大工風の道

仮設住宅ってわけでもないけれど、
ま、しばらくここで様子みようっと。

あはれ草屋根

2006年06月28日 | かまど、五月工務店
まるで砂漠で息絶えたケモノのように、「白骨化」した死骸を発見した。
なんと、頭だけの「カブトムシ」。

先日結婚したN村氏によると、コウモリが昨夏食した残骸だろうとのこと。
一日800人が訪れたこのパビリオンの横の草屋根で、一年経ったのだろうか。




今日は、先日結婚したN村氏と、樋掃除や、細部の補修などのメンテナンスにやって来た。

ひと通り終わったあとで、あまりに「あはれ」なので、本来指示にはなかったのだが、となりの草屋根の樋も掃除してやろうかと上に登ったところこんな風景に出くわした次第。

悪のりをして、板金屋O野さん製作の「樋のトンボ」に対抗して、「カブトムシ」をつけてみた。いかがなものか?




C京テレビの報道スタッフも、隣宅の取材を終え、帰りがけに草屋根に登ってきた。
「これでいよいよ管理棟も陽の目を見るよ!北○さん、よかったね、報われるよ!」
と思う間もなく、カメラさんが発した言葉。
「あ、バッテリーが限界…」

あはれ管理棟、脚光を浴びる日は来るのだろうか。

再公開まで、あと半月。
サ○キと○イの家へお越しのかたは、どうぞ、富士の裾野の大工、北○氏が愛を込めて造った、「となりの管理棟」も目に焼き付けていってくださいな。



生きてる!

2006年06月27日 | 記憶
27日 続き

蚊帳を先日結婚したN村氏の実家にとりに行き、そのあと銭湯にいった。
御器所(ごきそ)駅近くのこの銭湯には、例の管理棟を刻んでいた2年前に、Kタ君ときたことがある。

前に着いたらいろいろ記憶が戻ってきた。
あの日、石鹸を忘れてきた私たちは、「大丈夫、何とかなりますよ」というKタ君の言葉を信じ、番台で買わずに脱衣所に入った。
彼は洗い場へ入るやいなや、屑箱に入っていた石鹸をサッと拾ってきて私に半分手渡した。
「『生きてる!』って感じですよね」という彼に、妙にうなづいたものだったが、その記憶とともに、大変なことを、洗い場に入ってから気がついた。

「あ、石鹸忘れた」



屑箱から石鹸を見つけ、体を洗ったことはいうまでもない。




大都会の夜の、思わぬ落とし穴

2006年06月27日 | 文化


今日から次の自分の仕事の段取りもしつつ、一時的に名古屋へ先日結婚したN村氏の応援仕事にやって来た。
ちょいと前まで居た桑名の現場は、不思議なくらい「蚊」もやって来ず、夜、窓を開けていれば、それで涼しかったし、むしろ明け方は寒いくらい。
だから、現場で寝ていくときでも、なんら困ったことはなかった。

名古屋でも、現場に泊まればいいや…、一応施主さんに許可もらったし。
気安く考えていた…、現場に着くまでは。

大変なことに気がついた。

「玄関の扉がまだ納まっていない」ということは、「蚊」が入り放題だってこと。
大都会の夜は暑いこと。

夕方、すこしはなれた茂みから、「蚊」が続々とやってきた。

先日結婚したN村氏が「蚊帳があったはずだから探してきてやろう」と。
「見つかったよ」と実家から電話をもらったので、今から、先日結婚したN村氏の実家へとりに行って来ようと思う。
新婚早々のお宅へ押しかけるほど野暮じゃない。

そう、今ヤフーBBの公衆無線LANの「モバイルポイント」である、現場近くのマクドナルドで、軽食をしてコーヒーを飲んでいる。

なんとか今夜、無事過ごせることを祈るばかり…。


酒に溺れる生活?

2006年06月24日 | かまど、五月工務店
心が荒れると書いて慌しい。
心を亡くせば忙しい…、かぁ。
なるほど、漢字ってうまくできてるな。



ここのところ、なにかと忙しくって慌しくって…。
酒じゃぁ酒!
酒に溺れてやるぅ!

「瑞泉」「金丸」「暖流」「久米仙」「つつじ美人」「松藤」「春雨」…。
さけだあ!
目の前に酒がいっぱいだああ!


実は24日は、先日結婚したN村氏を「つるし上げる会」があり、名古屋、栄のこの店「泡盛リー」にてその二次会。

南の国の酒をたくさん前にして、飲めない自分が悲しい。
音響機器を積んで車できて、翌朝までに三重まで帰る私には、「一次会の酒を醒ます会」だから。

ふん、こーなったら食べてやる。
とばかり食べまくる。
カレーライスのような食べ物は…
「!」
タコライスだな。



しかも、これはいつぞや石垣のAさんが送ってくれたレトルトのものと同じ味だ!!
ゴーヤの酢漬けは…もしや?
と思ったが、コレは某社のものではなかったようだ。
(お店のオリジナルかな?)
海ブドウもはじめて(?)食べたし。

結局、日付が、とっくに変わってから名古屋を出発した私は、途中で車中仮眠をとりながら、夜明けとともに自宅に辿り着いた。




さて、「先日結婚したN村氏をつるし上げる会」の一次会(?)は丸の内の「かめい」にて行われ、先日の、四天王寺のコンサートの、服部さん(和太鼓)と新田さん(尺八or二胡)をゲストに大騒ぎ。
主催者側からいうと(笑)、参加していただいた皆さん本当にありがとうございました。

たまにこんなバカ騒ぎしないとやってられない。
ご両人、いい機会を作ってくれてありがとう。

また何かと理由作って騒ぎましょう!

心が去れば怯えるけど、貫くと慣れる。

だいぶ慣れた。




ゲシ

2006年06月21日 | 屁理屈と愚痴
周りでは、ここのところ、なにかと「お熱い」ようだが…。

この地方、真夏は、沖縄より気温が高い日が多い。

今日の津が、最高30度。
因みに那覇が31度。

そのうち逆転する。
毎年、ほぼ一回は、県内か隣県で40度を記録する。
カラダが慣れていないせいもあるが、30度でへたばっていては話にならない。
梅雨の中休み。

熱い暑い夏がやって来た。
夏はキヌだとかのんきに言っていたころが恨めしい。

垂直に近い角度から照りつける、炎の玉。


あつい。先が思いやられる。