アートクラブ ～２月の製作～

２月のアートクラブは、
９日はコラージュを用いて広告でお鍋を作りました。
16日は少し早めですが、お雛様を作りました。

◎9日は、寒い季節にはホカホカあったかお鍋・・・
食品が載っている広告を使ってコラージュ（切り貼り製作）をしました。◎

はじめに、好きなお鍋を聞くと、
「シチューが好き！」
「ぼくはカレー」
「昨日寄せ鍋食べたぁ」
といろいろな声が。中には豪華に
「カニ鍋～！」
なんていう子もいました。

好きな色の画用紙でお鍋からつくりました。
胴長にしたり、どっしり感のあるお鍋、片手なべ、カラフルなお鍋などなど

子ども達の発想にはいつも驚きです。



そして・・・持参した広告を切り抜きお鍋に貼っていきました。

「うーん、何入れようかなあ？」
「これおいしそう」
広告を見ながら作りたいものが沢山わきあがってくるようでした。



お鍋の中にお肉がいっぱいの子に聞くと
「ビーフシチューだから」
と嬉しそう・・・

欲しいものが載っていなかった子は、お友達同士交換している子もいました。



お鍋が完成した子は、サラダやデザート、飲み物を周りにペタペタ・・！

美味しそうなお鍋が完成しました。






子ども達は、隅々まで見る事のない、いろんなものが載っている広告に
目を輝かせていました。



◎16日は、少し早めでしたが、お雛様を作りました。◎

今回は、ぼんぼり型の立体的なお雛様にしました。

製作の前に、『ひなまつり』の由来を話しましたが、”雛壇飾りは結婚式を表しているんだよ！”と言うと
幼児クラスではお母様やお父様も
「へぇ～」
と聞き入っていました。

工程は、一緒に作り進めていきました。

胴体の部分⇒男の子と女の子柄の千代紙を1枚づつ選び、
それを3本細長く切り、放射線状に置き貼り合わせました。
貼り合わせる時に放射線状の幅を広げると形がまあるくなるよ！と説明。



顔⇒肌色の画用紙を半分に折り、一枚に丸を書き、
２枚合わせて切ると同じ大きさ・形の顔が出来る事を説明。

アートクラブではハサミの持ち方や使い方などを話しながらやってきました。
幼児は、どの子も上手に使えるようになってきたので、
２枚重ねでも器用に紙とハサミを動かし切っていました。

顔は、クレヨンや色鉛筆で描き、カラーホイル折り紙で冠と烏帽子を作り、
胴体に貼り合わせました。

金屏風⇒金の折り紙を階段折りしたものを半分に折った紙皿に貼りました。



仕上げは、まん中にお雛様、お内裏様を貼り、
周りを折り紙や色鉛筆等で書いたりして飾りました。





お雛様とお内裏様が仲良くくっついていたり、おすまし顔のお雛様、
きりっとりりしいお内裏様など、
様々な表情をした『お雛様』が出来あがりました。



季節の大切な風習、習わしをいつまでも忘れないでほしいと思います。


今年度のアートクラブもあと２回、次回は、3月16日（土）です。「春」を描きます。

どんなものを作るか？は、楽しみにしてください。


保育者　　西本美佐江（2）