埼玉県の子育て支援【コマーム】のブログ

こころ・ま~るく・むすぶコマーム
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鳩ケ谷こども館 ものづくりクラブ~段ボール迷路を作ろう~

2012年11月30日 | 鳩ヶ谷子ども館
11月14日の県民の日に、ものづくりクラブ~ダンボール迷路を作ろう~が行いました。

参加者は 20名で普段よりも男の子、2~4年生が多い構成となりました。

シンプルで自由度の高い工作を通じて、オリジナルの迷路を自由な発想で作ってもらいたいと思い、今回のテーマにしました。


用意するもの
・床となる大きめの平ダンボール
・壁となる細ダンボール
・ボンド

子ども達は平ダンボールに迷路の設計図を描き、
それをもとに平ダンボールに細ダンボールをボンドで接着し、
思い思いの迷路を作り上げていきました。
簡単な工作ですが色々なアイディアが見られる回となりました。

「今回の工作は本当に自由です。自分の好きな迷路を段ボールで作ってみて下さい。」
と言って子ども達の顔を見ると、
「どうすればいいのかな。」と、少し不安そうな子もいれば、
「やったぁ!どんな迷路を作ろうかな。」と、始まるのを待ちきれなさそうな子も
いました。


実際のところ、一年生の子は自由帳に迷路を書いて遊ぶ経験はありますが、
それを立体にするということはなかなか無いようで、
迷路づくり自体にかなり手こずっている様子でした。

二年生以上になるとイメージも固まってくるのか
「この分かれ道の先に落とし穴を作って‥」
「ここはジャンプで壁を超えていくんだ」
と頭の中で具体的な構造を考えながら迷路を組み立てていました。
中には落とし穴から地下ステージを作ろうとする子もいて、
子ども達の発想の柔軟さを垣間見ることができました。









そんな中に橋を架けて立体のものを作ろうとしている
中学年の子もいましたが、なかなかうまく行かない様子。
ビー玉を転がそうとしても、坂道と平坦な道の段差に引っかかってしまうようです。
「見本はどういうふうになっているかな?」と、声をかけると
「薄いかな。」
「他には?」
「一枚のダンボールで出来てる。」
「なんで一枚のダンボールでできていると思う?」
「んー。簡単だから、じゃなくて、切れ目がない。そうか、僕のは切れ目でビー玉が引っかかってるから、そこを無くせばいいのか。」



ヒントから得られた気づきをもとに、難易度が高い坂道にも果敢に挑戦していました。


普段のかかわりでは見ることのできない子ども達の顔、
環境というものの重要性を改めて認識させるものとなりました。


次回12月はポップアップ(飛び出す)クリスマスカードづくりを行いたいと思います。
ちょっと手の加えたカード作りにぜひご参加下さい。


宍倉 鉄平 (5)

川口市立戸塚児童センターあすぱる「戸塚ふれあい祭り」

2012年11月29日 | 川口市指定管理 川口市立戸塚児童センター
『戸塚ふれあい祭り』
24年11月25日(日)
幼児160人・小学生260人・大人250人
戸塚スポーツセンターと周辺




昭和37年に旧美園村が旧浦和市と川口市に編入合併し50周年を記念して
「戸塚ふれあい祭り」が開催され、あすぱるも出向きました。



会場は戸塚スポーツセンターと周辺道路を閉鎖し、テニスコート1面すべてがフリーマーケットに変身。
沿道にはテントが40張り立ち定番の焼きそば・暖かい豚汁・きのこ汁・甘酒におしるこ
・きなこもちやからみもち・イタリアンのお店から本格的なカレーなどたくさんのお店も出店していました。
初めて見る人の多さに圧倒されっぱなしです・・。



あすぱるでも野球場にテントを張ってみんなに楽しんでもらおうと“虹のこびん”作りと、
ペットボトルを使って作った“空気砲まとあて”を催しました。



“虹のこびん(1個50円)”は塩にチョークで7色着色したものを少しずつスプーンで入れていきます。





7色の組み合わせや入れ方を考えながら思いを込めて作ったこびんは、世界でひとつのこびん。
どのこびんにもその子の思いがこもっています。



おまけにアルファベットマカロニでイ二シャルを付け、
仕上げにリボンをつけて手渡すとどの子にも笑顔が広がります。
こびんが完売してしまった後は、アイスクリームの木のスプーンをプレートにして「ネームプレート作り」会場に早変わり~!



空気砲まとあて(1回20円)は、ペットボトルのそこの部分を切り取り、風船を張ってビニールテープを巻いて出来上がり。
風船部分を引っ張り玉を空気圧で飛ばす遊びです。



玉は固めのスポンジを使い1回3発挑戦。
10点・20点・30点の箱に入ると得点によって賞品がもらえるゲームです。
5年生男子は「30点に入れるんだ!」と何回もトライしています。
幼児さんには前に出てできるラッキーゾーンを設定し楽しんでもらい、
得点できなくても参加賞と残念賞をもれなくプレゼント!
「0点でもこんなにもらえるんですか!」
とお土産を手に帰っていかれました。

賞品が無くなってしまいこちらも閉店したあとは、自由にまとあてを楽しんでもらいました。
「空気砲はどうやって作るんですか?」
とママに聞かれ説明すると
「それなら家でも作れそうなのでやってみます」
とお返事がありました。
親子で楽しんでもらえると良いです。

この他にも誰でも牛乳パックで作って遊べるブーメラン作りコーナーをオープン。
楽しくエコ活動も体験してもらえました。





今回の参加には、いつもあすぱるでご協力いただいているぱるぱるの会からのボランティアさんと、
子どもボランティアさんの協力もありました。

ぱるぱるの会の方にはスタッフの補助を、子どもボランティアさんには虹のこびんコーナーで作り方のアドバイスをしたり、
マカロニのアルファベットを探すお手伝いをしてもらいました。

空気砲的あてコーナーでも丁寧に空気砲の使い方の説明や、やさしく幼児さんをラッキーゾーンに案内してくれたりと、
スタッフ顔負けの働きぶりでした。

活動するグループの中で、何を必要としているか・自分が役に立てることは何かを自分で考え、
実行できる力を持っている“子ども力”に驚きを隠せません。

これからの周りの大人の関わり方でどう伸ばしてあげられるかと気持ちが引き締まりました。

大勢の方々のご参加があり、あすぱるの様子を少し見てもらえたかと思います。

児童館の活動をご理解していただき、地域の方々に必要とされる児童館になれるようこれからも
取り組んでいきたいと思っています。

児童厚生員 杉浦真美 ⑳

アートクラブ  ~秋を描く~

2012年11月29日 | 鳩ヶ谷子ども館

11月のアートクラブでは、身近に秋を感じてほしいと思い小枝や落ち葉、木の実などを使って製作しました。

1回目 11/10(土)は、幼児は、小枝と段ボールを使ってみの虫を、小学生は、みの虫のモビール。
  幼児は、16組(33名) 小学生は、13名の参加でした。
2回目 11/17(土)は、幼児、小学生共に、落ち葉のフロッタージュを使い秋の様子や風景を。
  幼児は、15組(34名) 小学生は、15名の参加でした。

 最近あまり見なくなったみの虫。。。実際に「オオミノガ」の幼虫と成虫の写真を見せると
子ども達だけでなくお父さんお母さんも一緒に
「えーーーっ!!」
「なんか気持ちが悪い~」
など様々・・・

みの虫は見ても中にいる虫までは知らなかったようです。

幼児さんは、段ボールを木の幹に見立てまず木を作ってからみの虫作り。

段ボールの断面を剥いて作りましたが、剥き方によって味のある木が出来ました。



小枝を使い、みの虫を紙テープや色紙で飾り、風に揺れる可愛いみの虫がたくさんできました。

小学生は、みの虫を割り箸と小枝を使ってモビールにしました。

顔は綿にお花紙を巻き、からだはラシャ紙や画用紙、折り紙など色々な素材の紙を使い作りました。



小学生には少し簡単な作品かな?と思い進めたのですが、
小枝にタコ糸を結ぶことが思いのほか苦戦する子が多く意外でした。

結びが緩くポトン!と落ちてしまったり・・・バランスがとれず四苦八苦。。。



それでもがんばってつくり、可愛いみの虫のモビール完成です。



 2回目は、落ち葉でフロッタージュを使い作品を作りました。

始める前に
色々な葉っぱに一人一人触ってみました。
色や大きさ、形の違い、硬い葉っぱや柔らかい葉っぱを感じました。

どんな風景を作ろうか?みんな考えてね~!と言うと創作意欲モリモリのこども達、

「ねえねえ焼き芋作っていい?」
「リス書こうかな?」など、  

お父さんお母さんたちとの楽しい会話が
続いていました。

お手本を目の前で見せた後、スタート。

力加減が難しいフロッタージュですが、

「見てみてーできたよ」
「すご~い葉っぱが写ったぁ」
「きれいだねえ」
「これはちょっと失敗しっちゃった~」

どの子も何度も繰り返すうちにコツを覚えたくさんの葉っぱが出来あがりました。





今回の木は、レザック紙を使いました。

「この紙デコボコしてるぅ」
「ほんとだー」
と手で触って確かめていたこども達。

落ち葉は、フロッタージュだけで使う予定でしたが、
作っている途中で
「この葉っぱも貼っていい?」
と聞かれ、

「どうぞ!」
と答えると、嬉しそうに
「ヤッター!」・・・・

あちこちで
「私も・・・」
「僕も・・・」
と次々に声が‥。

!!!子どもたちの創造力は無限大です!!!

