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みらいのダ・ヴィンチたちへ

できるかできないか。そんなことは明日に任せて、今このときを一所懸命に「ぼく・わたしは考えたよ。描いたよ。作ったよ。」

ダ・ヴィンチて~ん!はじまるよ~!

2013年09月30日 21時08分03秒 | 日記・エッセイ・コラム

Photo自分のお顔を描くには勇気がいります。これは描いたことのない人には絶対に分からない事実です。つまり、真剣にならざるを得ない姿勢と、ほとばしるパワーが表現されているのです。この子たちは大人の考えるような体裁や事情なんて、訳のわからないプライドはありません。自分自身との真っ向勝負で取り組みました。だからこそ、観る者を引き込み、静かに自分の存在を叫んでいるのです。カタチが、色彩が、塗り方が、どうのこうのを超越した、生身のひとり一人が描かれていることを感じてください。感動してくださいとは言いません。大人たちが過去に持っていたであろう、夢や純粋をあらためて映し出す鏡になればよいと思います。
この子たちは私の希望です。無限の可能性を咲かせるであろう大切なひとり一人です。
10月12日土曜日~14日祝日午前10時~午後5時 中部ケーブルネットワーク東名局舎(緑区神沢33-15)緑区役所徳重支所北:駐車場あり

*ポスターの絵はだれの作品かな?

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時の流れは子どもたちの笑顔が証する。

2013年09月10日 11時43分12秒 | 日記・エッセイ・コラム

「ダ・ヴィンチ展」の準備のため、CCNet(中部ケーブルネットワーク東名局)さんへ壁面採寸に行ってきました。新しい施設なのでテープやピンでキズはつけられません。子どもたち全員の作品をかっこよく展示するために悩むところです。 「センセイ!火星人のシンカイセンセイですよね!」 受付カウンターの若い女性スタッフさんが私に声をかけてきました。「A子です。お久しぶりです。」画像記憶解析に時間がかかりました。ネームタグで氏名を認識し、16年前の記憶がつながりましたが、その容姿は素敵に変わってしまって、、、。(それもそのはず、数年前、彼女はあるイベントのミスコンに選ばれたことがあり、私と短くあいさつを交わしていたのですが。)
Aちゃんは当時4年生でした。そのときの教室もマンションの一室を借りて「8粒の感動、8粒のあゆみ」をコンセプトにはじまりました。クラスに集ってくれた子に何を伝え、何を残すのかを試行錯誤しながら、記憶は薄いですが多くの課題を一緒になってつくりあげていったことを懐かしく思います。私は今でもその姿勢に全く変わりないことをあらためて確認できました。既製品の課題提供なら何も悩むことはありません。今ここに集う、この子たちに大切なのは
何か、16年前と何が違い、何が変わらないのか。 1997年、4年生のAちゃんはテレビ局で「笑顔」を仕事にして頑張っています。2013年、火星人のセンセイとの再会を励みにしてもらえれば幸いです。Rimg2859
ひまわりフェスタ2012より

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汚れでわかる熱意にこたえて

2013年03月26日 19時45分33秒 | 日記・エッセイ・コラム

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毎年12月に全員に渡しているスケッチブックがあります。毎教室の度に必ず描いてきて
、もう2冊目という子もいます。(学校の宿題が忙しくてたいへんなのは理解できますね)一人ひとり、一枚一枚じっくりと目を通して、コメントをつけています。新4年生のMちゃんはこう言いました「絵の課題を出された方がヤル気が起きてイイ!」たいしたものです。確かにMちゃんのスケッチは中学生もビックリのレベルです。そんな彼女とのスケッチブックのやりとりでは、私も難解な画法を要求することも多々ありますが、ついてきてくれています。添削の際も「正面からは見えない裏側を意識して描きなさい」と、コメントした私も4年生であることを忘れてしまっています。次の教室日、添削された内容を一所懸命に描いては消し、消しては描いた跡がしっかりと残るスケッチブックからは、メラメラ燃える向上心が伝わってきます。無限の教授をせずにはおられません。でよ!未来のダ・ヴィンチ!

ひげ先生との交換スケッチブックに挑戦したい子は、ひげ先生のおしりをたたいてください。

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あけましたのにごめんなさい

2013年01月08日 12時07分29秒 | 日記・エッセイ・コラム

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。早速ですがごめんなさい。昨日年賀状が印刷屋さんから届きました。すべては私の読みの甘さからこのような失態を、ご無礼を皆々様の良き日のご挨拶が遅れてしまいましたこと御免なさい。明日の消印に間に合わせ投函できるように努力いたします。(偶然ですがなんと明日は私の誕生日)少しだけ遅れた言い訳をさせていただければ、今年はどんな年賀状にしようかと考え、あれやこれや多くの想いをめぐらして毎年、写真やコメントをデザインしているのですが、いつものように子どもたち一人ひとりの出来事が、これでもかと渦となり押し寄せてきます。それを限られたハガキの中で伝えきれないことはわかっていながらそれを求めていたので入稿締め切りに間に合わなかったという顛末です。
手前味噌ですが、今回の写真はモデルがいいお顔をしてくれています。(Sちゃん、だまって使ってゴメンね)笑顔もいいけど、真剣そのものの内面を表す顔は本人の想いの確信を突いていますね。それが伝わってくる時、私も真剣に応対しているのですが、子どもたち曰く「ひげ先生、恐い!なんでそんなに大きい声になるの!怒っているみたい。」今年も何かとゴメンね。

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このふたり、いつも素晴らしい発想で私に刺激を与えてくれる最強のキャラクターです。ありがとう。

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勇気を持って、出よ挑戦者!

2012年09月27日 18時43分34秒 | 日記・エッセイ・コラム

10月の課題「音色までスケッチしよう」先生にとっての課題は、みんなの”つまずき”を予測して回避する手立てを用意しておくことです。サクソフォンもヴァイオリンも、とても複雑なカーヴを描いています。テカテカしたつやのある表面をしています。そんなところに関心を導いて、スケッチの楽しさを経験してもらいたいと考えています。
「だって(サクソフォンは)ゴチャゴチャしていて、それといろいろなものが写り込んでいて難しそうなんだもん!」 子どもたちに内緒の話ですが、現在まで
誰一人としてサクソフォンを描きたいと宣言する子がいない、心配な事態です。何を思ってヴァイオリンの方がやさしく見えるのかはわかりませんが、児童描画心理の専門書を読むと、自ら見聞きしたことのある物象は安心できるとあります。確かにサクソフォンはテレビにもあまり登場しません。だからこそダ・ヴィンチの子は、知らないことに好奇心で果敢に挑んで欲しいと願っているのですが。
恥ずかしい話ですが、私もこの課題を決めるまでヴァイオリンに触ったことがありませんでした。見れば見るほど、不思議な部品がたくさん付いていて、興味深いものです。なるほど、こうなっているのかと
ピン!ときた瞬間に、それを描くことは脳の活性に素晴らしく働くとも、専門家は記述してありました。
どれたけ多くののピン!を体験するかが、よい授業だと強く思っています。
さあっ!これだけ焚きつけたのなら、クラスの半分はサクソフォンの前に陣取ることでしょう。期待しています。興味を持って、サクソフォンの音色を奏でてみよ!出あえ勇者よ!
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ドイツ製のヴァイオリンが見つかりました。感謝です。

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