アメリカGAYライフ American Gay Life by an expat Japanese

新ブログに引越!My new blog http://gayjapaneseexpat.blogspot.com/

オーマイガー

2006-11-19 13:23:20 | 友達・ソーシャルライフ
昨日、土曜日は、先週に引き続きまたゲイのマラソン・グループに参加してきた。先週よりも寒かったのに、参加者数は30名以上。

この日、Keiは来ていなかった。まだ友達という友達ができていない僕は、一人立ち尽くしていた。そしたら、30代半ば風な白人男性が話しかけていた。

「おはよう。僕はJeff。君は?」

「僕はOO(←日本語の本名を使うことにした)です」と答えた。

Jeff???というのがこのとき僕の脳裏をかすめた。確か、KeiのボーイフレンドはJeffreyという名前だった。Jeffrey、Jeffrey、、、、Jeff!

「あ、Jeffって、Keiのパートナーの?」と聞き返してみた。

「そうそう。実は、Keiから、先週、OOっていう日本人にこのグループで出会ったって聞いてたんだ」

なーんだ。じゃ、僕だと最初からわかってJeffは話しかけてきたわけだ。それだったら最初からそう言えよなぁ。

「ところで、今日Keiは?」と聞いてみた。

「Keiはね、先日からロンド経由で、ラトビアとエストニアに旅行に行ってるんだ」

この後の話によると、Jeffは実家のアーカンソーに感謝祭で帰省するらしく、その間、Keiはヨーロッパまで旅行に行くことにした模様。やっぱ、南部、アーカンソーのご家族に、Keiは受け入れられていないんだろうか?

この日は、ジョギング後、10人くらいでスタバへ行って、2時間近くおしゃべりして楽しかった。その中で、Jeffは、大学時代、早稲田大学に1年間留学していたというのが判明。すかさず僕が日本語で話しかけてみると、流暢な日本語で返事が返ってきた。Jeffは、どうやら知ってることを小出しにするタイプの模様。最初っから全部手の内を見せない性格みたいです。

僕もJeffにならって、ずっと感謝祭の計画のことは話さなかったんだけど、最後のほうで、ローマに、しかも親友の日本人女性と一緒に行くんだと告白した。すると、

「日曜戻ってくるの?アメリカで空港が一番混む日だよー」

と、忠告のような警告のようなコメントをもらってしまった。確かに、感謝祭が終わった週の日曜は、全米で人の大移動が起きて大変になる。だけど、米国内で乗り継ぎがない国際便なので、多分、そんなに被害はないだろうと思ってる。そう言うとJeffも同感してくれた。

この晩、Mさんと電話で航空券のコンファメーションやホテルの手配について話していたとき、このことについて言ってみた。

「今日ね、ゲイのジョギング・グループに行った時、Jeffっていう人から日曜は空港が混むよって言われてしまった。ちなみに、このJeffって、Keiっていう日本人のボーイフレンドがもういるから」と僕。

「ええええええっっ!KeiとJeffに会ったの?私、大学院がJeffと同期で、よく知ってるの、あの二人」とMさん。

「オーマイガー・・・」

ローマの休日

2006-11-18 14:58:44 | 旅行・外国
来週は、アメリカでは感謝祭で、木曜、金曜が国民の休日。早い人は水曜午後から休日をとって、実家に帰って家族団らんの時を過ごす日なのです。日本で言うお正月といっても過言ではない。っていうのが、クリスマスは所詮、クリスチャンのホリデーでしかなく、アメリカ国民の中にはユダヤ教や、イスラム教など、クリスチャンじゃない人口が少なくないから。だから、国民全員が一斉にお祝いするのはこの感謝祭の方なんです。それに、大晦日は、家族と過ごすというよりも友達とパーティーっていうのが欧米の慣わしだし。

そんなわけで、僕も来週お休みなんだけど、ぜーんぜん予定が入ってなかったの。しかも、ジェームスはベトナム人恋人のショーンと感謝祭夜、サーク・ドゥ・ソレイユのショーを見に行くって言ってたし。家族のいない僕なんて、感謝祭は一人・・・。恥も掻き捨てで、あの日本人の女友達Mさんに、感謝祭の予定を聞いてみた。

