埼玉県の子育て支援【コマーム】のブログ

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鳩ケ谷こども館 ~アートクラブ~

2013年10月31日 | 鳩ヶ谷子ども館
毎月土曜日2回実施しているアートクラブ。

10月のアートクラブは、12日と26日でした。

1回目は、「秋を描こう!」でした。

参加者は、幼児クラス12組(子12・親12)小学生クラスは、9人。


午前は幼児クラス。午後は、小学生クラス。

木の表面のような手触りのレザック紙を使い、また、今回は白の画用紙ではなく
深緑色の画用紙を使いました。

いつもと違う画用紙の色に「白じゃないー」「やったー」と言う声が・・・

葉の色の変化、様々な木の実、そして葉っぱを集めた焚き火で焼き芋をしたりなど、
「秋」という季節を感じながら作ってみました。

はじめに、木を作りました。鉛筆で下絵を描き、ハサミで切る作業です。


「どんな気にしようかなぁ~」

「1本じゃなくてもいいの?」

「端っこにしようかなあ」と言いながら、
太い木や細い木、二本の木を並べたり、切り株にしたりと工夫していました。






木が出来上がると、毛糸や端切れ等色々な素材で、木の実や焚き火をしているところなどを作っていきました。

ママと相談しながら小さな所も一つひとつこだわって作る子もいました。




小学生は、洞穴のように木をくり抜き焼き芋屋さんに…!




あとは、クレヨンや色鉛筆で絵を書き加え完成です。

どんぐりがブランコしている所やとにかく落ち葉をいっぱい作り、焼き芋を焼いているところを大きく描いたり、
素敵な作品ばかりでした。










2回目、26日は、「ハロウィン製作」でした。

参加者は、幼児クラス13組(子13・親14) 小学生クラスは、15人。

はじめに、ハロウィンの由来を話しました。
今では、「トリック ア トリート」と言いながら子どもたちがお菓子を貰う楽しい仮装パーティとして有名ですが、
始まりは、大昔、ケルト人が、作物等の収穫を祝うお祭りとして行った行事で
ジャックオーランタンは、”かぼちゃ”と思われていますが、はじめは、”蕪(かぶ)”を使っていたそうです・・・。

みんなわかったようなわからないような・・・そんな表情で聞いていました。

幼児と小学生、それぞれ違う作品を作りました。

幼児は、ジャックオーランタンのキャンディボックスと折紙の切り紙飾り、小学生は、型抜き切りをしたかぼちゃ飾りと
折紙の切り紙飾りを作りました。

「ハロウィン製作」では、画用紙を帯状に切る為、定規を配ると目がキラキラ…。

「何に使うのー?」「なにするの?」初めて使う定規に子ども達は、ワクワク。


「ママ(パパ)と一緒に画用紙を定規で5センチ幅に測って4本切ってくださーい」
と話すと一斉にスタート。

「ママ、ここ押さえてて」「アレ曲がっちゃったぁ~・・・」
親子の会話を楽しみながら作りました。





4本切れたら2本づつまん中を十字に貼り、そのあと放射線状になるよう貼り合わせて、先端をホチキスで、
留めてキャンディボックスを作りました。

まん中がずれてしまい、先端が合わず、「合わないよ」「上手く合わな~い」という子もいましたが、
「ずれていても大丈夫だよ」「持つ所を付けるし…」の言葉にホッ!



その後持ち手をつけ、顔を作り完成。色々な表情のジャックオーランタン。




小学生は、型抜き切りをしたかぼちゃ飾りです。

はじめは1テーブルに1つ型を配り、順番に型を写していく作業。

スタッフが「協力して…」と言ったわけではないのですが、どのテーブルをみても
3人で、協力して型を写していた小学生。

「ここ押さえてー」
  
  「次は○○ちゃんね!」
 
    「これは反対だよ」 と型写し作業を進めていきました。





見本は、まん中の飾りがコウモリでしたが、子ども達は、おばけにしたり、黒猫にしたりと発想は無限。




共通で作ったのは、紙皿に切り紙細工を貼った壁飾り。

折り紙を重ね折りをして、かぼちゃの飾り切りを作りました。
幼児は、ママ達と協力して細かい所も頑張って切っていました。





幼児さん、小学生、細かいところもあきらめず、チャレンジ出来ました。





終了後、「たのしかった」「また来たい」という声が
私達の力になります。

今年も残すところ、あと4回となりました。

季節を感じたり、昔ながらの風習や行事を大切にし、
子ども達みんながワクワクできるようなアートクラブにしたいと思います。

保育者 西本 美佐江 (5)
































