私が生まれた所は、横浜でも鎌倉に近い場所だったので中学生時代まで(40年ほど前)は郵便番号も市外局番も鎌倉でした。ですから夏になると湘南海岸によく海水浴に行きました。とは言っても今の様に車で家から海へ直行とはいかず、バス電車・徒歩を組み合わせ、大変な思いをして海に辿り着きました。今から思うと信じられないくらいの大変さです
画像は材木座海岸の50年ほど前の様子です。まだ「湘南」という呼び名が付く前で「鎌倉・材木座海岸」と呼んでいました。電車の駅から遠かったため来る人も少なくプライベート・ビーチのようでした。
「8月になって土用波が立つと電気クラゲか出る」ので海水浴シーズンも終わり…7月が海水浴のシーズンでした。
こちらは逗子です。逗子は京浜急行線が海に近くまで通っていたので、鎌倉より海水浴客が多かったようです。海の家で借りたタイヤチューブ製の浮き輪に載せられた私です。大人サイズの浮き輪は体が沈みこみ、後に沈みそうな感じがして怖かったのを今でも覚えています((((;゜Д゜)))必死で上体を起こすようなポーズをしています。写真を写すので一応ガンバって笑顔を作っています。
そんな一昔前の海水浴を彷彿とさせる絵本『ねずみのかいすいよく』です。1983年に出版されたものですが、電車で海水浴に行き、帰りは疲れて電車の中で眠ってしまう…という典型的な当時の海水浴が描かれています。
沢山の荷物&眠ってしまった子供をおんぶしたり、当時のレジャーは体力が必要で、それだけに「お父さん」の出番が多かったのかも知れません。
今の子供達にはピンと来ないかもしれませんね。
この本をお求めの方はコチラが便利です。