【AFP＝時事】
（更新）米国が北朝鮮の核に対する防衛を強化しつつある中、米軍は8日、海軍の空母打撃群が朝鮮半島に向けて航行していることを確認した。
米太平洋軍（US Pacific Command）のデーブ・ベンハム（Dave Benham）報道官は、西太平洋（Western Pacific）の即応態勢とプレゼンスを維持するため、原子力空母カール・ビンソン（USS Carl Vinson）を中心とする空母打撃群を北に向かわせていると述べた。
同報道官は、この地域の第一の脅威は「無謀で無責任かつ状況を不安定化させる」ミサイル試射を行い、核兵器獲得を目指している北朝鮮だと述べた。
朝鮮半島近海に向かっている空母打撃群にはカール・ビンソンの他、空母航空団、誘導ミサイル駆逐艦2隻、誘導ミサイル巡洋艦1隻が含まれている。
オーストラリアに寄港する予定だったが、予定を変えてシンガポールから西太平洋に向かった。
北朝鮮は昨年実施した2回を含め過去に5回の核実験を行っており、衛星画像から6回目の実験を準備している可能性があるとみられている。
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これは先の記事の日本語の記事です。
ここでも報道されています。
ただ海外の報道より詳しくはありません。
米国政府、第一空母打撃群を朝鮮半島に移動へ ビジネス・ニュースライン
米国政府が空母カール・ヴィンソン（USS Carl Vinson）を中核とする第一空母打撃群（Carrier Strike Group 1）を朝鮮半島に移動する決定を行ったことがReutersの報道により明らかとなった。
ロイターよりも後の記事だそうです。
ストライク・グループ１とは、まさにビン・ラディンを暗殺したグループです。
一両日中にも朝鮮半島近海への展開が完了するものと見られている。
米国政府は今後、北朝鮮の目先に第一空母打撃群を展開することで、第一空母打撃群を北朝鮮への抑止力（最終警告）として行使するものと見られている。
4月15日には、北朝鮮の祝日となる「太陽節（金日成誕生日）」が予定されており、北朝鮮はこの太陽節に核実験か弾道ミサイルの発射実験などを行うといった観測も生じている。
何か緊迫してきましたが、既に中国は難民が流入しないように中朝国境に軍隊を配備しています。
日本も他人事ではすまず、20万人ほどの難民が押し寄せ、国内の治安悪化が予想されています。
駐韓国大使を戻したのも、あくまで今回の第二次朝鮮戦争のためであり、韓国に居住する日本人保護のためと言われています。
最も被害を受けるのは、北朝鮮はもとより、韓国です。
ソウルは38度線に近く、ソウルの経済的規模は、単独で韓国の半分ほどを占めておりますのでソウルが万が一にでも「火の海」となりますと、韓国経済は崩壊してしまいます。
北朝鮮が弾頭に「貧者の核兵器」と言われる生物・化学兵器を搭載して発射すれば、甚大な被害が出ます。
特にサリンとVXガスを北朝鮮は保有していることが分かっているわけです。
国内の原発テロも警戒が必要でしょう。
スカッドミサイルは800発、日本全土を射程に収めているノドンは300発保有しています。
トランプ政権の性格からして一戦を交えるのでしょうが、短期決戦にして頂きたいものだと思います。
その後、どうするのか知りませんんが・・・
