横濱・櫻木町コティベーカリーぶろぐ

街のこと店のこと今昔物語

メディアコンテンツ展 2007

2007年03月01日 20時20分35秒 | 街のアート
         
馬車道の BankART1929 の3階で 東京工科大学メディア学部 の卒業作品展が開催されています。学生さんのデジタルメディアにおけるさまざまな試みを体験でき、楽しめました。
          
私が特に興味を持ったのは佐藤美穂さんの『机上の空想』という作品です。テーブルの上に置かれた生花、その茎や花びらに触れるとそれがスイッチとなってテーブル上にさまざまな影のアニメーションが映し出されるというものです。テーブルだけではなく頭上のスクリーンにもアニメーションが映写されます。アニメーションも過剰なものではなく品の良いユーモアが感じられる作品でした。
花や触れる人の健康状態でアニメーションの現われ方が異なるという点も興味深いものがありました。

   『メディコンテンツ展2007』作品概要より…
「影」は、我々の身の回りにある物理現象ですが、見えないものを伝えるために、映画やアニメーションなどでは影を利用した演出法が様々な場面で活用されています。そこで、これまでアニメーションなどで利用されてきた影の映像的表現を、現実世界で触れて楽しむことのできるインタラクティブコンテンツで活用することを目指し、作品の制作を行ってきました。今回は、テーブルという日常の環境の中に、想像の世界を広げて制作しました。



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