アメリカGAYライフ American Gay Life by an expat Japanese

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おネエ軍団

2007-09-29 08:02:40 | 映画・TV・エンタメ
日本も、変わりましたねぇ~。こんなにド派手、もろそのままの番組ができるなんて。



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ゴールデンタイムに「おネエ軍団」が進出9月15日8時1分配信 スポーツ報知 TOKIOの山口達也(35)と華道家・假屋崎省吾(48)、美容家・IKKO(45)らおねえ系タレントが大挙出演する日テレ系「おネエ★MANS」(土曜・後5時半)が、全国ネットのゴールデンタイム(10月23日スタート、火曜・後7時)に進出することが14日、分かった。 司会の山口と超一流の美的センスを持つ9人のカリスマおねえ集団が極上の美を求める情報バラエティー。番組で紹介した洋服、コスメ品などがよく売れるなど、土曜の夕方枠で女性を中心に人気を呼んできた。 昇格を機に、海外ロケにも打って出る。山口と“おネエMANS”たちがパリ、ニューヨーク、ミラノなどに渡り、最先端のファッション情報を届ける。山口は「このメンバーがゴールデンタイムに映っていいのか不安はありますけど(笑い)。情報を求めて積極的に海外にも行きたい」と意欲満々。IKKOも「全国の方に“おネエMANS”の存在をわかっていただけるのがうれしい。若者からお年寄りまで勇気を与えられたら」と意気込んでいる。
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どなたか録画してYouTube.comに投稿してくれませんか?見てみたぁい~。


TOEFLから学ぶアメリカ式処世術

2007-09-28 15:20:51 | 英語・外国語
海外在住の方であれば、懐かしい~、もしくは、もう思い出したくな~い、かのどちらかに別れると思うのだけど、僕も久々にTOEFLの文字を目にして、両方の感情がよみがえってきました。

こちらのニュース、日本で放送されたものなんだけど、すごいトラブルになってますね(ニュースの原稿は、末尾に)。TOEFLから、文法のセクションがなくなって、スピーキングが加えられたなんて、また、すごい面倒になってるよねぇ。

スピーキングが加わったというのは、僕も聞いたことはあって、なんでも、特に台湾からの留学生が、TOEFLは高得点なのに、大学で全然英語が話せないっていうので教授陣からETSにクレームがついたとか。きっと、台湾に限らず、いろんな国から来てる学生が、TOEFLの点数が高得点なのに、全然英語を話せないっていう状況は昔から続いてたんだろうね。僕が大学院に留学してたときも、英語がうまく話せない留学生がいました。

僕も、TOEFLで高得点を取っても、アメリカの大学(院)で語学のハンディを感じずにアメリカ人と同じように勉強できる、というお墨付きには全然ならないって、留学した当初に痛感したからなぁ~。所詮、TOEFLってテストだもんね。実用性(特にオーラル・コミュニケーション)からはかけ離れてる。それで、今回のスピーキング・テストを開始ということなんだろうけど、音声データも扱うようになったせいで、センターに送るデータ量が膨大になって、サーバがパンクしたのが今回のシステム障害の原因なんじゃないかなぁ。

ただ、システム障害が起きて、それへのETSの対処が最悪だね。この報道でも言ってるように、誠意がないよ。TOEFLのスコアが出願に間に合わず、1年間、棒に振ってる人とか、かわいそう。被害に遭った人たちが訴訟に持っていくことを検討してるっていうけど、ホント、そこまでしたほうがいいくらい、不誠実な対応だね。

でもこのニュースを見て、「ありえな~い」ってお怒りの女子学生だけど、そこまで留学したいんだったら、大学のアドミッション・オフィスに電話して、そういう不可抗力のトラブルを伝え、ETSに多大な責任があること、それと、TOEFL以外にも英語検定試験はあるんだから、代替の試験を聞くとか色々と問題からリカバリーする手段はあったと思うんだよね。

アメリカに長年住んでる方なら嫌ほど体験してると思うのだけど、まさにこの国は交渉の国。自分の希望は交渉して勝ち取っていかないと、日本みたいに問題を起こす方が悪いとか、自分は何もしなくても向こうがそれを解決するのが当然っていう受身の状態だと、アメリカ暮らしは耐え難いものになる可能性が大だね。

TOEFLの障害のニュースを見ながら、「あ~、paper & pencilの試験でよかったぁ~」と思うと同時に、こういう障害をアメリカ式に解決できてれば、入学をキャンセルされたという可哀想な女子学生も予定通り留学できてたんじゃないかなぁ。



