CRASEED Rehablog ニューロリハビリテーションとリハビリ医療の真髄に迫るDr. Domenのブログ

ニューロリハビリテーションの臨床応用を実践するリハビリ科専門医・道免和久の日記【CRASEED Rehablog】

鶴見和子の歌 予兆

2006-08-29 12:12:17 | リハビリ
世界的社会学者、鶴見和子さんの歌です。

予 兆

政人(まつりごとびと)いざ事問わん老人(おいびと)われ
生きぬく道のありやなしやと
ねたきりの予兆なるかなベッドより
おきあがることできずなりたり


          (藤原書店 【環】26巻 2006年夏号)


リハビリ打ち切りに対する悲痛な叫びです・・・

打ち切り被害における加害者は?

2006-08-29 00:11:48 | リハビリ
ついに運動器リハビリが期限を迎えました。厚労省は44万署名を黙殺しています。

『悪法も法』として打ち切る医師の悩み、『法を犯して』打ち切らない医師の悩み、それぞれ聞いております。私自身もそうです。

打ち切る医師は、加害者なのでしょうか?
『法を犯して』打ち切らない医師は、一時的には支持されますが、『不正請求』として報道されるときには、いかにも悪者という形で、表に出されます。

正義はいずこ?

『リハビリは必要に応じて提供』すべきものですから、支払い基金に対して、「査定できるものなら査定してみろ」という態度で臨む病院もあるようです。

やはり、制度がおかしい、と強く思います。

これから、徐々に具体的対応の混乱が表に出てくると思いますが、メールやお手紙を事務局に頂けましたら、ブログ等でも紹介させて頂きます。よろしくお願い致します。