goo blog サービス終了のお知らせ 

みらいのダ・ヴィンチたちへ

できるかできないか。そんなことは明日に任せて、今このときを一所懸命に「ぼく・わたしは考えたよ。描いたよ。作ったよ。」

先生の言うことを聴かないイイ子たち

2011年07月04日 20時23分24秒 | 日記・エッセイ・コラム
「ハイ、この丸い画用紙は窓や扉に。」「サーティーワンアイスも丸いよね。」こんな助言も、子どもたちには小耳に挟む程度のインパクトにしか感じていないのです。(トホホッ)
先生の言う通りにはヤラナイッ!と面と向かって言い放つ、とてもたのもしい子ばかりです。
すでにこの子たちは創作戦闘モードになっています。私のボケにも、クススとも笑わないのです。しばらくは子どもたちの顔を見ていることにします。
Yくん:蝉がサナギから成虫になる様子をページにして表現するそうです。まさか、用意した画用紙でページ本にするとは!(スゴイ工夫です!)
Mちゃん:自分のテーマの資料をしっかりと準備してきてくれました。私はそれに応えて、いつしかモグラの話に熱中し、考えてきたプランに揺さぶりをかけます。そうすることで、まだまだ眠っているMちゃんの発想を呼び起こします。(安心して揺さぶりをかけられる子です)
Sちゃん:花束にはたくさんの種類の花が描かれています。これだけの種類は、よく観察していなければ、描き分けられません。着色の時に同じ色を濃淡に描き分けることを助言しました。よく理解したという顔をしてくれました。
Mちゃんはハムスターが大好きです。以前の課題にも登場していました。ここでは決して、他のものを描かせるような誘導はしません。彼女には充分に満足させる経験が必要です。
私の予測を、簡単に乗り越えてくれる、たくましい子ばかりです。ステップアップは間髪入れずに、個々に要求していきます。どこまでも要求していきます。
あのピカソは、少年時代に、絵の先生から「君に教えることは、もう無くなった」と言わせたそうです。早く、そういう日がこの子たちに訪れますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勇気を出した子にチャンスはほほえむ。

2011年06月21日 18時22分52秒 | 日記・エッセイ・コラム
6月の課題「家づくり」完成間近でのこと、材料として多くの木片が用意されている中に、竹ひごもあった。私の期待する竹ひごの使い方をする子がまだいない。そこでアドバイスとして屋根の上に竹ひごを立てて「アンテナだ~っ」と注目させる。子どもたちの反応は弱い。竹ひごをコンロで熱して曲げてみせる実演をする。曲がった竹ひごを屋根の上に2本立ててみる。ほとんどの子が「どうして?」という顔をしている。一人の子が大きな声で「虫みたいで変~!」とそのアイデアを否定する。その発言に他の子も反応して苦笑いをする子が多くいる。こんなことで発想を停止させてはならない。
(今だ!)私はすぐに反論する。「ほら、お家がかわいくなったでしょ」「秘密基地のアンテナみだいだろ」 すると、普段は静かなYちゃんが、興味を寄せてきた。(指導者の権力行使では決してありません) やってみたいというのだ。本人と一緒にキリで穴をあけ、接着剤で固定。屋根に付いた虫の触角のような竹ひごを見ながら二人でニッコリと。
この子の決断した勇気を大いにほめてあげる。私自身も彼女くらいの頃は、出る釘で、打たれたくなかったので、多数側に回り、苦笑いをする子であった。はっきりと意思表示ができない自分が悔しかった思い出がある。
この子が思いつきで私に賛同したかどうかは問題ではない。「やってもいいんだ」「やってみてよかった」と経験したことが素晴らしい成長なのだから。
勇気を出した子にチャンスはほほえむ。やったことは決して裏切らない。
みんなにも伝わったはずである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤルじゃん!みんな(シャガールクラスの巻)

