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6日目イタリア/ミラノ

2010-02-12 | 日常からの逃避行~旅行記
ルネッサンス最大の天才的巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチが1495~1498年にかけて完成させた
生涯で唯一の壁画『最後の晩餐』は街の中心から少し離れた
サンタマリア・デレ・グラツィエ教会付属の旧ドメニコ派修道院の食堂に描かれている。





えっちらバスを使っていった物の、予約が必要!と断られる。

これはパリで気がつくべきだった。。。それならまだ間に合ったのに。
悲しい、開館日だけチェックしていたのが。
こんなに人気とは。
ことごとく美に関してついていない旅である。


あきらめて、教会の中だけみる。
白くて美しい教会である。
外国人も日本のお寺でこんな気持ちになるのだろうか。

そしてスフォルツエスコ城へ。




この中にはいくつもの博物館、美術館があり、中にはミケランジェロの「ロンダニー二のピエタ」があります。


この作品は、ミケランジェロが亡くなる数日前までノミをふるったといわれ、いったんは完成したものを本人の手により壊され、結局彼の死によって未完の作品となってしまった。

途中で叩き折られたキリストの腕や、別の角度の顔が見えるマリア様の頭部など、最後の最後までミケランジェロが新たな表現を模索し、苦悩した様子が伝わってくる。
ミケランジェロはこの時すでに目が見えない状態で彫刻に取り組んでいたとも言われている。


お昼はドーモの裏近くでワインがおいしいと本にのっていたリストランテへ。
はずれなし!

夜は先に調べていたミラノカツレツのおいしいという店へ。




レモンをきゅっと搾ったカツレツとピザが最高に美味しかったです
なぜかフェーラーリの飾られる店内。

今回、最後の晩餐、ミラノに来た理由はこれだけという人もいるほどのこの絵をみられなかったのは残念です。
またくる理由も出来ました。。。

『DI GENNARO』
S.Radegonda通りぞい

5日目スイス~イタリアミラノ(移動日)

2010-02-12 | 日常からの逃避行~旅行記
昨日のおやどはチューリッヒ、NEUFELDという少し中心地から離れたところでした。


朝ご飯をホテル1階のcafeで食べ(どこももりだくさんでおいしかった)

さて、チューリッヒ旧市街地を散歩。
中心に大きな川が走っています。
リマト川沿いにぐるっと散歩。



旧市街はたのしいかわいらしい店がたくさん

文房具屋を覗いたり
街に迷い込むのは楽し。



そして中央駅からスイスを離れます




スイスからイタリアへはすばらしい車窓からの風景を見られる列車が沢山でていて、中でも珍しい線路が大きな螺旋を描く列車にのりたかったのです。

が、クック本をよくみるとそれは春~秋の事で冬期は営業していませんのマークがほとんど!!

していても一日1本とかで乗り次ぎもうまくいかない。

があん。

しょうがない。ごく普通ルートの国際列車です。




車窓からの景色は雪がすくなくなっていき緑が
山を越えたら急に暖かくなりました
イタリアの国際列車も快適です。

私はまいどのすやすや、ダーリンは地図と時刻表チェック。

本当は、、、
あまり昼まっから靴を脱いでコンパートメントでだらんとしているのは大人ではだらしがない、ということでたぶん良い顔はされません。
(夜の夜行ではみんなしているが)

特にヨーロッパは靴習慣の国なので人前で靴を脱ぐことは殆どありません。
なので、電車で靴を脱ぐのは「くだけ過ぎ」という感覚だそうな。

でもこちとらつわりで電車のゆれは大敵。
そうもいっていられないのです。かあちゃん強し!

車掌さんのパスチェックはすべてダーリンにおまかせ。
(ちなみにパスポートは必ず自分で持つ習慣にしている。そして人のは持たない。2人で盗まれたら元も子もない)

夕刻にはイタリアにつきました

まずはホテルにチェックイン
本日のお宿はイタリア/ミラノ駅から少し。
ドーモから地下鉄で3駅ほどのところ。

がなかなかみつからず近くの人に聞くことに。

こういう時、私はちょっと「む!」としたりする。

私は道がわからないとすぐさま人に聞く。
イタリア語でもドイツ語でも地図を見せてここに行きたい!といえばバンコク共通、だれでも教えてくれるもんだ。少なくとも方向は指し示してくれる。

がダーリンは人にはめったに聞かない。

言葉の問題ではないのだ。
聞かないで行った方が楽しいとか、記憶に残るとか、言っているけど
たぶん恥ずかしいのだ。人に聞くのが。

だけど大きなトランクをもって
身重の奥さんつれて、、だったらね、
普通はどんな距離でもタクシーだと思うのよ。
イタリアで治安も良いとはいけないし。

そういうときは絶対に人に聞いた方が早いです。
でも聞こうとはしないので、結局私が聞くのだけど
無性に腹立ったりするの。

お腹すいてたりすると。
なんでいつも私だけ!!となっちゃう。

英語は(ここはイタリアンだけど)ダーリンの方が絶対上手なはずなのに。。。
と思いながら。

英語が話せなくとも人に聞こうとしてくれる友人と旅行に行ったときは本当に喧嘩しなかったもんなあ。。。と思う。
旅行の道つれは本当に難しい。

でも良いとこもあるのよ!(フォロー)

