古希来記

古希を過ぎて気ままな暮らし。
見たり聞いたり感じたり、とりとめもないが折々のつぶやき。

槍ヶ岳

2009年09月06日 | Weblog
 若い山の友人が企画してくれて槍ヶ岳に登ってきた。
予報では晴れマークはなかったのだが山の天気はわからないものである。
上天気とはいかなかったが、カッパ着用はわずかに半日程度だった。それもただひたすら歩くようなところで、むしろ暑くなくて好都合だった。
昼食は座って食べられたし、山の肩に着いたら目の前に槍の穂先が忽然と姿を現した。
ガスの切れ目に悠揚迫らぬ槍沢の広がりも堪能できた。雲間には東鎌尾根方面の山並みも垣間見えた。
 一行はガイド役の若い友人と小生夫婦らで総勢5人、高齢者(小生のこと)や、この日のために減量を試みたのだが効果はなくやや太り気味のメンバーなどを慮って、三泊四日の行程だった。
余裕の日程で山行中はそれほどの疲れは感じなかった。しかしさすがにトシには勝てず、筋肉痛などが消えてなんとか普段に戻ったのは下山後四日目だった。

 花の盛りは過ぎていたが20種類ほどの高山植物にはお目にかかれた。
この花はミヤマクワガタ、足もとにひっそりと咲く小さな草だがちょうど見ごろ撮りごろだった。