古希来記

古希を過ぎて気ままな暮らし。
見たり聞いたり感じたり、とりとめもないが折々のつぶやき。

峯公園

2016年09月09日 | Weblog
 台風12号が通り過ぎて、ようやくいい天気になった。
朝の仕事が一段落して女房、傍に座って
「どこえへ行く?」

いつもは近くの公園などへの散歩が定番である。
しかし、「どこへ行く?」と云うのは、大体が山歩きの誘いである。

最近は体力の自信がイマイチなので、
「昨日は赤城の大洞や箕輪、中ノ沢地区は大雨の避難準備情報が出ていたし、、」
と遠回しに麓の峯公園あたりならと匂わせた。

峯公園は閑散としていた。
駐車場にはかなりの車があったが、散歩の途中に行き会ったのは二人だけだった。
一人はこの9月末には80歳にり、毎日八千歩を目標に歩いているのだとか、
明朗闊達な仁だった。
もう一人は女房と同年配とみられる地元の婦人だった。
この公園は散歩コースでいつも歩いているという。
なんとなく小生らの姿を見て待っていてくれたような感じだった。
行き会うとすぐに
「ここの山栗は甘くておいしいの」と云いながら
拾ったばかりの手のひらいっぱいの山栗をくれた。
一旦は辞退したが、ありがたく頂戴した。
その後、おしゃべりをしながら一緒に栗拾いをして、結局50果ほどの収穫となった。

あっちこっち遊歩道ばかりでなく、時にヤブコギをして、季節の花などを撮りながら小半日を過ごした。

これは、少し藪に入ったところのヤマジノホトトギス。