【マドリード20日】熱波に襲われている南欧のスペイン、ポルトガル、イタリアで山火事が猛威を振るっており、消防士ら12人が死亡し、何万ヘクタールもの森や林が焼けた。(写真はスペイン・グアダラハラの村で山火事と闘う消防士)
被害が最も大きいのは1945年以来最悪の干ばつに見舞われているスペインで、中部のグアダラハラでは16日に松林約1万3000ヘクタールが焼失し、消防士11人が死亡した。
キャンパーのバーベキューの火が火事の原因と見られている。
19日から20日までの夜を徹した消火活動で鎮火に向かっている。
スペイン内陸部の最高気温は34-38度に達している。
40年代以来最も厳しい干ばつを経験しているポルトガルでは今年初め以来の山火事で3万ヘクタールが焼けた。
19日にはユーカリの森林が燃え、同国で最も交通量の多いリスボン-ポルト間の国道が閉鎖を余儀なくされた。
同国の80%の地域は極端なほどの干ばつで、政府は国民に水の節約を訴えている。
イタリアでは16日から19日までにサルデーニャ島などの島々、本土の中部と南部地域で200件近い山火事が発生した。
19日だけで82件発生した。南部のカラブリア地方では70歳の男性1人が死亡した。〔AFP=時事〕
時事通信社 2005年 7月21日 (木) 12:53
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20050721/050720171246.jo2u485k.html
被害が最も大きいのは1945年以来最悪の干ばつに見舞われているスペインで、中部のグアダラハラでは16日に松林約1万3000ヘクタールが焼失し、消防士11人が死亡した。
キャンパーのバーベキューの火が火事の原因と見られている。
19日から20日までの夜を徹した消火活動で鎮火に向かっている。
スペイン内陸部の最高気温は34-38度に達している。
40年代以来最も厳しい干ばつを経験しているポルトガルでは今年初め以来の山火事で3万ヘクタールが焼けた。
19日にはユーカリの森林が燃え、同国で最も交通量の多いリスボン-ポルト間の国道が閉鎖を余儀なくされた。
同国の80%の地域は極端なほどの干ばつで、政府は国民に水の節約を訴えている。
イタリアでは16日から19日までにサルデーニャ島などの島々、本土の中部と南部地域で200件近い山火事が発生した。
19日だけで82件発生した。南部のカラブリア地方では70歳の男性1人が死亡した。〔AFP=時事〕
時事通信社 2005年 7月21日 (木) 12:53
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20050721/050720171246.jo2u485k.html