すると、「日本から友達が遊びに来るって言ってたんだけど、本当に来るのかなぁ」っていう返事。

「じゃ、一緒にどっか行こうか?」と僕が切り出したのがきっかけになって、じゃ、パリに行こうという話になった。仕事中にもかかわらず、二人でEメールをやり取りしながら飛行機の安いやつを探すこと数時間。やっぱり1週間前ってこともあって、どれも値上がりしてる。バージン航空だけが、ロンドン行きを400ドル代で出していた。だけど、Mさんは、ちょうど出張でロンドンから戻ってきたところ。それに、ロンドンって、行くのは安いけどホテルや物価が高いから、結局、全体的に高くついちゃう。

二人でオンラインを探しまくって、EuropeanDestinations.comっていう休めのサイトを発見。ホテルとフライトがパッケージで販売されているので、4つ星ホテルとかでも航空券と抱き合わせでお手ごろな値段。中には、ローマ行きがホテルとあわせて1000ドル代であった。

「パリじゃなくて、ローマにする?」

僕のこの一言が、僕らの運命を変えた。

ローマ行きの一番安いパッケージをクリックして予約・・・。すると、システム・エラーメッセージが出てきて、「エージェントに電話をかけてください」のメッセージ・・・。

やっぱり格安ウェブサイトなだけあって、しょぼかった・・・。二人で、「これって、やばいサイトなんじゃない?」と訝しがりながらも、Mさんはがんばってこの晩、このサイトの窓口担当、ソニヤに電話をかけてくれた。

そして、この間に、僕は、10年来の知人であるイタリア人のマリツィオのメールを書いた。「もしかしたら、来週、日本人の知人とローマに行くかもしれません。もしよかったらローマで会えるといいね」と。ちなみに、マリツィオは、10年前に、ボストンの語学学校で知り合って以来、1度、イタリアまで彼を訪問して、メールで連絡を取り合う仲が続いていた。

彼がゲイかどうかは不明なんだけど、40代でまだ独身、しかも両親と一緒に住んでいるというところを見ると、彼もゲイかもね。でもそういう魅力は感じない人なので、良いお友達として10年以上、メールのやり取りを続けている仲。早速、彼からも返事があって、「OK。じゃ、飛行機チケットが取れたら連絡して。僕も列車のチケットをゲットするから。25日にローマ入りするつもり」とのこと。

翌日、僕がMさんから聞いたのは、「ラッキー、ホテルと航空券取れたよ」というニュース。

「えー本当に?すごいじゃん。ちゃんと、21日発、26日帰国の4泊分とれてるよね?」

「うん、え、いや待って・・・帰り、27日になってる・・・。でも上のホテルの日程ではチェックアウトが26日」

「ホテルは何泊になってるの?5泊?」

「いや、ホテルは4泊のまま」

「じゃ、27日っていうのは単に間違いで、ちゃんと26日発の飛行機が取れてるんじゃない?」

「それか、ホテルは4泊だけ予約していて、フライトの帰りの便が翌27日っていう最悪のパターンなんじゃない?つまり、最後の1晩、宿無しっていう・・・」

「え、マジ?!」

そこで翌日、Mさんはこのトラベル・エージェントのソニヤに再度電話をかけてみた。そしたら、やっぱり「最悪の状況」だというのが判明。

「どうするー?」とMさんから電話があったのが昨晩。僕は、ちょうどジムでトレッドミルに乗って走っているところだった。

「26日に戻るフライトは取れないの?」と僕。

「26日のに変更すると、追加で一人200ドルくらいかかるんだってぇー」

既に一人、1100ドル以上の料金になっているのに、これに追加で200ドルは痛い。それに、この追加料金って、このトラベル・エージェントがへぼって予約が一日遅れてしまったから、飛行機の料金が上がってしまったというのが最大の要因。僕らはとても納得のできる状態ではなかった。

この後、僕が自宅に戻ってからも、二人で互いにウェッブとにらめっこして、お手ごろな料金でローマに行けないか探ってみた。だけど、もう出発まで5日。1週間を切ったとたんに、フライトが軒並み値上がりして1000ドル、2000ドル。数日前には、片道500ドルであったパリですら、今じゃ800、900ドル。400ドル台だったロンドンも、800、900ドル台。これは僕たちチャンスを逃したかも・・・。

「どうするー?今回は止めとく?」とギブアップ・モードのMさん。僕もなんだか絶望的になってきた。Googleに、「ローマ、チープ、チケット、ラスト・ミニッツ」というようなキーワードを入れて検索結果を眺めていたら、RussianAtlantaという、またまた怪しいウェブに到着。

この時点で、僕らは戦略を変更していた。お得なフライトとホテルがパッケージになっているのでお手ごろ価格は、もう1週間を切ったこの時点では不可能。なので、とりあえず、お手ごろ価格のフライトをゲットして、後から安宿を探す戦略に出た。

そこで、RussianAtlantaで、21日発、26日戻りのローマ行きを検索してみたら、930ドルで出てきた。5日前の時点でローマ行き往復が930ドル(税・手数料込み)は超掘り出し物。しかもユナイテッドで。直接、ユナイテッドのサイトに行っても、このスケジュールでは既に全てソールド・アウトで買えないのに。

Mさん、「これって、本当に大丈夫なの?またソニヤのところみたいに、購入ボタンを押したら、「システム・エラーです。こちらに電話してください」っていうメッセージがでるんじゃないの?」と、もっともらしいご意見。

「それでも、とりあえずやってみようよ」と僕。金利0%のクレジットカードを使いたいというMさんが、僕のチケットも一緒に購入することになって、電話の向こうで、

「じゃ、やってみるよ。本当に良いんだよね。押すよ、押しちゃううよ?」とじらす。

「押してー!!!」と僕。

「押しました。行きました。Your reservation is confirmed!」

「うっぉぉぉぉーーーー」まさにゴールを決めた瞬間のような絶叫が、携帯電話越しに響き渡った。

「あ、ちょっと待って。ここに妙なメッセージが。あなたの予約は受け付けられましたが、まだ発券されたわけではありません。場合によっては発券できない場合があるので、その場合は、2ビジネス・デー以内にご連絡します、、、だってー」

この時点で、深夜12時。僕らはもうクタクタ。

「私、もう寝るー」とMさん。

「このサイトも期待できないねぇ。多分、ダメだね」

「とりあえず、この電話番号に明日かけてみてよ」とMさん。

「わかった。じゃ、お休み。もうダメって諦めたほうがいいんだろうけどね」と僕。


サッカーの試合を見終わったような疲労感と興奮状態がない交ぜになった状態で、僕はなかなか寝付けなかった。なので、誰も電話に出ないのは承知で、このエージェントの番号にとりあえず電話をかけてみた。そして「数分前にオンラインでチケットを購入したんですが、予約の再確認をしてくれますか。予約番号は・・・。こちらの電話番号はXXXXです」と残しておいた。


すると翌朝、早速、携帯電話にメッセージが入っていた。「お電話ありがとうございます。航空券の予約はコンファームされたので、明日、チケットを郵送します。どうもご利用ありがとうございます」。やっった!

このメッセージを受け取ったのが、今朝、金曜日。明日ってことは土曜日にチケットを郵送?そして僕らの出発は火曜日・・・。果たしてチケットは間に合うのか?!?!?!ホテルの予約もまだだし・・・。とりあえずMさんにもEメールで連絡。「すごーい。ローマ行きだね。チケットが届くか不安だけれど・・・」の返事。

でも、少なくとも今の時点では、来週、ローマに行く予定。

さぶりみなる効果?

2006-11-17 11:17:10 | 友達・ソーシャルライフ
コリン・ファーガソンの写真を見ていたら、ジミーのことがやたらと思い出されてしまって、6ヶ月ぶりに(しかも仕事中に)ジミーにメールを出してしまった。

「いまさら何だよ」って言われるかも、と少し恐れもあったんだけど、失うものなんて(自尊心以外に)ないし、僕も、先月、1年ぶりに連絡をしてきたデービッドみたいに面の皮が厚くならないと、という思いもあって、思い切ってメールした。

そしたら、ジミーからすぐに返事があって、「木曜、金曜、土曜は暇してるから、映画でも行こう。新しくできたプールに泳ぎに行くっていうのもいいかも」っていう内容だった。

ということで、明日金曜日、半年振りにジミーと映画を見に行く予定。だけど、今回は、後ろから突然抱きしめられることのないように、友達の距離を保つつもり。

このことを、早速、日本人女性の友人Mさんに報告したら、「それ、全然、説得力なーい」って言われてしまった。「ジミーとまじめな友達になります計画」ってダメ?現実的じゃない?でも、今度は、もっと冷静にジミーと接することができるような気がするんだよなぁ。ジミーに恋人ができても、映画を一緒に見に行ったりできるような落ち着いた関係に。

