古希来記

古希を過ぎて気ままな暮らし。
見たり聞いたり感じたり、とりとめもないが折々のつぶやき。

地蔵岳のアズマギク

2008年06月14日 | Weblog
地蔵岳のアズマギクには毎年タイミングが悪くていい写真が撮れないでいた。
早すぎたり遅すぎたり、ちょうどいい時期もあったが、腕が伴わす手振れがひどかったりだった。
今は赤城はレンゲツツジとヤマツツジのシーズンである。平日だったが見ごろという情報が行きわたっているのか登山口の見晴山駐車場とその周辺はその見物客で大賑わいである。大型のバスなどもきていて騒然とした雰囲気だった。
その賑わいを感心しながら横目に見てツツジとは反対側の登山道に入った。
登山道に入って数分もすると駐車場周辺の喧騒はうそのように消えて、代わりに春ゼミの大合唱となった。しかし春ゼミはいい。大合唱だが耳にはむしろ心地よい。
その音にウグイスの多様な鳴き声やテッペンハゲタカ!?と声高に失礼な呼びかけを繰り返すホトトギスなども加わる。時々はウソの口笛に返事を返したりすると向こうもそれに答えたりしてくれる。
女房と二人で出掛けたのだが頂上までに行き会ったのは追い越して行った一人だけだった。
アズマギクはちょうどいい時期だった。年々少なくなっているようで数えるほどしか咲いていなかったがなんとか写真に収めた。花の脇にレンゲツツジがつぼみをつけていた。吹きさらしの風雪のガレバで、アズマギクの花茎ほどしか伸びられないのに、しっかりつぼみをつけていた。いいものを一緒に撮れた。
いったん下山後、車で角満淵と沼尻に移動してクリンソウやクワガタソウを見、ついでに新装なった見晴山のあずま屋にも立ち寄った。その時は時間が遅かったせいかツツジ客はまばらだった。

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