アメリカGAYライフ American Gay Life by an expat Japanese

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時差ぼけ療養中

2005-04-04 02:01:44 | Weblog
こっちに戻ってきた日、20時間くらい寝たのにまだ寝足りない感じ。アメリカ東海岸から日本に行く場合、朝出発して日本に夕方つくから、そのままちょっと我慢すれば夜になって寝れるからラク。だけど、逆に日本を朝出てアメリカに朝つくと、キツイ。アメリカは、4月3日から夏時間で、1時間、時計の針を早めないといけない。まだ時差ぼけのある僕は、それを治すついでに夏時間にも合わせられるというのが、唯一、不幸中の幸だけどね。

そんな感じで、せっかくの週末だというのに、僕は土曜の夜も外出せず、自宅でゴロゴロしてました。友達からのお誘いの電話もかかってきたのだけど、さすがに時差ぼけで外出する気力がなかった。かわりに、Closerという映画を観ました。大したことないだろうと思って観ていたら、意外と良い映画だった。

ちょっと簡単には説明できない複雑な筋書きなのだけど、頑張ってストーリーを説明すると・・・基本的に、二組のカップルの話。ジュド・ローとナタリー・ポートマン、そしてジュリア・ロバーツとクライブ・オーウェンがそれぞれカップル役を演じている。だけど、ジュド・ローとジュリア・ロバーツが恋仲になって、浮気をすることに・・・。これも(「Angels in America」と同じく)もともと舞台劇だったのを映画化したもの。登場人物が4人だけしかいないことや、とにかくウィットに富んだセリフが多くて、観ながら「舞台劇っぽいなぁ」と思ってました。

この4人の登場人物の中で、一番、興味を引かれたのがクライブ・オーウェン(右上の写真)演じる皮膚科のお医者さん。とにかく思考回路が単純で、「体育会系のノンケ」という表現がぴったり。ジュリア・ロバーツが彼に浮気を告白するシーンでは、「やつとのセックスは良かったのか?オレより良かったのか?やつの精液を飲んだのか?俺のよりうまかったか?何回イッタ?」などなど、すごいダイレクトな質問を浴びせ掛ける。それに、強がっている割に寂しがりやなところがカワイイ。

僕が最初にクライブ・オーウェンを見たのは、数年前のマドンナのミュージック・ビデオ。BMWのコマーシャルも兼ねていて、マドンナの夫がディレクターとなって撮影したので話題になった。こっちではゲイバーのTVでよく流されていたのだけど、日本でも見たことある人が結構いるはず。この映画に登場する男性はジュド・ローとクライブ・オーウェンの二人で、細身のジュド・ローと、粗暴で線の太いクライブ・オーウェンが対照的。そして僕のタイプはというと、ジュド・ローというよりも、クライブ・オーウェンだなぁ。やっぱりアルファ・メールが好き。