ワンダージョック

2006-11-16 12:32:55 | ゲイ事情
おしゃれに敏感なゲイは、下着にもこだわります。それを反映して、アメリカでは最近、男性用下着産業が伸び盛りらしい。(きっと日本でも同じなんじゃないかな。)僕のこのブログのブックマークにも、かなり下着販売のサイトが並んでいます・・・・。

そのブックマークの一つで、僕も目をつけていたオーストラリアの男性用アパレル会社、Aussie Bumが、新たな男性用下着を発表して話題になっているのだとか。その下着の名前は、Wonderjock(ワンダージョック)。



寄せて上げる女性用下着(ワンダー・ブラ)があるように、男性の股間を大きく見せる下着があってもいいはず、ということでデザインされたらしい。パッドを入れているのではなく、特殊なポーチで大きく見せているのだとか。



このビデオは、オーストラリアのニュース番組。オーストラリア人の反応や、デザインした人たちへのインタビューも紹介されている。

でもね、そんな下着は昔からありましたよ。僕も去年、このブログで既にそういう「オトメの努力」を垣間見る下着を紹介していました。

でも、今回話題になっている理由は、既に売られていた下着がゲイの消費者をターゲットにしていたので、あんまり表舞台(たとえばニュース番組に取り上げられるとか)がなかったけど、Aussie Bumは、女性にも積極的にアピールして、表面的にはノンケ男性をターゲットにしようとしていること。

Aussie Bumがブランドとして成功している最大の理由が、そのデザインもさることながら、ライフ・ガードや水球選手など、スポーツマンをモデルにして(表面的には)ストレートの男性をターゲットにしていること。たぶん、購入している男性のほとんどはゲイなんだろうけど。

事実、こういうビデオにあるように、海岸に美人お姉さんが出向いていって、いかにもノンケっていうジョックたちにこのワンダージョックをはかせている。

やっぱ、こういうファッションものって、マーケティングのうまさがモノを言うよねぇ。

ワンダージョック関連で、こんなビデオもありました。

コリン・ファーガソン!

2006-11-15 14:07:48 | 映画・TV・エンタメ
火曜日の夜って、面白いテレビ番組がないかも。夕食を食べながらテレビのチャンネルを変えてみるのだけど、どの番組もイマイチなものばかり。100万ドルが当たるかもしれない、『Deal or No Deal?』が賑やかに放送されていたけど、クイズ番組じゃなく、単に確率の話なのでエンターテーメント性が持続しない(少なくとも僕の中では。日本版も放送されているらしいね。)

そんな訳で、チャンネルをひっきりなしに変えていたら、ジミーらしき人がドアップでブラウン管に映し出された。「えぇぇ、これってジミーじゃない?」と思って連打していたリモコンの指が止まった。じっくり眺めても、そこにはジミーが・・・。眺めれば眺めるほど、ジミーに見える。

その彼の写真はこちら。



目元、口元、輪郭、髪型、そしてこの表情、まさにジミー。僕の隣で見ていたジェームスにも、「ねぇねぇ、これってジミーに超似てない?」と聞いてみた。そしたら、ジミーに何度か会ったことがあるジェームスも、「そうだね。ジミーに似てるね。まだジミーに未練がある?」なんて聞いてきた。最後のコメントは無視して、僕はとにかくこの番組に目が釘付け。

これまで見たことないテレビ番組。SFチャンネルのSciFiで放映されている『Eureka』というドラマで、主人公をしているのがこの役者さん、コリン・ファーガソン(Colin Ferguson)。このドラマがどんなストーリーかなんて全然興味なしだけど、とにかくジミーに極似のこの役者のことが知りたくて、インターネットに飛び移った。

↓この顔つきなんか、モロ、ジミー。


コリン・ファーガソンのプロファイル

●誕生日:1972年7月22日
 (34歳というのに驚き。老け顔だよね、彼。
  ジミーは40代だけどコリン・ファーガソンと同じ感じだよ)
●出身地:カナダ、モントリオール生まれ
 (キャー、フレンチ・カナディアン!)
●大学:Appleby大学とMcGill大学
 (カナダの名門私立大学!)

はぁ~、なんかジミーが恋しくなってしまいました。

その他のコリンの写真: