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本 海外暮らし実現ガイド

2011-01-04 21:26:37 | 
今年の正月は、その後の予定をキャンセルしたせいか、
とっても、ゆっくりとしたものになりました。
そこで、最近、活字離れになっていたので、続けて本を読んでいます。

今回の本、実は「年金月21万円の」という前置きがついています。

将来は海外に、半年くらいづつ住むのもいいなぁ、と思っているのですが、
実際どうなのだろう、ということで手にとって見ました。

いきなりですが、
この本の核心は、海外暮らしには「目的」が大切だ、ということだと思います。
単に安いからという金銭的な理由だけでは、破綻しやすいということ。
海外旅行が目的なら、その後の暮らしの目的を失ってしまう、ということ。

どうも、手段を目的にしていると、続かないよ、と言っているようです。
たしかに手段を目的にしていたら、それを達成した時点で、終了、ということになる。

しかし、まったく大袈裟に言ってしまえば、すべてのことは生きるという目的のための
手段にすぎないのじゃないだろうか。

著者は海外の暮らしの目的に語学学習をあげているが、語学学習だって、
違った見方をすれば手段にすぎない。

ボランティア活動をあげておられるが、それも、どうしても海外でなければ
いけないということはない。

私の結論は、豊かに生きるために、海外暮らしもひとつの選択肢(手段)だ、ということだ。
著者にしてみれば、「そりゃ、あんたの勝手でしょ」というところか。

まぁ考えてみれば、著者は年金を手取りで21万円もらっているが、
我々のときはいくらになるもんだか。

それに日本との経済格差だってどんどんなくなっている。



興味深かった部分

 ・海外の地域を選択する基準・・・・日本から10時間以内の距離にあるか  
 ・日本の健康保険が海外で使える・・・費用の証明・診療内容の証明・日本語訳・申請書が必要
 ・国際キャッシュカード
 ・ロングスティ旅行クラブ
 ・2~3ヶ月の滞在なら、1週間は日本で予約したホテルに泊まって探す
 ・ホテルには長期滞在料金がある。ディスカウントの交渉はすべし。
 ・海外で日本人をだますのは日本人・・日本にいるときは知らなかった人と親しくなるのは
                         時間をかけるのに
 
 著者は海外暮らしの限界を75歳と考えている。それを考えると、60歳定年だと15年
 55歳でも20年となる。著者は55歳で仕事をやめた。

 ・退職者ビザが得か、観光ビザでよいか