2011年06月16日 22時06分44秒 | 日記・エッセイ・コラム
 5月の課題「家づくり」を完成させるために6月は後半の1回で「色画用紙を曲げて、折って、ひねって」を強行しなくてはなりませんでした。本当に子どもたちはできるのか、心配は残っていました。シャガールクラスからはじまりました。短い説明をした後、材料の色画用紙テープを別のテーブルへ取りに行くように伝えました。しかし、何をどうしたらよいのか戸惑いの顔で席についています。(この時間が大切です)よく観ると、テープを手にしてゴソゴソと触り続ける子、机に置いたテープを見るでもなく、天井を仰ぐ子、中にはすでに私に助けを求める目線を送る子など、さまざまです。(私はしばらく何も言いません)最年長のLちゃんの手が動き出しました。さすがです。いつもこのクラスを引っ張ってくれるたのもしいお姉ちゃんです。
 5分が過ぎた頃、「先生、テープを切ってもいいの?」と声が上がりました。そうです、すっかり私は子どもたちにハサミを使う説明を忘れていたのです。(良い失敗です)Lちゃんが異なる2色のテープを使い、同じ折り曲げでカタチを作ってます。それを見逃さなかったのがRRちゃん1年生です。すぐに4色の星型をつくりはじめました。(これには驚きました)
 今回は黒色の台紙の上に組み上げていくように渡してあります。その台紙から、はみ出して作る子がひとりもいません。(~してはいけない症候群なのでしょうか)私がワザと大げさにテープをひねってピョン!ピョン!台紙から外に飛び出して貼ってみよう!と提案すると、多くの子が困惑した苦笑いをするのです。そんな中で最年少のRくん年長さんが、ニッコリ笑ってピョン!とタコをはみ出してくっつけました。(いいぞ、その調子!)
 女の子に人気があるのはお花です。たくさんのお花をくっつけるのはいいのですが、なにか物足りません。私がテープを使って「風」をこのお花たちの上に乗せてあげたら?と提案すると、ヤダモン!変~っ!の合唱が始まります。(うむ~っ手ごわいな~)
 でも、全員が90分でほぼ完成させて、持ち帰りました。安心しました。他のクラスのみんなは何をしてくれるのか、楽しみにしています。その続編は次回に。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

困ってもチョキチョキ、迷ってもペタペタすることが大切だよ

2011年02月17日 18時42分58秒 | 日記・エッセイ・コラム
チョキチョキと選んだ写真をハサミで切って、ノリをつけて段ボール箱に貼り付けています。先生は今、3月のカリキュラムの予行練習をしています
あんまり楽しいから、みんなのことを一瞬忘れるくらいに没頭してます。ここにはこんな写真がほしい、この写真と組み合わせたいけど、少し大きすぎるかな、思い通りにならないのがコラージュの面白いところなんです。はみ出してもいいんだ、ヘンでもいいんだ、そんなことも超越した自由な発想でチョキチョキ、ペタペタすることで、ココロのなかのいろいろな思いや、願い(モヤモヤだってあってもいいんだ)を素直に、がむしゃらに作り込んでもらったらいいんです。
ヒゲ先生は、ついついみんなに、こんなイメージで作ってほしいなどという理想を頭に浮かべてしまいます。これはいけないことですね。みんなが考える素晴らしいイメージは大人にはゼッタイに想像できないものなのに。
3月もみんなの戸惑う顔、ふっきれた顔を見るのを楽しみにしています。困ってもチョキチョキ、迷ってもペタペタ、手とアタマはフル回転させていこう!そうすれば必ず、ひらめきが道しるべになって、みんなを見守ってくれる。
今回も段ボール箱に窓を開けるために、カッターナイフを使います。カッターナイフは間違えて使うととても危険な道具です。(年中さんだからといって使わせない理由はありません。)遊び半分に使っていると先生は叱ります!みんなが怪我をすることは先生も怪我をすることと同じだから。みんなが安心してカッターナイフを使って、たくさんの「創作の窓」を開いてもらえることができますように。
3月までに先生は写真を一生懸命に集めるよ自分の顔が写っている写真を1枚だけ持ってきてもいいかも!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嬉しかったよ!

2011年02月03日 17時42分57秒 | 日記・エッセイ・コラム
「さかなを描こう」シャガールクラスの一日目がはじまりました。先生はもっとみんながアジを嫌がるのかなと思っていましたが、意外でした。裏返したり、口を開いてみたり、興味を持ってくれたのがうれしかったです。
みんなは魚は好き?「刺身なら大好きだけど」「タタキもいいよ」どこかのオジさんみたいなことを言って笑わせてくれます。でもね、魚も本当は海の中で泳いでいたかったんだよね。みんなは魚の命をもらって、食べて、栄養になって、元気で暮らしていられるんだよね。私がそう話しているとRちゃんがていねいにお話を始めました。
「食事の時に、いただきますをするのは、おさかなの生命をもらうときに感謝するんだよ」
すごい! しっかりと理解していることもさることながら、みんなの前で、しっかりと自分の考えを発言できることに先生はとても嬉しくなりました。(その時のRちゃんは、お母さんの顔になっていました。ゴメンね)
シャガールクラスの時間が夕方なので、みんなは少しお疲れの様子でした。鉛筆での下描きにも、そろそろ限界でしょうか。本当は2日目で色塗りをしたかったのですが。「よし!絵具の用意をしよう!」待ってました!とばかりにYくん、Rくんの顔がみるみる変わりました。やっぱり、絵具塗りが一番いいよね。その気持ちよくわかります。
背の濃い藍色から腹の銀色のグラデーションは、少し難しいけど、挑戦してみようね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする