「ジャガイモを戴いたから、シチューを作りました」。
あるいは、「素敵な生地を戴いたから、手さげかばんを作ってみたの~」…なああんていうノリだと理解してほしい。
ドラム缶の半分切りを戴いたので、楽器の「スチールドラム」を作ってみました~☆。
「これあげるよ」と仕事仲間のT橋氏。
「おおおお!」(目が「!」マーク)
ちょうどいい大きさに切ってある、新しいドラム缶…。
1、2度、火を燃やしたような形跡はあるものの、美品だ。
で、昼休み、道具の手入れもせずに、とんかんとんかん。
最初は、ワーヤーを通して、柄をつけて、「タブベース」にしようかと思ったのだけど、いいワイヤーが手元になかったので、「スチールドラム」に。
これが案外面白いように音階が作れる。
まだまだ、完成度は低いので、これからだね。
今刻んでいる現場の完成までにはなんとかしたいなあ。
ああ、いろいろやらなきゃならんことが山積みで、いい気分転換に
なったのは確かだ。
夜は、「猪(しし)肉を戴いたので、しし鍋をしてみました」。
「おいしいお酒も戴いたので、宴会になりました」。
「烏骨鶏(うこっけい)の卵を戴いたので、絡めてみました」。
猪は、脂身が溶け出すこともなくさっぱりしているし、血抜きがうまくできるとまったく臭みがない。
決して一般的でないだろうなあ、と左官のK山氏とT橋氏と1センチほどの厚さに切ったプリプリの猪肉をこの濃厚な黄身に絡めて…。
ううん、最高の贅沢。
もし、お金を出して買ったとしたら、ものすごい値段になりそう…。
田舎暮らし万歳。
宵に少々酒をのんでしまったので、泊まりなのだけど、朝一の用事ができて、一寝入りしてから、明け方前に作業場をでた。
昨朝から積もった雪は夕方までには大方融けたものの、夕方からまた降り出して、道路はアイスバーン。
問題は急な下り坂。
しかも昼間もあまり日があたらないので、昨朝からの雪がかなり残っている。
この坂は地元の自転車乗りの間では「2段坂」などとも呼ばれて、2か所の急勾配が、少しの平坦部をはさんで続いている難所なのだ。
さあ無事帰れるのか?
軽バンでスキーだぜ。
直滑降行くぜ~。
つづく(だろうか)