アメリカGAYライフ American Gay Life by an expat Japanese

新ブログに引越!My new blog http://gayjapaneseexpat.blogspot.com/

ゴールデンウィーク

2005-04-29 10:00:25 | Weblog
いいなー。日本はゴールデンウィーク。アメリカにはそんな悠長なものはなくて、いつも通りの日常を送っております。基本的に、アメリカは日本ほど国民の休日が多くない!ゴールデンウィークもなければお盆もない。11月の感謝祭と12月のクリスマスの時期以外に連休を取りたかったら、有給休暇を使うしかない。そういうわけで、5月13日から2日間のお休みをとってシアトル旅行に行くのだけど。

それと、日本の会社の人は、このゴールデンウィークを利用して海外出張にくる人が多い!僕の会社も日本のオフィスから、ゴールデンウィークにあわせて重役とかがアメリカにやってくるし、社外からも仕事関係で関わりのある人たちがわんさかアメリカにやってきてます。これまた彼らの夜のお付き合いもしないといけないのがウザイ。

街中によく日本人をみかけるようになると、「あーまたこの時期がきたか」、って思います。

シアトル

2005-04-24 12:43:54 | Weblog
5月に、Brianとシアトル旅行に行くことに決定。今週末、二人でコンピュータとにらめっこしながら、格安チケットを探すこと小一時間。出発日まで一ヶ月をきっているから、なかなか思うようにチケットがみつからない。いいのが見つかったと思っても、「2人」で購入しようとするとその料金と出発時間のチケットが表示されなかったり――つまり、一人分しかそのチケットは残っていないということ。

格安航空会社のIndependence Airや、South West、Jet Blueなんかも調べてみたけど、高い。その他にも、Expedia.com、Travelocity、Orbitz、などなど、思いつく限りの旅行代理店サイトを検索してみたけどぴったりくるのがみあたらない。毎日、オフィスで一時間はこんなふうにお買い得のチケットを探しているというBrian。(一体、仕事をせずになにをしているのやら・・・。)さすがのBrianもちょっと諦めかけたころ、直接、航空会社のサイトを調べてみることに戦略を変更した。

で、結局、AmericanAirlineのウェッブサイトで安くてスケジュールもバッチリのチケットを発見。だけど、やっぱり二人一緒に同じチケットは買えなくて、別々のフライトを購入。出発は別々の空港からだけど、中継地点のテキサス州ダラスの空港で合流して、同じ便でシアトルに到着するというスケジュール。僕のチケットは199ドルで、Brianのが195ドル。(4ドルの違いは、僕が日曜日に戻る便で、Brianが月曜日に戻るから。)

シアトルにはBrianのお兄さんが住んでいて、僕たちを泊めてくれるらしい。Brianによると、お兄さんはヒゲをはやしていて、とても背が高くて、国立公園のパーク・レンジャーみたいなタイプなのだとか。
しかも、日本が大好きで、JETプログラムで英語教師として数年間、九州にいっていたらしい。

で、もちろん、日本人の女性好き。



ダラスで乗り継いだりするから、東海岸からシアトルに行くまで8時間くらいかかってしまう。東海岸からヨーロッパに行くのと同じ長さ!西海岸からだったら8時間で日本につけるし。「国内」旅行だけど、かぎりなく海外旅行に近い旅になりそうです。

映画

2005-04-23 13:12:40 | Weblog
金曜夜、仕事から直行で映画館へ行った。もちろん、Brian率いる、ゲイの友達集団と一緒に。観た映画は、その日が公開日だった二コール・キッドマンが主演の"The Interpreter"

あらすじは、国連で通訳をする二コール・キッドマンが、偶然、夜の会議室で暗殺の計画を立ち聞きしてしまうことから始まる、ポリティカル・スリラー。アフリカで近年、実際に起きた民族浄化のための大量虐殺がモチーフになっている。二コール・キッドマンも(僕はあまり好きじゃないけど)キレイだったし、FBIの捜査官役のショーン・ペンもいい味出してた。ドキドキするシーンもあって、(出だしはちょっと遠まわしな感じで退屈だけど、一度、スピードが乗り出すと一気に見終わる感じ。)

