アメリカGAYライフ American Gay Life by an expat Japanese

新ブログに引越!My new blog http://gayjapaneseexpat.blogspot.com/

メモリアルデー

2007-05-26 23:37:31 | アメリカ・風習・社会事情
そういえば、来週月曜日はメモリアルデーで休日。金曜日も、仕事に行く途中、やたらと道が閑散としていたなぁと思っていたところ。金曜も休んで4連休にしている人たちも多いんだろうね。

僕の水泳チームも、今週からパリで開かれている大会(IGLA 2007。5月23~28日開催)に参加して練習はお休みになってる。あーいいなぁ。僕もパリに行きたかった。(現在、僕は就労ビザを書き換え中のため、国外に出られない状態・・・。)

この大会の余興として、参加クラブが、それぞれピンク・フラミンゴっていう5分間の踊りを披露する。僕のチームも、日曜に集まって振り付けの練習をしていた。とにかく、ゲイ!っていう雰囲気(英語で言うところの"campy")を醸し出したクラブが優勝するみたい。こんな感じで↓



かたや僕はというと、6月の日本出張を目前にして、仕事が忙しくて連休の計画をたてる暇もなく、色々やり残していることもあって、この連休中に挽回しないといけない。しかも6月初旬にはアメリカ国内出張が1件入っているし。貧乏暇なし!

連休中の唯一のイベントとしては、ボブの誕生パーティーくらいかなぁ。それが日曜夜に企画されてます。

僕の周りでは、小旅行に行く人とか、Mさんみたいに日本から母親が訪問してきているとか、パリに行ってる人とか、色々。僕みたいに、何にも計画ありましぇーんっていうのって、ジェームスくらいかも・・・。

ということで、二人で昨晩は地味にDVDを見ました。The Last King of Scotland。史実に基づいた作品で、アフリカ史の勉強にもなるし、とにかくアカデミー賞最優秀男優賞を受賞したフォレスト・ウィタカーの演技が秀逸。アフリカの社会問題ということでは、ディカプリオのBlood Diamondも併せてオススメ。

The Line of Beauty

2007-05-25 13:17:47 | 映画・TV・エンタメ


久々に傑出したゲイ・ドラマをご紹介。BBCで2006年に放送された、The Line of Beautyというドラマ(1時間×3話)。最近、こちらではDVDが発売開始になった。原作はアラン・ホリングハーストの同名の作品。2004年にブッカー賞を受賞した傑作(らしい)。(日本語による説明をされているブログを発見。こちら。)

ジェームスによると、作家がイギリス人ということもあり(?)かなり高尚な表現や語彙が多くて読みにくい文章なのだとか。特にネーティブでない僕なんかは楽しめる代物じゃなさそう・・・。ボブは読んだって言ってた。

で、この作者(白人イギリス人)は有色人種が好みらしくて、絶対、彼の作品には白人と黒人のシーンが出てくるとか。The Line of Beautyにも、まさに予言どおりにそういうシーンが初っ端に出てきた。動画でも湯気が出るほど生々しいシーンだったけど、原作はもっとスゴイらしい。なんかわかる気がする・・・。映像より、想像を掻き立てる言葉による描写のほうが生々しいっていうの。

遅ればせながら、ストーリーをご紹介。主人公はNickという中産階級出身の好青年(写真中央)。彼とオックスフォード大学で同級生だったTobby(写真左側)は、父親が保守派の政治家で金持ちという家庭で、大学卒業後、Nickはこの家庭に居候することになった。しかも驚いたことに、Nickは自分がゲイというのを公言していて、意外なことに、その保守派の父親ですら気にすることなくNickを受け入れ、信頼関係を築いていく。特に、Tobbyの妹は、精神不安定で、反抗的、かつ自殺願望の強いキャラクターなんだけど、彼女とは大親友になる。そういう娘といい関係になるNickを、彼女の母親も信頼を寄せ、家族同然のような関係に。

一方、80年代のロンドンにあって、ゲイ文化は花開いていた。Nickは色々な男性と関係を持つが、そんな一人が、ビジネスで財を成したレバノン系移民の息子Wani(写真右側)。だけど彼はクローゼット状態で、婚約者がいる存在。しかも、Waniは押し殺した自分のセクシャリティーのためか、見境なく他人と関係を持つ。そして彼らを襲うエイズという脅威。そして幸せで完結した生活にも亀裂が・・・。

登場人物がそれぞれ確立され、まるで実在する人物のように完成されているのは、さすがブッカー賞を受賞した作品だけある。B級(もしかしてC級?)が多いゲイ・ドラマにあって、これは稀有な作品といえるでしょう。80年代、ゲイ、政治、エイズ、っていうキーワードが、アメリカの作品、Angels of Americaと重なっているなと思いました。



これは、もともとブロードウェーの脚本としてトニー・クシュナー(ゲイのユダヤ系アメリカ人)が書いた作品が元になっていて、2003年にテレビドラマ化された。(モルモン教徒で、自分のセクシャリティーに悩む青年役の役者がハンサム。)この作品も超オススメ。


またまたいい男

2007-05-20 06:45:09 | ゲイ事情
近頃、またいい男を立て続けに発見したのでご報告。

CNNのアナウンサー、Rob Marciano。イタリア系でっせー。こういう、Preppy系とJock系が混ざったような30代前半っていうのがイイっす。もろタイプです。はい。



彼の写真は、ここでもここでも見れます。

さて、続いては、ABCで試験的に始まったテレビドラマ、『Traveler』の主人公を演じる新人俳優、Mathew Bomer。1977年10月生まれだから、今年30歳。だけど、役柄は、大学生(20代前半)なんだけどね。



彼の写真は、ここここここなんかでも見れます。

あとね、こういういい男たちの写真画像をネットで探している最中、そういえば、昔、気になっていたモデルがいたけど、あれはだれだったっけ?と脳裏をよぎったのがこの人。



テレビで見た人も多いはず。ダイエットペプシのTVコマーシャルに出てた人。そのコマーシャルはここで見れます。僕も、街角でこんなHunkを見かけたら、絶対に目で追ってしまう・・・。Tシャツの上からでも手に取るようにわかる大胸筋がいいっす。

TVコマーシャルといえば、というのでこんなAbercrombie&Fitchのコマーシャルもみつけた。(ちなみに、Abercrombie&Fitchは、2008年に東京にショップをオープンするらしい。)

あと、こんなサイトも検索でひっかかってきた。まだ詳しく見てないけど、お宝画像が埋もれてそう。

さらに極めつけはこのサイト。びゅーちふるなファッションモデルたちが脱ぎまくってるのを選りすぐって集めてるってところがすごい。まさに、"Sex sells"っていう商業広告の代表例が揃っている。このサイトからさらに選りすぐった写真はこちら。





これ、なんかカワイイ。












下だけ脱いでるって、やらしぃ。






下着でサイクリングっていいね。




まさに、アダムとスティーブ?




単なる散髪なんだけど、エロチック。












そして発見したのが、なぜかブラピのドラッグ・クイーン姿・・・。




最後に、以前ワンダーブラならぬ、ワンダージョックについてこのブログでも紹介しました。その水着版が発売開始された模様。誰がはくんだ?!と疑問ですが、オーストラリアのビーチだったらはけるかもね。モデルじゃなくて、一般人で実際にこれをはいている人がいたら見てみたい。



しかも、濡れると透けて見えるっていう、これまたサービスたっぷりな材質でできてる。








これなんか、上部の毛がはみ出しちゃってるんですけど・・・。もうヌードビーチじゃないとはけないかもね。そもそも男性ビキニに対して、恐怖感が浸透しているアメリカじゃ、お目見えすることはなさそう・・・。あー、でもこの冒頭で紹介したCNNアナウンサーのRob Marcianoに、このワンダージョックをはいて欲しいなぁ。








Road RageランキングとPortland

2007-05-16 13:13:06 | アメリカ・風習・社会事情
友達のMさんが、昨晩帰宅したとき、駐車場の入り口を占拠するように一時駐車していたピックアップトラックとトラブルになったというメールがきた。運転手が鍵をもってどこかに行ってたらしく、助手席に座っていたおばちゃんが一人車内に残っていたのだとか。その人と口論になって、しまいにはコーラ缶を投げつけるわ、車から出てくるわで怖い思いをしたらしい。

そんな話を受け取る直前の今朝、CNNのニュースで、全米の都市でRoad Rage(運転中の口論やいざこざ、そして殺人も起きる場合がある)が最も多いランキングを報道していた。毎年、ランク付けしているらしく、今年の結果は次のように出たとか。

1. Miami
2. New York
3. Boston
4. Los Angeles
5. Washington, D.C.
6. Phoenix
7. Chicago
8. Sacramento, Calif.
9. Philadelphia
10. San Francisco
11. Houston
12. Atlanta
13. Detroit
14. Minneapolis-St. Paul
15. Baltimore
16. Tampa, Fla.
17. San Diego
18. Cincinnati
19. Cleveland
20. Denver
21. Dallas-Ft. Worth
22. St. Louis
23. Seattle-Tacoma
24. Pittsburgh
25. Portland, Ore.
(出所:http://www.ktvu.com/automotive/13320653/detail.html)

トップ5の4つまでが東海岸の大都市で占められているっていうところが納得。僕が先月行ってきたSt. Louisは25位中22位でやっぱり、ホノボノ田舎だからなあと納得。

そして最下位にランク付けされたのがポートランド。僕の中で最近ポートランドの株が急上昇で、とっても興味がある。やっぱり、住むんだったら、Road Rageの少ない都市がいいよ。これって、一種のバロメーターだよね。Road Rageだけじゃなくて、住んでる人自体が温和っていうのが発露した結果だと思う。

こんな結果の最下位にポートランドがランク付けされたというので余慶興味が沸いたというのもあるし、大学院の先輩というかpreceptorが、ポートランドにあるReed Collegeで教えているというのも前から興味を持っていた理由の一つ。でも、ジェームスもポートランドはとてもalternativeな都市で面白いと言っていた。

そしたら、ゲイ雑誌Genre(去年の古い号)でポートランドに関する記事を発見した。気になってるときって、関連情報がやたらと目に付くようになるよね。

その記事はこちらなんだけど、この記事を読んでもポートランドのリベラルでalternativeな風土が伝わってきてますます行きたくなってきた。そしたら、偶然にも、デーブが今月、カンファレンスに参加するためにポートランドに行くとか。偶然が続くときは続くもんだねぇ。僕も連れてってくれー!

Towel off in Portland--Aside from rain, a plucky
little Northwestern indie has plenty in store for gays

Despite being a city that's better moisturized than
West Hollywood's Gay Pride parade (expect a daily
rain, mist or spritz), Portland OR, turns it out like
a friendly little Southern town that just happens to
be teeming with gays, lesbians, more lesbians and
totaly cute, arty straight boys.

Don't go looking for a gayborhood though. This place
falls so far left of even San Francisco that its gay
denizens don't feel the need to ghettoize themselves.
However Stark Street and Third Avenue, located within
walking distance of each other, are home to most of
the city's gay bars.

Inside the local favorite Silverado (1217 SW Stark
St.; 503-224-2293, silveradopdx.com), conveniently
abutting a bathhouse, you'll find naked go-go dancing,
cute blue-collar types, collegiate boys, fruit flies
and a few trannies. And you haven't lived till you've
been to Darcelle's (208 NW 3rd Ave.; 503-222-5338), a
drag queen cabaret club hosted by Darcelle herself, a
five-million-year-old drag queen with a sense of humor
as big as the oversized wig on her head.

On Thursday nights, the more alty gays and lesbians
hang together at the Booty party at the divey Porky's
Club (835 N. Lombard; 503-283-9734, bootypdx.com),
dancing to hip hop and mash-ups. The night I visited,
there was a naughty "pageant," starring a wolf (a
skinny bear who looks alternative... I think). Classy?
No. Entertaining? Wildly so.

Easting, however, is something Portland does serve up
with class. Have the best oyster omelet ever at
Portland's favorite breakfast joint, Bijou Cafe (132
SW 3rd Ave.; 503-222-3187). For a low-key, but chic
dining experience treat yourself to the gay-owned
Bluehour (250 NW 13th Ave.; 503-226-3394,
bluehouronline.com). Make a night of it at the hip,
mixed restaurant/lounge, Saucebox (214 SW Broadway;
503-241-3393). And top it off with fantastic cocktails
at the starkly minimalist Mint (816 N. Russell St.;
503-284-5518). All that eating got you tired? Coffee
is more popular than Jesus in this cozy little town,
so you're never more than a sashay away from a
pick-me-up. Stunt your growth at the Pearl Bakery (102
NW 9th Ave.; 503-827-0910, pearlbakery.com) with a
potent cup of joe and a deliciously fresh treat.

Speaking of treats, there's no sales tax in Portalnd!
So, head over to the Pearl District, which used to be
a bunch of old warehouses, but has, of late, turned
into a mecca of shopping and art galleries. Book nerds
will find heaven when they enter Powell's City of
Books (1005 W. Burnside; 503-228-0540, powells.com),
one of the world's largest bookstores.

Ultimately, what you'll find in Portland--aside from
good food, shopping, art and drink--is that this is an
ultra-liberal town. If San Francisco has been ceded to
yuppies and Seattle has turned into Starbucks-town,
rest assured that Portland's still saturated
(literally) with all different walks of life.

Memories of Tomorrow

2007-05-15 13:55:00 | 映画・TV・エンタメ
日本ではとっくに公開されている映画『明日の記憶』が、今週5月18日から全米の一部映画館で一般公開されるとか。それのプロモも兼ねてか、主演とプロデューサーの渡辺謙がやってきて無料の映画上映会がありました。僕もジェームスを連れて行ってきた。こんなに日本人女性がこの町にいたのかぁーっていうくらい集まっていた。

皆さん既にご存知と思いますが、若年性痴呆症に冒される50代サラリーマンの話です。何度も涙を誘うシーンがあって、僕も涙がコンコンと湧き出てきました。渡辺謙の演技もよかったけれど、病気の夫を支える妻を演じた樋口可南子の繊細な演技が心にジンと沁みてきました。まだご覧になっていない方がいたら、大切な人と一緒に見ることをオススメします。