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9日/夜~車中泊

2010-02-14 | 日常からの逃避行~旅行記
今回、ダーリンとヨーロッパの夜行列車にのるのを楽しみにしていました。
1泊宿代がうくこともあって一番移動距離をとれそうなベネチア~ドイツを寝台利用で予定を組んでいました。


先に列車に乗り込んだ私たちは
さっさと各自寝台にシーツをセットし楽しみに動くのを待っていました。

ベネチアからやっと列車が出るようです。
時刻どうり静かに動き出しました。


今回は寝台では一番安い6人のB寝台
防犯のためいちばん上の段を予約していました
東欧系夫婦1組もベネチアから乗ってきました。

夜中に各駅からばらばらと残りの人たちが乗り込んできました。
ビジネスマン風の中年イタリア男性2人

他も満席だったみたいで先に予約していて良かった。

ただ、この東欧系のご夫婦が難ものでして、、、



夜半を過ぎた頃からなんとももの凄い、鼾!

父親も鼾がひどいほうなのでまあまあ、慣れているかと思っていたのですが
比じゃない!!

さすがワールドワイド、、、上には上が、、なんて言っている場合じゃない。

地ひびきなみに凄まじい!

しかもいろんなバージョンがあり、、、
ガーガーから、グゴーガゴー、鼻穴が細く笛の様に鳴っているのか
きゅぴー~っていうのまで幅広い。

そしてたまに無呼吸っぽく止まったりして、こっちまでいつのまにか息が止まっている。

はあ~~しんどい。

車掌さんもたちかわり何度も「これ何の音?」
と見に来るくらいの鼾

全く寝られません!!!

とうとう隣の部屋からクレームもでたようで車掌さんに怒っている様子がカーテンを通して伝わってくる

しかし皆なす術無し。
まあ、悪気はないですしね。
(奥さんはわかっているのかだまって見て見ぬ振りで寝ちゃった。これで毎晩寝れているのか不思議だ)

もう一睡もできないくらいのひどさだったんです。
はあ、せっかくの夜行だったのに。。。
おすすめはやっぱり4人家族で4人の寝台ですねえ。


この列車は国境越えなので車掌さんがパスポートを預かる仕組みで朝到着駅の近くにきたら起こしてくれてパスを返してくれるのですが
さすがお心使いか、1時間前にこの方達を起こしにきてくれました。
私たちも同じ駅下車と伝えてあったのですが私たちは15分前にきてくれて。。。


なんとかドイツ入国です。

ミュンヘン中央駅早朝6時ごろ着。

今日は世界一美しいというノイッシュバンシュタイン城
別名:白鳥城へいくのです。


しかし眠い、、、ホテルは駅の東側すぐのところ。
フロントへ荷物を預けるだけ預け、また列車で眠い目をこすりながらFUSSENまでいきます。



9日目/イタリア~ベニス ムラーノ

2010-02-14 | 日常からの逃避行~旅行記
高いところから街を見下ろすとそのまちの概要がつかめる
という父の旅行格言を思い出し、まずは広場の橋にある塔に登ってみました。


エレベーターでのぼれます
上で偶然、12時の鐘がなり、そこここの教会からベネチア中に鳴り響く音が鳴り響きました。








このすばらしい景色、、、
なんて面白い街だろう。。。


そしてためいき橋は、、、工事中!っていうか絵やんこれ!

情緒なし!

散歩してまた水上バスに乗りムラーノ島へ


広場に巨大なガラスのオブジェ!

お昼はたまたま見つけたランチでしたがこれが正解!

ミラノ風カツレツもトマトパスタもフレッシュでおいしく値段も手頃
15ユーロでランチセット

大きなガラスのお皿にトマトパスタ、アマトリチャーナ

カツレツもさくっとおいしい。


運河そいで景色もいいし。


一見さんのところの味を雰囲気から見極めるのは得意なの私!(むんっ)
とダーリンにいつもいっている。

意外にもあまり
食べるところがないのでムラーノではおすすめです。


『AI VETRAI』にわとりマークがシンボル
ADD:Fondamenta Manin 29, Venice, Italy
TEL:041-739293




散策し、ガラス工場でひとしきり見学!




