CURRY_SAMBA

カレーにまつわるエトセトラ。

【番外編】南フランスの朝市

2008年11月24日 | 南仏プロヴァンスの旅'08
たっぷりの朝食後、まずはぶらぶらとエクス・アン・プロヴァンスの町を散策することに。


街の入口、ド=ゴール将軍広場。
この噴水からまっすぐ大通りがのびる。
infomationで地図をもらい、ともあれ大通りを歩いてみる。

こういうのが一番、旅で楽しいひととき。
日曜日の夜に放送している「世界ふれあい街歩き」みたいに
「あ、道がある。こっちに行ってみましょうか」とか
「この人に話しかけてみよう」など、ガイドブックにはのっていない出会いや発見がある。


ミラボー大通り(Cours Mirabeau)の並木道は17世紀に中世の城壁跡に沿って作られ、
街の大黒柱(?)になっている。歩道が広くて、子どもがたくさん走っても平気。
その、途中にみつけた小さな噴水。



大通りの北側が旧市街。
迷路のような小さな路地を曲がると…
おや、この広場にも噴水が。



あ!朝市に遭遇。
なんか、フランスっぽい。
青果市場は毎朝、花、衣料品などの市場は曜日によって開かれるそう。



どんな野菜が売られているのかな~。
玉ねぎは紫が主流なのかな。



野菜も、果物もすべて量り売り。
「ピーマン1キロください」って言ってみたい。けど、持ち帰れないので我慢がまん。



「プロヴァンスのハーブ」
香草は、にんにくやオリーヴオイルとともに、プロヴァンス料理に欠かせないもの。
タイム、ローズマリー、ローリエ、バジル、セージ、ウイキョウなどなど。


ほかにエクスはヨーロッパ有数のアーモンドの産地だそうで、
「カリソン」というアーモンドに砂糖をコーティングしたお菓子が有名。
ケーキ屋さんで買って食べてみたけど、

「あま~くて濃い杏仁豆腐みたい」

「オレは好きかも~」

ということで、全て旦那さんの胃袋の中におさまった(結構、高価だった)。

そうそう、この街に来た目的は、ポール=セザンヌの足跡をたずね、
何年もテーマにして描き続けた「サント=ヴィクトワール山」を見ること。

街の様子もわかったので、午後からセザンヌゆかりの地を訪ねます。


(写真/旧市街の路地/エクス・アン・プロヴァンス)