===ニュース記事===

英語検定「TOEFL」でトラブル相次ぐ

英語の検定試験として200ヶ国以上で実施されているTOEFLをめぐって、今、トラブルが相次ぎ、受験者から不満の声が上がっています。海外への留学を左右する権威ある試験に、一体、何が起きているのでしょうか。

 必死にパソコンに語りかける受験生たち。去年7月から始まったTOEFLのインターネットテストです。文法がなくなった代わりにスピーキングが導入され、声がネットを経由してアメリカに届けられます。

 米・ニュージャージー州プリンストン。この街にTOEFLを実施し、データを管理している非営利団体ETSがあります。TOEFLは、英語を母国語としない人が英語圏の大学に入学するために必要とされ、受験生は世界で年間およそ80万人です。

 ところが、その信頼を裏切るトラブルが相次いでいるのです。ロサンゼルスの州立大学に留学を希望していた林さんは、今年2月、神戸でTOEFLを受験しました。ところが・・・。

 「本当に頭の中が真っ白になって。(パソコンのトラブルで)動かないんですよ、どうしても。(答えを)選べなくて、動かないんで、もう泣きそうになって」(林 美希 さん)

 もう1人、原田さん(仮名)の場合は途中で画面が落ち、別のパソコンで最後までテストを受けました。しかし、ニューヨーク州立大学に願書を出していたのに、肝心の点数は返ってきませんでした。

 「(ETS窓口が)なんでスコアが出てないのかっていうのが、分かってなくて、もう一回、受けてもらわないとダメですと言われたんです」(原田さん【仮名】)

 TOEFL対策を指導する語学学校は・・・。

 「トラブルが非常にたくさん出ているわけです。なので、(トラブルが)あるかもしれないという前提でお受けになった方がいいかもしれないです」(イフ外語学院 中野正夫 学院長)

 林さんと原田さんの2人は今年7月、大阪で再試験を受けました。ところが、またしても・・・。

 「ここの部屋の機械は全部動かないので、今日は中止って言われて・・・」(林さん)
 「またどころか、ありえないってかんじ」(原田さん【仮名】)

 小学生もTOEFLをお試し受験するほど英語熱が高い韓国では、トラブルが社会問題にまでなっていました。

 「ETSの対応は誠意がない。(韓国では)みんな怒ってます」(韓国綜合教育院 金成烈 院長)

 ETSは、世界各地で行われる試験の運営をアメリカ資本の関連会社に委託していて、最近のトラブルの原因はサーバーの不具合などと説明します。

 原田さんは、テスト運営会社の東京事務所に不信感をぶつけました。原田さんは結局、TOEFLのスコアが間に合わず、9月に留学予定だった大学から入学をキャンセルされました。

 「これのせいで一年間分の時間を無駄にされたっていう、すごい打撃ですね」(原田さん【仮名】)

 ETSはJNNの取材にこう話しています。

 「日本の受験者の皆さんのことは、とても大切に考えています。世界でも成績がトップクラスですし、マーケットとしても非常に重要な位置を占めている」(ETS広報担当者)

 このままでは、その権威が失墜しかねないTOEFL。ネットのリスク管理など早急な対策が求められています。(28日18:11)


セミの抜け殻

2007-09-23 02:35:57 | ゲイ事情
試験が終わりました~。

なんかちょっと抜け殻になった感じ。怒涛の夏も終わった~という、なんともウラ悲しいような、侘しいような。達成感よりも脱力感のほうが強い。

結果はともあれ、久々の試験勉強で脳みそが少し若返ったかも。あと、学生時代に比べて、自分の脳みそがどれくらい老化しているかっていうのも分かって、現実を目の当たりにしちゃいました。でもね、脳みそって、使えばある程度は元に戻るなっていうのも分かったよ。やっぱり、日ごろから色々なことにチャレンジして脳みそに刺激を与えるのは大切だね。


ということで、先週末は祝・試験終了っていうんで、Mさんとジェームスと3人で、ゲイのセーリング・クラブに参加してきました。これが楽しかったんだな。秋晴れっていう感じのすがすがしい日曜日の昼過ぎ、ヨットですよ。写真を取りまくってこのブログに載せちゃおうって思ってたんだけど、現地に到着して、カメラの電池が切れてるのが発覚。残念です。でも、Mさんもジェームスもまた参加したいと言ってるので、次回は写真を撮ることにします。