公開初日、観客の多くは20代のカップルや大学生などの若い人たち(僕たちも若いですが)。だけど、映画の最中に信じられない行動をとる輩が。映画の1シーンで、二コール・キッドマンがショーン・ペンの胸に顔を埋める、というロマンチックなところがあるのだけど、そのシーンで、観客の数人が、大笑いしたのだ!それを聞いたほかの観客も、「クスクス」とか「ハハ」とかいう笑い声。せっかくのシーンが台無し。アメリカ人の若者の間では、こういういかにもハリウッド風のロマンチックなシーンを「寒~い」と思う傾向にあるみたい。そのことを、一緒に僕の隣りで観ていたMichaelに言うと、"Yeah, that scene was cheesy(ああ、あのシーンは確かに寒かった)"と言っていた。そんなんだったら、あの超ゴージャスな映画「タイタニック」なんか、みんな大笑いしながら見てたんじゃないかなと思うのだけど。(でも、確かに、僕もあの船の先端に二人立って「僕たち、飛んでるよ」というシーンではちょっと笑いましたが・・・。)




気になるニュースキャスター

2005-04-18 02:11:55 | Weblog
むかしむかし、僕がまだ日本に住んでいた頃、「芸能人は歯が命」という銘キャッチコピーで一躍有名になったCMがあったけど、アメリカでは「ニュースキャスターは顔が命」というくらいカッコいい人が多い。採用選考のとき、絶対に最後は顔で選ばれてるな、っていうくらい。性差別や人種差別に殊に敏感なアメリカの企業で、こんなにあからさまな差別していいのかなぁ~と思うのだけど。もしかしたら、アナウンサーは半分タレント扱いで、美男美女であることが公的に認められているのか知らん、と思う次第。これまでにも、CNNのThomas Robertsなんかは紹介してきたけど、とにかくそのままモデルか俳優になれるような見目形の人が多い。

今日もまた見つけました。彼の名はMarc Fein(マーク・ファイン)。CNN HDLのスポーツ・コーナーのアンカーマン。こういうdark hairに僕はとても弱いのです。(右上の写真)

                        

彼の写真をネットで探していたら、なんとこんな便利なサイトを発見。これは、CNN、FOX、そしてMSNBCのニュースステーションのアナウンサーを一堂に写真つきで紹介しているサイト。しかも、人気投票も行われていて、トップ5のランキングまで載っている。その投票結果によると、トップ5は、

1.Anderson Cooper
2.Bill Hemmer
3.Thomas Roberts
4.Sheperd Smith
5.Rob Marciano

この中で、1位のAnderson Cooperは、以前、ゲイのアナウンサーで、しかも軍人のカレシがいるというので紹介した人。そして3位に、僕のお気に入り、Thomas Robertsがランクイン。2位のBill Hemmerと5位のRob Marcianoも、前々からイケテル、、、というのでチェックは入れていた人たち。これって、ゲイが投票したんじゃないの?っていうくらい顔重視の投票結果になっている。(4位の人を除いては――FOXニュースは、共和党員がプロパガンダ目的で設立したテレビ局で、とにかく大半が民主党と言われるゲイからは毛嫌いされている。)

この他に、このサイトに載っているイケテルアナウンサーをご紹介:

Ted Rowland

A. J. Hammer

Kris Osborn

Mike Galanos

Rob Morrison

Dan Abrams

Randy Meier

FOXのアナウンサーに、イケテルと思った人が一人もいなかったのは偶然?はたまた僕の偏見?