こどものつぶやき・・・

2013年10月30日 | 院内保育室Iちゃんルーム
「靴デビュー」

歩くことが大好きなKちゃんは(1才0ヶ月女児)、
つかまり立ちからやっと2~3歩、歩けるようになったところ。

歩くことがとっても楽しい様子で、
2~3歩歩いては尻もちをつき、
立ち上がってはまた2~3歩歩いて尻もちをつく・・・
の繰り返しをニコニコと笑顔を見せ頑張っています。


そんな毎日のある日のこと、
ぬいぐるみや人形をしまうオモチャ箱に顔を突っ込み

何か探している様子のKちゃん。

静かに見守っていたところ
「たったー」(あったー)
と人形の靴を握り部屋の隅へ移動。

座り込むと人形の靴を一生懸命自分の足に履かせようとしているのです。フフフ、、、。

とっても可愛らしいKちゃんの行動に、早速その日のお迎え時、
お母様にお話しし靴を用意して頂きました。



後日、戸外遊びでのお散歩、早くお友達と一緒に歩きたかったのでしょう。

スタスタ歩くにはもう少しですが、とても満足した様子で、
少し歩いては靴を指して得意気なお顔を見せてくれたKちゃんです。

保育士 新井 みすず①

川口市立戸塚児童センターあすぱる 囲碁大会

2013年10月30日 | 川口市指定管理 川口市立戸塚児童センター
10月19日(土)10:00~12:00
幼児4名 小学生5名 大人2名 ボランティア1名

囲碁好き集まれー♪♪

地域の囲碁名人があすぱるに出向く機会にして、子どもたちと囲碁を楽しむ為に、囲碁大会を行っています。

月に2度行われる囲碁ひろばで、囲碁の実力を上げてきた
子どもたちが実践をするイベントです。

いつもボランティアをしてくれる
地域の囲碁名人、小林さんが協力してくださいました。

囲碁ひろばに良く来る小学生と、
当日の呼びかけで参加した小学生と、幼児さん(Sちゃん)のパパが参加しました。

まずは、ウォーミングアップということで、
試合の”石取りゲーム”をしました。


「大人には勝てないよー(;_;)」
と小学生から弱音が出る中、Sちゃんパパから
「ガチで優勝狙うから( `ー´)ノ」
との意気込みが・・・Σ(・ω・ノ)ノ!

練習中に、
「さっきお母さんが、あすぱるで囲碁大会やるって言ってたから
来たんだ。」
と、お母さんに声をかけられ参加したI君。

実はI君、去年の囲碁大会で2位で、一昨年は1位の強者!!

練習試合が落ち着いた所でくじ引きでトーナメントの組み合わせをしました。

試合は2本先取で、ルールは石取りで5個取ったら勝ち。

囲碁が初めてな子でも楽しめた戦いがでしたが、
勝負は常連の子どもが勝ち抜いていきました。



決勝には、I君と、Sちゃんパパが残りました。

まずは1試合目。
Sちゃんパパは、娘達の
「パーパ、頑張れ!パーパ、頑張れ!」
と応援を受けながら試合に挑みます。


試合中、囲碁名人の小林さんから
「これは劫っていうんだよ。未来永劫の劫ね。」
お互いが同じ場所で相手の石を交互に取っている場面で
盤を指さしながら、ワンポイントレッスンもありました。

I君は真剣な眼差しで、小林さんの話しを聞いていました。
Sちゃんパパは興味深そうに聞いていました。



更に2試合目
I君とSちゃんパパの真剣勝負の始まりです。
お互いに5個以上石が取れないという本大会初の
引き分けが起こりました。
これは、実力がある同士の戦いでないと見られない事です。

「Sちゃん見てて。パパ優勝するからね」
とSちゃんパパは気合を入れ直します。

I君は碁盤を見つめ、集中力が増していくようです。


小林さんの提案で、
急遽ルールを追加し、引き分けになった場合、
本来の囲碁のルールの陣地の多寡で
勝敗を決めることになりました。

お互いが試合中に、実力をアップさせながら、真剣勝負!!!