お宿は殆ど日本からネットでダーリンが予約してくれました。
ダーリンはホテル予約上手なのです。

口コミやいろいろ他のサイト等の画像を見ながら探す。
おかげでいままでの国内外の旅行ではずれた~
と思った事はあまりありません。
どころかこの値段でここはなかなか!という掘り出しホテル多数。


反対に私がここがいい!と探したところははずれの事が多いです。。。

やっと到着し、夜ご飯を食べに、ドゥォーモ広場へ。

広場にはたくさんの人、若者たち。そして鳩。


夕日が白い石にあたってきれいです。

そしてドウォーモの隣にあるガッレリア(アーケード)へ
ここ、CMでみたことあるでしょ~海老ちゃんとかさあ、、とダーリンに説明。


お腹がすいたので夜ご飯を物色

ガレリアのはずれのイタリアンでピザにありつきました。
テーブルにおいてあった細長いクッキーみたいなのをかじったら
実は有料で怒るダーリン(怒るだけでお店に言ったりは出来ない。)


でもイタリアの赤ワインで満々の笑み



夜はホテル近くのジェラート
ここからジェラート三味が始まりました。


4日目/スイス インターラーケン

2010-02-12 | 日常からの逃避行~旅行記
今日はインターラーケンオストから3つの私鉄を乗り継いで、3000mを超える標高差、トップ・オブ・ヨーロッパとよばれるヨーロッパの鉄道最高地点、ユングフラウヨッホまで登ります。

ホテルで朝ご飯を頂き、チェックアウトをすませ、トランクをがらがらと引きながらまた20分ほど駅に向かいます。
まずはオスト駅で大きな荷物を預けて、さて山へ!

標高567mのインターラーケンオスト駅からベルナーオーバーラント鉄道に乗って、標高1000m余りの高原のリゾート地、グリンデルワルトへ向かいます。
とはいっても今は季節の中途半端さで人は少なく車内も満席とはいきません。



時たま絵本のような白いハイジの村が姿を現しては消え、、、、
でもスイスの冬を甘く見てはいけません。。。

景色はすぐに吹雪きに。なんやかやで真っ白。


車内はあったかくて外は真っ白
眠くなっちゃいます。。。


グリンデルワルトは、日本でもその名を知られた高原のリゾート地。
ホテルもたくさんあり、夏の駅前は観光客で賑わっているとのことですが
いまは雪でなんにも見えない
すぐ目の前に立ちはだかるアイガーの北壁の町並みのはずなんだけど。。。

ユングラウヨッホを目指す観光客は、ここでヴェンゲルン・アルプ鉄道に乗り換えてクライネシャディックを目指します。



駅は真っ白!!

寒い寒い!みんな走って乗り換えます

標高2061mのクライネシャディックから、ヨーロッパの鉄道最高地点3454mのユングフラウヨッホに向かうユングフラウ鉄道は全長9.3kmで1400m近い高度差をかせぎます。
2つ目のアイガーグレッチャー駅を過ぎると程なく、アイガー・メンヒの中に掘られたトンネルに入り、車窓は闇の中になります。
トンネル内に2個所の中間駅があり、ユングフラウヨッホに登る電車だけ両駅で10分程度ずつ休憩をします。


観光客たちは急げとばかりに景色を見に岩の中を走ります
ホームの横に掘られたトンネルを歩いていくと、アイガーの絶壁の途中に開けられた窓がある展望台に出ます。

ここからすばらしいまぶしいほどの雪景色。




9.3kmを50分程かけて登ってきた終点のユングフラウヨッホの駅もトンネルの中。


エレベータで上ったトップ・オブ・ヨーロッパの展望台からは、眼下に広がるアルプスの峰々やヨーロッパ最大のアレッチ氷河の雄大な景色など、目を見張る世界一のスイスアルプスの大景観が楽しめました。

ですが寒くて寒くて、、
外を少し散歩し展望台で記念撮影。


売店の横でカップ紅茶を飲んだけど暖まらない!

それなら列車を1つおくらせて昼食食べちゃおう!ということに。
上の階のレストランであたたかいライスにホワイトチーズソースご飯とサラダでダーリンはビールとソーセージで。

すばらしい雪景色を見ながらの豊かな気持ちでの豪華ランチでした。
(ここおすすめ、2Fのレストラン。広くない方の)






さあ、帰りの列車の出発迄5分!
急いで山頂から自宅へハガキを出しました。
売店で切手も買えます。ここでだすと消印マークがユングフラウになるのです。
また帰りの景色が最高!
太陽がきらきら光って、、、




雲を抜けると
だんだん町もみえてきました。


今日はこれからまだホテルのあるチューリヒへ鉄道でいかねばなりません
明後日からのイタリアへむけて少し移動。

夜はホテル近くのカレー屋さんで
インド料理と中華は本当どこにいってもありますね。
しかもそれなりの物が食べられるのが嬉しい。

インド人と中国人は商魂逞しいのでしょうか。

日本人も海外で頑張ってほしいものです