古希来記

古希を過ぎて気ままな暮らし。
見たり聞いたり感じたり、とりとめもないが折々のつぶやき。

動体視力がかなり落ちている

2008年01月31日 | Weblog
70歳以上の運転免許証の更新に義務付けられた高齢者講習を受けてきた。
静止視力は1.0だが動体視力が0.2だった。75歳以上の平均より劣っているという結果だった。
夜間視力の検査では眩光下視力が0.5で普通、運転適性検査というのは同年齢との比較で優れているとの結果だった。

動体視力は加齢で落ちるとは聞いていたが75歳以上の平均より劣っているというのはいささかショックだった。
日頃視力の低下や老眼の進行は身にしみて実感しているが、これからはスピードを控えより慎重な運転を心がけよう

雪の鍋割山

2008年01月27日 | Weblog
ここ数年山に雪が少ない。寒波がくる雪が降るという予報もいつも当て外れ、しかしようやく山は雪模様だった。
久しぶり、と云っても2週間ほどだが鍋割山に登ってきた。道路は途中からアイスバーンだった。登山口の箕輪の駐車場も車で固められたところはツルツルで危なっかしい。用心してはじめからアイゼンを着けた。
登山道には新雪が積もっていたが歩き出したのが十一時過ぎ、しっかり踏み固められていた。吹き溜まりの雪は深いので朝早く登った人はラッセルで汗をかいたに違いない。
雪が取り持ってくれたのか、不思議なことがあるものだ。今日の山行中に行き会ったのはせいぜい三十人ほどだったが、お馴染みのこの山で知り合った山友五人に会った。
HO氏、三日前にも登ったが深いところでは腰までつかるラッセルだったとか、今日はスノウシュウを履いていた。
HA氏、新穂高から帰ってきたばかりとか、昨年暮NOちゃんから渡してくれと預かっていたジャズのCDを手交した。
KO氏夫妻、山頂で遅い昼食を済まして帰ろうとしたときに会った。相変わらず夫婦睦まじい姿がいい。今自宅は区画整理で家を新築中と云っていた。
SEさん、のんびり歩いて登山口に戻ったところで会った。札幌の友人にこの山の雪景色を送ってやるために登って来たと云っていた。デジカメを新調していた。
こんなことはまことに珍しい。
続きがある。帰宅後一杯飲んででき上がっていたときに前記のNOちゃんから鳴神山に登ってきた、ダンコウバイが咲く三月になったらご一緒しましょうと誘いがあり、別のグループのFUちゃんから五月の連休中の山行のメールがきた。
外界とのつながりが日に日に薄れてきているなか、山や雪が取り持ってくれる広がりの有難さを感じた。

珠錨が咲き出した

2008年01月25日 | Weblog
珠錨、今は改名して「阿蘇娘」と云うらしい。
一重抱え咲きの肥後系のやぶ椿である。赤味の薄い赤紫色の明るくてふくよか、やさしい感じの花である。何より冬枯れの庭に灯りがともったように咲いてくれるのが嬉しい。
早速、蕾が膨らみ始めた枝を切って玄関の花瓶に挿した。今はまだ寒く戸外では風が花弁を痛めてしまうのである。
枝が暴れるので樹形はイマイチだが気に入っている。娘の家にも分けてやろうと何年か前に取り木をして増やしたが「椿はどうも」と敬遠されてしまっている。ままならないものである。
ロウバイは盛りを過ぎた。足もとの福寿草は土を破って芽を出してきた。ユキワリソウとショウジョウバカマの花芽は日に日に膨らんできている。
狭い庭だが花木や草花を見てまわるのは楽しい。