埼玉県の子育て支援【コマーム】のブログ

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鳩ケ谷こども館の日常

2013年10月15日 | 鳩ヶ谷子ども館
こども館のとある日曜日。

塗り絵に没頭する高学年の女子達。
子どもと一緒に来た、お父さんが昔を懐かしんでベーゴマを楽しんでいる姿。
それぞれがリラックスした午前中の時間を過ごしています。

そんな中、卓球場に3年生~5年生の総勢9人のこども達が集まり、
卓球をしていました。

ですが9人で1台の卓球台では、なかなか順番が回ってきません。
やっているときは、とても楽しそうにやっているのですが、
上級生の実力(?)などにより、それよりも待ち時間が長いため、
どこか卓球に集中できていない様子でした。

そのような状態を見て、一人が
「トーナメントかリーグにしようよ…」
と、提案するも自信がないのか小声のため、全員には声が届かず…。


「ちょっと待ってて。」
そこで、スタッフが持って行ったものは紙と鉛筆。
提案していた子に渡します。

「みんなー!トーナメントにしようぜ―!!」
今度は大きな声でみんなに提案します。



すると、みんながあつまって頭を寄せて相談します。
「全員で何人いる?」
「ピッタリじゃないからシードを作ろう。」
「対戦順はどうしようか?」
「チャンピオンはスタッフと勝負ね!」





一人がトーナメント表に記入しながら、皆の意見を合わせていきます。
こっそりスタッフを混ぜてくれるのも嬉しいですね!



「サーブやコート決めも本式にしようぜ。」
「審判は俺がやるっ!」



全員が、自分たちで役割を見つけ、
試合の行方を見守りながら順番を待つようになりました。

試合を重ね、見事勝ち抜いたのは、五年生!

子どもチャンピオンとスタッフの戦いです。
果たして結果は…?!

最後はスタッフと子ども達でかわるがわるに試合を行って、
子ども達による卓球大会は終了しました。


イベント開催日ではありませんでしたが、自分たちで遊びにルールを設定し、
みんなが納得、楽しめる様に工夫していたこと
改めて、こども達の力に驚かされました。

子ども達が持っている力を伸ばす事のできる様に、
小さな声にも耳を傾けて行きたいと思います。


宍倉 鉄平(20)

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