古希来記

古希を過ぎて気ままな暮らし。
見たり聞いたり感じたり、とりとめもないが折々のつぶやき。

長七郎と小地蔵

2017年11月11日 | Weblog
 女房に誘われて長七郎と小地蔵を歩いてきた。
快晴無風、予報通りの上天気だった。
小沼の西岸から歩き出したのだが、東岸方面から湖面をわたって大声が聞こえてきた。
初めは何事かとおもったが、よく聞いていると、どうも「坊がつる讃歌」のようだった。
小生並みで名調子とは言えなかったが、上々の気分らしいのは伝わってきた。


山は冬枯れて明るく静かだった。
山行中に行き会ったのはたったの三人だった。

小地蔵では、いきなり笹が大きく騒がしく動き、白いものが飛び出した。
ニホンジカだった。
数頭の群れで最後にきゃ~~んと威嚇して行ったのが親玉のようだった。
折角の昼寝の時間に、お邪魔したらしかった。

これはモノトーンの中で彩りを添えてくれた、僅かに残ったメギの実。バックは黒檜。