中には、どんぐりの実を使って魔法スティックを持っている森の妖精を描いている子もいました。



小学生も個性豊かに描き、森の中で楽しく遊んでいる様子が浮かんでくるようでした。





今年もいよいよあと2回です。

12月は、クリスマスツリーと年賀状にも使えるようなカードを作りたいと思います。

また心躍る作品に会えると思うと今からワクワクです。

来月もたくさんの方のご参加お待ちしております。


保育者 西本 美佐江(5)



鳩ケ谷こども館 ~畑で麦まき~

2012年11月28日 | 鳩ヶ谷子ども館

11月24日(土)14:00~15:00

参加者: 幼児18名、大人16名

前日までの悪天候、寒さ・・・もどこへやら・・・
麦まきの時間が近くになると、空からお日様がニッコニコ!!
「やった~!!お日様が出てきた!!」
と思わず、叫んでしまいました~~\(^O^)/

ポカポカ陽気の中で、かわぐち菜園クラブで、
土と仲良しになろうと、幼児さん、お父さんお母さん達が、
元気にやって来てくれました!!



指導して下さるのは、菜園クラブの増山さんです。
初めに、今の時期にまく作物のお話をして下さいました。
今の時期は、エンドウ豆、麦しかまけないとの事・・・
麦は、手の掛からない作物ということも教えて頂きました。

ジャンケンで、麦まきグループと、うね作りグループに分かれ・・・
いざ! 作業開始!!

麦まきグループ
「手のひらを広げ2つつなげたくらいが、まく間隔なんだよ!」



 「3粒づつ、爪の先くらいの深さに麦を入れてね・・そーっと土をかけてね」
と教わりました。

小さい指で土に穴をあけ、丁寧にまく子、ダイナミックな子、様々ですが、どの子も真剣そのものでした!



  

うね作りは、子ども達も保護者の方も細めのシャベルを持ち、
畑に張ってある紐に土をかけていきます。
(後、紐を外すときれいなうねが完成します。)

小さな手で、とても上手にうねを作りました。



「私のほうが、楽しくって・・!」 
ママ達も、ニコニコ・・そして黙々と・・



うねの完成!



のち、麦まきグループと、うね作りグループを交代し、両方の体験をしました(*^^)v

初冬、麦踏みをし、来年の6月に収穫。

その後、麹にし、麦味噌になります・・・味噌完成は再来年との事!!

砂ではない 『土』 
歩くと滑りそうになって・・踏むと硬くなって・・掘り起こすと、ふわふわになって・・

『大地』・・とたくさん仲良しになれた、時間でした。

「こども館 麦まき」 

この模様は、12/6付けのマイシティージャーナル に掲載されます。

素敵な時間を作ってくださった方々に、心から感謝いたします。
ありがとうございました!!

保育士 増子 順子(14)


青木ここまるひろば  「赤ちゃんと遊ぼう」

2012年11月28日 | 川口市放課後子ども教室
11月21日 木曜日
今日は 2回目の「赤ちゃんと遊ぼう」 のプログラムの日です。

だんだん寒くなって来たし… 赤ちゃんたち 来てくれるかな?
と 少し不安になりながらも 準備をして待っていると
「こんにちは」(^O^)
と赤ちゃんと保護者の方が1組…また 1組と 来て下さいました。

今回は 登録児童のの兄弟が3組、地域の方々が3組。
合計6組の親子の参加がありました。


2回目という事もあり 赤ちゃんと遊ぶのを 楽しみにしていた2年生女児。
赤ちゃんは どんな事をして遊んだら 喜ぶのかな?
と 赤ちゃんの様子に合わせながら 優しく声をかけてくれていました。



とにかく 元気いっぱいの1年生、 2年生の男児は まずは 自分たちが楽しんでみて
赤ちゃんたちを誘うように 一緒にお散歩したり 走りまわったり。

スタッフが写真を撮っていると
「写して!」
とカメラに寄ってきます。


もちろん 男児でも じっくり赤ちゃんの動きに合わせて 絵本をよんであげたり
パズルをしたり しているお兄さんも いました。
表現の仕方は様々でしたが 子どもたちはそれぞれの方法で 赤ちゃんたちとの
楽しい時間を過ごす事ができました。(^_^)v



たくさん遊んだあとは お片付け。
みんなでおもちゃの除菌をして しまいます。
ちょっと関わり方に戸惑っていた児童も お片付けなら任せて!
と 張り切ってきれいにしてくれました。

最後に みんなでエプロンシアター「3匹のこぶた」をみました。



年間で2回程ですが このように異年齢で関わりを持つ  
≪赤ちゃんふれあい事業≫ 
を取り入れています。

小学生のお子さんも こんなに小さい時があって お父さん、お母さんに大切に育ててもらったから
今の自分がいる事を考える機会になってくれたら 嬉しいなと思っています。

参加して下さった乳幼児と保護者の皆様 ありがとうございました。
保育士 谷津洋子