の中身すべて、もちきび、など、「16穀米」のに含まれてた。

だから「“延べ”22穀米」。



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今日の伊勢湾

夕方は涼しくなった。
アオサもいっぱいで、やや水が濁っている。
やはり満潮。
ちょいと沖へ行くと足が足らない。
仕事あがりに無理は禁物、浅瀬で軽くカラダをほぐすくらい。
日の暮れが早くなったなあ。



色即是空~「月なき夜のTPO」

2007年08月28日 | 文化
今日は、海に浸からずに地元に戻り、H本君と、近所のT橋建築工房の作業場へ。

来月棟上予定の家の刻みが、着々(?)追い込み中。

しかし、T橋さん…。
夜の残業の供(友?)に、このBGMだけはやめたほうがいいな。

「般若心経・・・」

ハラソウギャーテーボジソワカハンニャシンギョ~…。

ゴ~ん。

(合掌)



誰もいない海…

2007年08月27日 | 見聞録
昨夜、またまた夜更かししてしまった。
近所の家具職人の、Y田氏宅での脳了解…、いや納涼会。

主催者無視して大騒ぎしちゃったな。
Y田さんごめんね。当分出入り禁止かな?(笑)





さて、そのまま工房の床にごろ寝したので、朝はそこから直接現場へ。
もう稲刈りが始まっている伊勢地方なのであった。

すっかり秋を感じる朝夕。
でも昼間、結構暑いんだ。





今日の伊勢湾

「♪今は~もう秋~」ってか…。

大潮の満潮か…。
明日満月なんだな特別の…。