代わりにというわけじゃないですが、最近、Eメールでこんな広告が届いた。



2xistって最近、広告に力入れてるみたいっすねぇ~。テレビ番組ともタイアップしてたりして。2xistのサイトでも、ファッションショーのビデオや写真が見られます。


あとね、最近、大注目のテレビ番組があってね、Damagesっていうのなんだけど、『危険な情事』のグレン・クロースが主演してる法律系サスペンス・ドラマ。(ケーブルテレビに加入してない方や、これまでのエピソードを見逃してしまった人は、iTuneでエピソードを1話ごと購入できます。)

ストーリーは、Enronをモチーフに、大企業の親玉が従業員を出し抜いて自社株を売り抜けたっていう訴訟事件が話の中核。この訴訟を、従業員側に立って訴追するやり手弁護士パティを演じるのがグレン・クロース。彼女の下で働く、ロースクール卒業したての有望な女性弁護士エレンが主役で、彼女の視点で話は進む。

グレン・クロースが演じるパティは、やり手弁護士っていう以上に、冷血で狡猾、何を考えてるか分からないっていうキャラ。主役の若手女性弁護士エレンに言うアドバイスが、「Trust no one(誰も信じちゃダメよ)」っていうのに象徴されている。あと、パティが、「Everybody is hiding something(誰もが秘密を隠してる)」と言うシーンでは、エレンが「So, what are you hiding(じゃ、あなたは何を隠してるの)」と切り返したりして、エレンも単なるヒヨコちゃんじゃないっていうのがわかる。こういう緊迫したやり取りが繰り返されるドラマ。

ようするにパティは怖いオバチャンで、この意地悪女上司と、入社したてホヤホヤのヒヨッコ女性の関係は、The Devil Wears Pradaからのパクリ。

こんな具合で、現実の事件を下敷きにしてたり、The Devil Wears Pradaみたいなヒット作と同じセッティングを踏襲してたり、中には差し迫るサスペンスの度合いがThe Sopranosを彷彿とさせるっていう批評家もいたりと、とにかく大絶賛されてるドラマなわけです。僕もジェームスもこのドラマにはまってしまって、毎週欠かさず見てるわけですが、この中で、パティのアシスタントを務める弁護士、トムがね、ままイケテル。役者さんの名前は、Tate Donovan



新顔だぁ~と思ってたら、サンドラ・ブロックと婚約してたり、その後、ブラピの元妻、ジェニファー・アニストンとも一時期婚約してたというプレイボーイぶりっ。イギリス人セレブともデートしてたり、お盛んみたいっす。今は結婚してるみたいだけど(詳しい情報はこちら)。


あとね、先週見た映画、「2 Days in Paris」が面白かった。フランス人女優、ジュディ・デルピが監督した作品なのだけど、彼女自身の元(?)恋人、そして実際の両親が、それぞれ恋人、両親の役で登場するという、現実ともフィクションともつかない作品。

筋書きは、題名のどとく、2日間を恋人とパリで過ごすというお話なんだけど、アメリカ人の恋人はカルチャーショックと、彼女の過去や、破天荒な家族を続々と知らされ、困惑していき、二人の関係が危機に・・・というもの。でも基本はコメディーなので、笑える箇所が山ほどある。

この映画の元というか、先駆的な作品が、ジュディ・デルピとイーサン・ホークが主演している、Before Sunrise(邦題:恋人までの距離)と、Before Sunsetという2部作。これらはコメディじゃなくてシリアスな恋愛映画で1作目はちょっぴり切なくなります。

興味ある人は、①恋人までの距離⇒②Before Sunset⇒③2 Days in Parisの順番で観ることをオススメ!

B級映画、36歳、ヨーロッパ人、脇役俳優

2007-09-02 00:29:17 | 映画・TV・エンタメ
アメリカに在住の皆さんは3連休ですね。9月の第1月曜日がLabor Dayでお休みだから。ただ、この日が夏の終わりと言われていて、この日以降、学校の新学期が始まるところが多かったりして、毎年、もの寂しい3連休ではあります。皆さんの夏はどうでしたか?

