
「ハイ、この丸い画用紙は窓や扉に。」「サーティーワンアイスも丸いよね。」こんな助言も、子どもたちには小耳に挟む程度のインパクトにしか感じていないのです。(トホホッ)
先生の言う通りにはヤラナイッ!と面と向かって言い放つ、とてもたのもしい子ばかりです。
すでにこの子たちは創作戦闘モードになっています。私のボケにも、クススとも笑わないのです。しばらくは子どもたちの顔を見ていることにします。
Yくん:蝉がサナギから成虫になる様子をページにして表現するそうです。まさか、用意した画用紙でページ本にするとは!(スゴイ工夫です!)
Mちゃん:自分のテーマの資料をしっかりと準備してきてくれました。私はそれに応えて、いつしかモグラの話に熱中し、考えてきたプランに揺さぶりをかけます。そうすることで、まだまだ眠っているMちゃんの発想を呼び起こします。(安心して揺さぶりをかけられる子です)
Sちゃん:花束にはたくさんの種類の花が描かれています。これだけの種類は、よく観察していなければ、描き分けられません。着色の時に同じ色を濃淡に描き分けることを助言しました。よく理解したという顔をしてくれました。
Mちゃんはハムスターが大好きです。以前の課題にも登場していました。ここでは決して、他のものを描かせるような誘導はしません。彼女には充分に満足させる経験が必要です。
私の予測を、簡単に乗り越えてくれる、たくましい子ばかりです。ステップアップは間髪入れずに、個々に要求していきます。どこまでも要求していきます。
あのピカソは、少年時代に、絵の先生から「君に教えることは、もう無くなった」と言わせたそうです。早く、そういう日がこの子たちに訪れますように。