ついに勝敗がつきました。



1位、I君!

前回、悔しい思いをしただけに
とても良い笑みがこぼれていました!

ホントに嬉しいという気持ちが伝わってきました。
S君おめでとう\(^o^)/


2位、Sちゃんパパ!
目標の1位は取れなかったものの
娘にカッコいい姿を見せてくれました。
賞状と景品のお菓子を、Sちゃんへ。

「パパすごーい」と
Sちゃんは大喜びです♪


3位は、囲碁ひろば常連のNちゃん!
日ごろから囲碁をしているため、
優勝は逃してしまって、ちょっぴり悔しそう。
これからも囲碁ひろばに参加して、腕を磨いてくれるでしょう。
秘めた闘志を感じました。

囲碁名人の小林さんから
「いい試合が見れた」と感想をいただきました。

いつもご指導いただきありがとうございます。

囲碁好きな方、子どもと囲碁を通して触れ合いたい方、
毎月、第一第三土曜日10~12時に開催しております。

地域みなさんのご参加お待ちしております。

問い合わせは、池田まで 
    TEL:048-294-7550


児童厚生員 池田幸司⑨

南小まつり~南小あすぱるエコクラブ~

2013年10月27日 | 川口市指定管理 川口市立戸塚児童センター
南小祭り~南小あすぱるエコクラブ~
25年10月20日(日)10:00~14:00
幼児15人・小学生53人・大人15人参加

今年も南小祭りにあすぱるからも「恐竜の卵作り・ビー玉万華鏡作り」で参加し
工作体験をしてもらいました。

恐竜の卵の材料はアルミホイルとビー玉。
ビー玉をアルミホイルに入れてくるみ、ふたのついた容器に入れて振ると
ふしぎな楕円形の銀色の卵ができます。



これだけだと一体何??なのですが、
傾斜を付けた板の上で転がすとかっくんかっくんと転がるのがあら面白い!
作った人によっていろいろな転がりがたを見せてくれるのでまた面白さがあります。
手に銀色の卵を持っているのを見て作りに来てくれた人もいるようです。
中には納得の卵ができるまで
「これで8回め」
と何回もトライする小学生もいました。

ビー玉万華鏡はクリアなビー玉にサインペンで好きな色で形や模様を描くと
思うように描いたびー玉で作った万華鏡は世界に一つのものとなりました。



お子さんの作った万華鏡をのぞいたママからは
「ええ~すごい~!」
とお子さんの作ったものに感激する様子が見られ、
思ってもいなかった感動を味わってもらえたようです。

この日は大雨の日となりましたが、
会場は大人も子どももたくさんきて溢れかえり、熱気さえ感じます。
お祭りを成功させようと思うPTAのお父さんお母さんをはじめ、
エコクラブのみんなと先生方の思いが熱い思いとなり、
会場は包まれているかのようでした。
こんな雨の日で残念だわ。と思っていたのが
いつの間にか忘れていたことに後で気づき、
「関わる大人の姿勢が子どもに伝わる」
のだという事に気づかせてくれたお祭りになりました。