親友のMさんは長期のイタリア・スイス旅行から明日の日曜日にご帰国される予定。メールで現地報告を何度か受けていて、かなり楽しかった模様。「イタリアン・サラミをお土産に買ったからね~!」という無邪気なメールに、思わず、「サラミって隠語でどういう意味か知ってる?そっちの方の『イタリアン・サラミ』を僕に持ち帰ってくんない?」なんていうリクエストを出したり(お行儀悪くてスイマセン)。

一人、しこしことテストに向けた勉強をしている僕にとっては、今年は夏なんてなかったからなぁ~。Tagと歩いた2ブロックに僕の夏が凝縮されてたといっても過言ではないかも。最近は、朝の通勤中にも、空気の中にだんだんと秋の足音が聞こえてくるこの頃、心もざわついています。このまま今年の夏は容赦なく去っていく、かぁ。

その代わりと言っちゃなんですが、秋に大旅行を計画中。シアトル、ロス、サンフランシスコの西海岸3都市周遊!ロスでは、去年7月に押しかけ訪問したジャドソンのところに、また転がり込むことが決定。ジャドソンに「また行っていい?」と聞いたら、快諾。

その後、即に航空券を購入したら、3都市周遊で409ドル(税込み)。これってお得じゃない?今週、同じルートで料金を見てみたら、既に100ドル以上値上がりしてた。やっぱり、航空券は早く購入するに越したことはないね。ただ、航空会社は、US Airways、Alaska Airlines、Unitedとツギハギだらけなのだけど。(Unitedのマイルを使おうかと思ったら、周遊が不可という制限があるのを発見。やっぱりマイルって使えな~い。)


こんな夏も後半という日々に、勉強の合間にテレビを見てたら、なんかいい男がいました。昨日は、元ダイアナ日の逝去10周年記念で、イギリス王室大好きのアメリカでも大々的に特集が組まれていました。そんな中、ケーブルテレビ局のOh!Oxygenで放送されていたのが、タイトルが「ダイアナ妃殺害(The Murder of Princess Diana )」っていうそのまんまのテレビ映画。(ニューヨークタイムス紙の評論はこちら。)

内容はB級。だけど、準主役を務めるフランス人俳優のGrégori Derangère(映画の中ではフランスの警察官トムの役)が爽やかでよかったぁ~。(フランス式に発音しようとすると、超難しい名前・・・。日本式に言うと、グレゴリー・デランジェ。アメリカ人の名前を聞き飽きた耳には、これまたおフランスな響きがイイッ。)

 




裏番組でUS Openをやっていて、イギリス人テニスプレーヤー、ティム・ヘンマン引退試合をしてたから、そっちに気を取られていたのだけど、グレゴリーを見るために最後まで見ちゃいました。(ティム・ヘンマンのオフィシャルサイトはこちらティムは1974年9月6日生まれの33歳。)

ティム・ヘンマン



話戻って、Grégori Derangèreは、その名の通りフランス人(彼のオフィシャル・サイトはこちら)。映画の中でもフレンチ・アクセントの英語がセクシーだった。彼の下着姿もあったりして、おそらく視聴者のほとんどが女性(またはゲイ)っていうのを意識したサービスもあり、その点はなかなかのもの。だけど、グレゴリーがイギリスの秘密警察(?)に脅されてめった打ちにされた後、血がダラダラ出てるのに、命からがら自宅に戻ってきたら、主人公のジャーナリストの女性といきなりそこ(なぜかキッチン)で愛撫が始まるっていう、無理な筋書きは、やはりB級。

グレゴリーのこれまでの出演作品を見ると、フランスのテレビ番組が多いみたい。フランスでは有名な役者さんなのかな。

そしてもう一人が、イタリア人俳優のRaoul Bova(ラオウル・ボバ)。これまた、最近テレビでやっていたAlien v.s. PredatorっていうB級映画に登場した考古学者、セバスチャン役を演じていました。彼も、イタリアン・アクセントのある話しっぷりで、いい感じ。

ラオウルは元々モデル?彼のキメタ写真が山ほど出てきた。

  

  

 

このブログで紹介するために、彼らのプロフィールを改めて読んでいたら、意外な偶然を発見してしまった。グレゴリーもラオウルも、1971年生まれ!グレゴリーは3月27日生まれでラオウルは8月14日生まれ。二人とも36歳かぁ。なんか脂が乗り切ってる御年ですよねぇ~。奇妙な偶然に驚きっていうか、僕の趣味が露呈したっていうか。

しかも、この2つのB級映画で、二人とも主人公女性をサポートする脇役。さらに重なっているのが、二人とも、ストーリーの途中で殺されちゃうっていう設定・・・。これって偶然過ぎて怖いくらいなんですけど。そういう同じセッティングの映画で、同い年のヨーロッパ系役者に惹かれる僕って、趣味がピンポイントすぎ?