CURRY_SAMBA

カレーにまつわるエトセトラ。

【番外編】パリの朝、2日目

2008年11月03日 | 南仏プロヴァンスの旅'08
旅行に行くと、よく歩き、よく食べるので
ぐっすり眠れる。

「ムニャムニャ…」

6:00


「(ん?)」


「あ、起きた。おはよー」

と、先に起きていた旦那さんが手にしていたのは、昨日買ったセザンヌの画集。
う~ん朝っぱらから鑑賞とは…。

ともあれ、朝食つきでなかったので8:00にホテルを出発し、
まずはどこかで朝食を。


日曜日だからか、人気が全然なくて、静か。
ゴミの収集車だけが活動中。
(ちなみにパリでは「街が汚い」イメージを払拭するために、20メートルおきくらいに
ゴミ箱が設置されている。そこまでしなくても…っていうくらいゴミ箱だらけ。)




結局、ガイドブックにのっていたプランジュリー(パン屋)
「Le pan Cuotiqien」を目指した。
幸いここだけは開いていて、パンのいい香りがただよってきた。

「ボンジュー!」

「ボンジュー」

とっても感じの良い店員さんたちが迎えてくれた。
天井が高くて、あたたかいインテリアで良い雰囲気。

入り口のすぐそばに、ずらりと焼き立てのパンが並び、
ここで注文するのかなと見ていると、どうやら座って注文するらしい。

「うわ、大きいテーブル!」

奥には、20人くらいが囲めるような大きな大きな木のテーブルがあって
4、5人の先客がいた。
隣に座ると、なんだかどこかの家におじゃましたような気分。


さて、朝食セットはいくつかあった中から8.4ユーロ(=約1260円)に決定!




「パンってこんなにおいしいんだ~」

というくらいおいしかった、ライ麦パンとバゲット(フランスパン)。
バターがついてくる。
焼き立てで、弾力があって、小麦やライ麦の味もちゃんとあって、噛むたびに幸せ…。
この旅行で一番忘れられないパン。
これからパリに行く人には、オススメしたいお店。



飲み物はオレンジジュースともう1つ選ぶ(フランス式)。
というわけでカフェオレとオレンジジュース。
隣にあるのは、お店オリジナルのコンフィチュール(ジャム)で、
「イチゴジャム」「アプリコットジャム」「チョコペースト」があった。

他にも、オリーブオイルやバルサミコ酢、
ハチミツなどが置かれていて自由に使える。



こちらはクロワッサン。
それと、ジャムとバターをバゲットに塗ってみたら、これまた格別


この後、「パリにおけるインド料理」について少し、レポートします。


(写真/朝、ポンピドゥーセンター付近の通りで/パリ)