ぶらぶら水上バスや徒歩でまちを散策。
寒いのでところどころのバールで立ち飲みでお菓子と珈琲をつまむ。
(イタリアは立ち飲みと座ってとでは値段が違う)



しかし今日はまだ先が長かったのだ、、、
ここからが大変だった。


今日の夜は寝台列車。
夜行は11時すぎにサンタルチア駅を出る。

ということは、、、その時間迄寒いまちにいなくてはならない!
レストランでだらだらしているつもりが意外に早くきりあがり、、、
駅で待つ事に。

楽しかった気持ちがだんだん疲れて悲しくなってくる
喧嘩も勃発し、、、寒くて寒くて、大変でした。

列車が10時頃にホームに入ってきて、乗り込めたのでまだ助かった!!
と思ったらまだこれも悲劇な出来事への序曲だったのだ。

8日目/イタリア~水の都ベネチアへ

2010-02-14 | 日常からの逃避行~旅行記
今日は朝から移動。
早朝フィレンツエを出てベネチアへ。

水の都です
とうとうダーリンを連れてやってきました

列車でベネチアに入るのはとてもとても雰囲気があります
海の上の長い橋を渡り、サンタルチアに入ります。

待ちきれずコンパートメントから廊下に出る人々。

サンタルチアは終点の駅。
オリエンタル急行も乗り入れしています。


うわあ~いいなあ~
これにいつか乗ろうね!

と写真を撮って、、

私たちが明日の夜ここから出るのはドイツ行きのごく普通の6人部屋の夜行寝台Bです。いまはこれで十分!若いうちはね。

まずは駅でその翌日分の夜行を予約し差額料金を払ってと。

ホテルへ直行。
CASANPOLOホテルです


1日水上バスチケットを購入し乗車します。
ダーリン駅の前からの水上バスに歓喜。


大きな運河と細かく迷路の様に張り巡らされた水路に橋。
ここはまるでキリコの絵の中のようです。



リアルト橋をくぐってまだ先へ
ホテルは運河がら少し中にはいったところで探すのに少し苦労したけれど
ここがなかなか小さいけどとても良かった。
私たちのお部屋は天井が低かったのだけどそれはそれで船の中にいる様な気分

インテリアがイタリア風の赤いカーテンに金色の柄のジャガード
朝食のダイニングも心地よく、小さなキッチンも各階にあったり。

また行ったらここに泊まりたい

さあ、お昼!
ベネチアはまかせて!
とまずはずれのないアッラマドンナへ。

ここは昔両親に教えてもらった店。
おいしいからぜひいったらいいよ!と
そしてその後女友達と3人でいきました
そのとき何を頼んでもおいしかったのだなあ、、、
昔(15年前)の記憶をたよりにふらふらと路地へ


トマト味のニョッキとか
マルゲリータに、サラダとダーリンワインをがぶ飲み。

ついでに隣の人がたのんでいておいしそうだったゴルゴンゾーラのペンネまでたのんでお腹いっぱい!
(ダーリンはその後ワインで撃沈しホテルでふて寝)

夕方までひとりふらっとし、またダーリンをつれて夕刻の街へ。
リアルト橋を散歩して人にまぎれ、、、


夜はこちらのレストラン


素敵な夜です
寒いけど。
やっぱ夏は良いなあ、日も長いんだろうなあ。



ホテル
『Ca' SAN POLO』
Sestiere San Polo 2696, 30125  Venice, Italy




お昼のイタリアン
『Alla Madonna』
ADD:San Polo 594, Calle della Madonna, Venice, Italy
TEL:041 522 3824