大工風の道

仮設住宅ってわけでもないけれど、
ま、しばらくここで様子みようっと。

スーパーバトルへの道/後編(「しろくまラーメン」PART 7)

2007年06月30日 | しろくま
★前編から読んでください★(昨日の記事)

昨日に引き続き、今日も、亀山市で「ヒロポン」さんの現場、床のリフォームのお手伝い。
どうも昨日午後は暑(熱)くてたまらなかった。

「で、今日の昼飯…どうします?」ヒロポン氏に尋ねる。
「今日こそはスーパーバトル!行きますよ!!」と頼もしい返事。
今日は通称ビギンのF谷氏(あるいはパパイヤS木)は居ないので2人で坂の下のラーメン屋さんまで。


そう、昨日と同じ「白熊」というラーメン屋さん。
向かう車の中で、「なにかこの緊張感というかドキドキ感、覚えがある」と話して、その数秒後2人でハモった。

「ジェットコースター!」

ヒロポン氏と私は勇気を出して「スーパーバトル」のセットを注文した。
ラーメンと、おかずと、ご飯とタクワン。
カライ!ものすごい辛(から)さ…。いや辛いというより痛い。
汗が吹き出る。
あまりの辛さを中和しようと飯を半分おかわりしたのだが、飯の味もわからず、むしろそれを口の中に入れても痛い。
きっと訴訟社会のアメリカだったら裁判になるんじゃないかと思うほど強烈だった。
おそらく「COCO○番屋の5辛」以上だ。

注文前におねえさんに「どのくらい辛いのですか?」と聞いたら、「バトルの倍くらいかな?」と言ったので甘くみていた。



しかし参りました。完全に負けました。ご馳走様でした。
一応完食しましたよ2人とも。

昼のバトルは終わった。
しかしこの後夕方まで2人の腹のなかで激しいバトルが繰り広げられた。



★おわり★(写真、7/2追加)





スーパーバトルへの道/前編(「しろくまラーメン」PART 6)

2007年06月29日 | しろくま
亀山市、国道306号と旧1号線の立体交差近く。
K井さんの棟上現場の横を「さすがいい仕事してんなあ…」と横目で通り抜け、今日明日と、そのすぐ近くで「ヒロポン」さんの現場、床のリフォームのお手伝い。


このあたりで、ヒロポン氏と仕事ということは、お昼はこれしかない!
と、ヒロポンさんところの職人、通称ビギンのF谷氏(あるいはパパイヤS木)と3人で坂の下のラーメン屋さんまで。


そう、ドアを開けたのは「白熊」というラーメン屋さん。
寝不足と過労でイマイチ体調がよくなかったのだけど、F谷氏は白味噌の「白熊」の唐揚セット、ヒロポン氏と私は「バトル」の唐揚セットを注文した。
ラーメンと、トリの唐揚と少しの野菜、ご飯とタクワン。
うまい!適度な辛(から)さ…。いやホントはこれで結構きついんだろうな。
汗だくになった。
以前、店長さんに教えてもらった裏メニュー「スーパーバトル」は体調を整えてから、また出直すという賢明な判断だ。
バトルでもそこそこ辛(から)いのに、それに「スーパー」がつく…。
いったいどんな辛(から)さだろう。

腹の大きさと胃袋の大きさは比例しないのだろうか。
ご飯は軽くおかわり(無料)しただけなのに、動けんくらいに胃が張ってしまった。

昼のひとときは終わった。
日が暮れるころまで、重い腹をひきずって床の下地を作った。

★翌日につづく★



「石場建て伝統工法の棟上!」 といっても薪置き場だけど…(苦笑)

2007年06月28日 | 文化
ムカデと同じ色に塗った柱、梁など…。
T橋建築工房の、T橋氏、M井氏に手伝ってもらい、建前だ!

大阪(宿舎は天理)から仮眠を道々とりながら帰ってきたのが今朝の4時前。
逆に覚醒して、妙にハイな私だが、ひょっとすると「灰」か「廃」かもしれない…。

一応…「石場建て、伝統工法」…かな?
軽いので、足元、固定したけど(笑)。

ストーブに使う、薪置き場をつくるのだけど、床を張らない土間の物置なら、この工法が楽だな…。
仮筋交いをはずしてもしっかりしている。


後日、施主さんが色をさらに塗ってから、外回りは「カーテンウオール工法風」に。
薪置き場なので、風通しよく、外壁はちょいとした目隠し程度にする。

3人で朝から「運び」はじめ、夕方には、雨樋までつけて第一期工事終了。
おかげさんおかげさん!お二人ともありがとう☆

で、そのまま、差し入れを買い込み、工事中のM田氏の作業場に、なだれ込んだ。




ひとりで☆できるもん

2007年06月27日 | 見聞録

いつも相方が居るとは限らない。
そんなときにこれがイイ…。

前後に手首の運動。






町屋大工の私ら…、モトイ!
町屋大工風の私が、なぜか応援に来た、ココ「Z玄寺」。

3日間、「はねぎ」という部材の取り付け。
ひたすら、はねぎ。

いわば、丸太の刻みを、足場や屋根の上で、3日間やっているわけだ。

この現場にやたら多くあるのが、このレバー(チェーン)ブロック。



これで材を引き上げたり、仮に定位置に置いたりと大活躍。
これは使える!
町屋の現場でも、こんな活かし方できるなぁ。





これが「はねぎ」。
とくに隅の部分は上に下に、となりの「はねぎ」と干渉しないよう位置を決めていく。
レバーブロックで仮に吊り下げている状態。






棟の上から下を見る。
地面から約15m。
右下の二人居るところが、地面ではなく、軒先の足場。
この高さまで、やはりこのレバーブロックを使って、材を少人数で引き上げたというからすごい。

自分の仕事が待っているので3日間だけの作業だったが、いろんな知恵をもらった、価値ある遠征であった。
そのまましばらくここに残る、K氏とF(t)氏に後を託して、私は大阪を去ったのであった。

住職さん、M村親方はじめ、みなさんありがとうございました。

合掌

(大阪府大東市にて)



にんにく とうばんじゃん

2007年06月26日 | 見聞録

宿舎近くの「S華ラーメン」。

「大根おろしだよな、これ…。もっと入れていいかい?」

「はい、大根おろしです!いれてください!」
素直な、いいお返事、見習いのKスケ君。


で、山盛りのNニク!


もうひとつ、赤いものが入った容器を発見。
「これは、ケチャップか…?入れるか?」


「はい…、ケチャップ…で…す…。いただきます…。」

T理教とラーメンの町の、夜は熱い…。



でも、あいつ、しっかり汁まで飲んでたなあ。
M村親方…、すみません。(業務連絡)

(奈良県天理市にて)