5月19日(日)13:30~15:00
スポーツであそぼう「3on3ドッジボール」を先月に引き続き行いました。
参加者は、小学生8人、中学生2人の計10人でした。
前回の活動では、積極的にキャッチに挑もう、というテーマを掲げていましたが、
2回目ということで、チームでの話し合い多くとり、
チームワークを養おうという事で、2ヶ月連続の開催としました。
くじ箱、カラーボールでチーム分けをして、
挨拶、そして1・2・3の番号を振り、準備運動。
中学生による準備運動は、動作・掛け声ともにキビキビしていて、
つられて小学生たちもキビキビと身体を動かしていました。
前回行ったボールを使った柔軟に加え、今回はキャンディーボールを用いて、
バスケットボールのようなハンドリングと、
三角パスをウォーミングアップに取り入れました。
適度に間隔を空け、オーバーハンドスローとキャッチ、
ドッジボールの基本的な動きを、身体を暖めながらゆっくりと確認しました。
今やった三角パスでの競争。ルールは、
・投げ方は下投げでも可
・終了の合図として、みんながボールを5回触ったら(5週したら)チームでしゃがむ
・ボールを落としたら最初からやり直し
それでは『1回戦』を始めます。よーいスタート!
それぞれのチームで
「はいっ!ハイッ!」
と声をかけながら、
素早くボールを回します。
僅差でしたが、一番遅かったチームは…罰ゲーム、ジャンプ1回!
「さて、また今の三角パスをしますが、今度は…ボール2個でやります。」
「どのようにしたら、上手にボールを回せるか、
1分間時間を取りますのでチームで話し合って下さい。」
~1分間の作戦タイム~
「えーっ、どうしようか?」
「みんなで『せーの!』って声を出して、二人が同時に投げよう。」
「1人が投げて、もう1個のボールをちゃんと見たら、2人目が投げよう。」
1分経ちました!それぞれどんな作戦を立てたのでしょう?
2回戦…よーいスタート!
作戦通りにパスが回せているチームもあれば
難しくてボールを落としてしまうチームもありました。
ですが、どのチームも、自分たちで話し合って決めた作戦を、
しっかりこなそうと一所懸命でした。
「ボールが1個、2個と増えたら次は…?」
「3個!」
「はい、その通り!じゃあさっきと同じようにチームで作戦を考えて下さい。」
人数が3人なのに対してボールが3つ。
2個の時と同じように、掛け声で同時に投げる方法はすぐに思いつくでしょう。
でも子ども達は更に考えました。
中学生がスタッフに質問。どんな質問をしたかというと‥
「1人がボールを2個持つ時があってもいいですか?」
スポーツや遊びはルールがあるから面白い。
ですが完全にルールで縛るのではなく、
曖昧な部分があるから、考える余地がありもっともっと面白い。
この質問はそんな面白さが、ぎゅっと詰まった質問だと思います。
「ボールが来た順番にパスをすればオッケーだよ。」
第三回戦…よーいスタート!
準備運動を終えこども館ルールを説明し、リーグ戦の開始!
1年生の子に
「もっと上の方に投げるといいよ。」
中学生は下の子にも気を使いながら勝利を目指します。
小学生は目の前のボールに一生懸命。
途中で、作戦タイムを取りました。
「こども館ルールには、
『キャッチしたら体力1つで復活』
ってあるよね?それを上手に活かせられないかなぁ…?」
~またまたチームで作戦タイム~
「最初はキャッチが上手い人を狙って…」
「時間が少なくなったら、違う人を…」
「僕は逃げまわるのが得意だから、君がキャッチして…」
さぁ、試合再開の時間となりました。
各チームどのような動きを見せるのでしょうか。
「あの人を狙うよ!」
先程までとは明らかにチームの意識が違います。
全体で統一され、声のかけ方もチームで揃っていました。
最後にチームメイトの良かったプレーを聞きました。
「中学生がめっちゃ速いボールをキャッチしていたのがすごいと思った!」
「一生懸命やってたから忘れちゃった!」
上の子が下の子に掛ける優しさ。
下の子が上の子に抱く思い。
今回のイベントは、異年齢での交流が良い形で表れた回だったと思います。
次回、スポーツであそぼうは、父の日企画として
「インディアカであそぼう」を行います。
ご家族での参加をお待ちしております。
また、今月の30秒オリンピックの種目は縄跳びです。100回超えの記録も出ています。
自由参加のイベントなので、ふらっと立ち寄って記録に挑んでみて下さい。
宍倉 鉄平(11)