アプローチ

2005-04-17 01:27:02 | Weblog
昨日の土曜夜は、ギリシャ人でキプロス島出身のNassos(ナソス)と珍しく二人でつるむことになった。途中でBrianが裏切り行為をみせ、3人で午後を過ごしていたのに夕方になってBrianだけ自宅に帰ってしまったからだ。そのときは、「疲れたからとりあえず昼寝をしてくる」と言って帰ったのに、実はその夜、Dennyと夕食の約束があったみたい。はっきりそういえばいいのに、適当な返事しかしなかったBrianに失望。
                                      

Nassosは今27歳の大学院生。統計学を学んでいて、3人兄弟の長男。真中の弟も彼とともにアメリカに留学で来ているけど、ゲイなのはNassosだけ。一番下の弟は今年ギリシャで結婚するのだとか。Nassosはとても素朴な性格で、誰からも好かれるタイプ。だけど僕と気が合うもう一つの理由が、男の趣味がかなり似てるということ。手短に言うと、Jock好きというやつ。昨日も夕食前にゲイの本屋に立ち寄って雑誌類を一緒に眺めていたら、やっぱり僕らの趣味は一緒だなぁと再確認したのでした。

                                      

で、夕食を二人で終わらせ、行きいつけ(?)のゲイバーへ二人で繰り出すことに。意外と若くていい男が多い夜で、僕ら二人の目は泳ぎっぱなしの状態。でも1時間半もそんな状態で僕らは疲れてしまった。ま、毎回、同じようなことを繰り返しているのだけどね、僕らゲイって。

そんな中、Nassosが別のゲイバーでナンパしてデートの約束をしていたのに、結局すっぽかされたという男が、モデルみたいなカッコいいボーイフレンドを連れて登場。それにショックを受けるNassos。彼を慰める僕・・・。一方、腕が僕の2倍はあろうかという筋肉モリモリで、顔もかなりイケテル人がやってきた。僕がNassosに「あの人イケテル」と告げると、なんとその人がかっこよくもない普通のアジア人と話しているではないか。カレなのか単なる友達なのかはわからなかったけど、とにかくマルティーニで悪酔いをしていた僕は嫉妬心と自己嫌悪からボロボロに打ちのめされていたのでした。

崩れ去るNassosと僕・・・。                      

こんな一人芝居みたいなメロドラマを演じていた僕たちですが、Nassosがまた新たに気に入った人を発見。発達した腕に食い込むくらいのタイトな赤のポロシャツを着た、ブロンドの男性。人気者なのが即わかるくらいに、沢山の友達に囲まれている。しかも、新しくバーに入ってくる人の中で彼に気付いて声をかける人もちらほら。

僕はNassosに、「彼って相当人気者みたいだねぇ」といって、暗に、「無理だから諦めな」ということを伝えたのだけど、スクリュー・ドライバーを2杯一気のみしていたNassosには、その意図は伝わっていなかった。「彼に話し掛けてみようよ」と僕に言うNassos。僕は「一人ではなしかければいいじゃん」というのだけど、一人じゃ勇気がなくて話し掛けられないというNassos。こんな押し問答を続けた後、結局、埒が開かなくなった。

Nassosは「『君の電話番号を教えて』ってきこうか?」と聞いてきたのだけど、それはさすがに唐突すぎるんじゃないかと思った僕は、「紙に自分の電話番号を書いて渡して、もし興味あったら僕に電話して」っていったほうがいいんじゃないか、と逆提案をした。そしてそれに合意するNassos。

自分の電話番号を書いた紙を握り締め、数歩離れたところから彼の後姿を眺めるNassos。それを冷静に見守る僕。その間にも、彼に次々と話しかけてくる人たち。Nassosの割り込むチャンスがない。こんな状態が多分5分間くらい続いたんじゃないかな。彼の周りにまだ友達が4、5人、取り囲んでいるところに、ついにNassosがアプローチ。彼の肩をつつき、紙切れを渡すNassos。その間、わずか数十秒。僕のほうに戻って来るNassosが「Let's get out of here!(ここを出よう!)」といって僕たちは何か悪さをして逃げる小学生のように、そのバーから出たのでした。

このNassosが電話番号を渡した相手は、Marv。とりあえず、Nassosのアプローチに対して"Thank you."と言ってくれたらしい。統計学の博士号を目指すNassosにとって、この彼へのアプローチが成功する確率は、かなりゼロに近いということを自分でもわかっているみたいだったけど。でも僕は勇気あるNassosのアプローチに脱帽でした。