お世話になった皆様ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。

児童厚生員  杉浦真美  ⑭

戸塚中学校ふれあい授業~中学生と乳幼児を持つママたちとの育ち合い~

2013年10月27日 | 川口市指定管理 川口市立戸塚児童センター
戸塚中学校ふれあい授業~中学生と乳幼児を持つママたちとの育ち合い~

25年 7月5日(金)・7日(火)
10月9日(水)・10日(木)
あすぱる親子ボランティアのべ37組参加

今年2月に行われました“地域子どもあったか懇話会”の終了後、
戸塚中学校峰岸校長から家庭科の保育の授業に来てくれる赤ちゃんはいないかな…
という声掛けに、次年度に小学生や中学生との
ふれあい事業ができないかなと思っていたところだったので即答でお受けし、
あすぱるの乳幼児室に
「親子ボランティアさん募集!」
のポスターを貼りました。すると、何と!13組!!の登録がありました。

中学3年生の教室に入っていくと、
「キャーかわいい!!!」
の嵐。

ママに抱っこされた赤ちゃんたちは一瞬びっくりした様子でしたが、
班ごとに分かれていくとお互いに緊張しながらも、
中学生たちからママたちに質問タイムが始まりました。
「子育てする上で大変なことはどんなことですか」
「困ったことはありますか」
「自分の時間はありますか」
「子どもの名前の由来はなんですか」
などなど。
質問の内容に一つ一つママたちは答えてくれました。


質問タイムの後はふれあいタイム。
お気に入りのおもちゃを持ってきてもらい中学生も一緒に遊んだり、



おむつ替えや着替えを一緒にやったり、



抱っこひもで実際に抱っこして、毎日ママたちがしている事を体験させてもらったり、
歩けるお子さんには一緒に校内探検にお供でついて行ったり。
中にはいつもと違う様子に泣き出した赤ちゃんもいましたが、
泣いている赤ちゃんをあやすママの様子を見ることもできて
色々な体験をした50分でした。





中学生は柔らかく小さくて温かい赤ちゃんを抱っこすることで
手から伝わるぬくもりに命の温かさと重みを実感し、
どんなに大変でも明るく、毎日向き合うママたちの様子は自分が赤ちゃんだった時に
自分もかつてお母さんから同じまなざしを貰っていたことを振り返り、
愛されてきたことに気づくきっかけになってほしいと願っています。


全7クラス四日間に渡っての授業でした。
7月は気温が高く暑い中を中学校に来てくださり、
10月はもう涼しいだろうと思いきや、
10月とは思えない気温の高さの中来てくださり、
ママたちには感謝の気持ちでいっぱいです。

今回のふれあいでは中学生の授業の一コマでしたが、
せっかくなのでママたちにもこれまでの子育てを振り返りながら
最近の中学校の様子を見てもらう事、
自分の子が中学生になった時のシュミレーションにしてもらえたらという
「共に育ち合う」
事を体験してもらいたいと思っていました。

先日行ったママたちとの反省会で感想を聞いてみたところ、
・中学生の最近の様子が分からず小さい子へのかかわり方が心配でしたが、
大切に関わってくれたことに安心した。
・廊下に貼ってあった感想文に
「自分の親に感謝の気持ちになった」
とあるのを見て、今回自分たちが関わったことにやりがいを感じた。
・明るく何事にも一生懸命だった様子に驚いた。
・泣いてしまっても最後まで関わってくれた。
・子どものパパも戸塚中の卒業生。この子も戸塚中に入学させたい。
などなど率直で実感のこもった感想を貰いました。

※おみやげに支援学級の皆さんが作った木の動物人形をいただきました。


授業の最後に中学生たちには毎回クイズを出していました。
「今日現在生まれてくるには、10代さかのぼると何人の人が
関わっているのでしょうか?」
答え:2048人
みんなには必ずお父さんとお母さんがいなければ生まれてこないよね。
お父さんには2の10乗の1024人、お母さんも1024人、
合計2048人いて今がある。
命は連綿と繋がっていることを忘れないでね。

と付け添え高校受験に向けてのエールを送りました。

そして社会人となり家庭を持ってみんなには幸せになってほしい、
そんな思いを込めてこれからも心がけていこうと思います。

戸塚中学校先生方、支援学級の皆さん、
PTAの役員の皆様お世話になりありがとうございました。

来年度は育ち合いの輪がもっと広がりますように。

児童厚生員  杉浦真美  ⑭