アメリカGAYライフ American Gay Life by an expat Japanese

新ブログに引越!My new blog http://gayjapaneseexpat.blogspot.com/

10 couples

2007-03-31 01:02:22 | ゲイ事情
米国自由人権協会(ACLU)が、同性結婚に対する理解を社会一般に深めてもらう活動として、10couples.orgというサイトを立ち上げた。

内容は、実在する10組の同性カップルをインタビューして、彼・彼女らが法的に結婚できないせいでどういった差別・不公平を受けているかについて語ってもらっている。

10組のうち、ゲイカップルは4組。残る6組はレズビアンカップル。4組のゲイカップルの中で、僕は特にStanとEricが結婚するためにカナダに移民したという話が興味深かった。

(10couples.comの画像がちょっと小さいのが難点。YouTubeでもビデオを見ることができて、しかもこっちのほうが画面が大きく見やすい。↓)



Stanは香港人でEricは白人アメリカ人。4組の中で一番若いカップルだったし、唯一の国際(異人種)カップルというのも興味がそそられた理由。しかもEricって、元海軍のオフィサーらしく、当時の写真が出てくる(今はちょっと太ったみたいだけど・・・。幸せ太りってやつ?)。

二人はサンフランシスコで出会って、香港人Stanのビザが切れてしまったのをきっかけに、カナダに二人そろって移住したのだとか。

* * *

このサイトのメッセージは、「身近な友人・家族と同性愛結婚について語ることが大切」というもの。以下にサイトにあるメッセージを訳します。

「多くのアメリカ人は、同性カップルの結婚という問題について意見を対立させています。同性カップルの結婚は避けられない必然だと信じる人たちもいれば、多くの人たちはこの変化を受け入れることに消極的です。というのも、彼らは社会があまりに急速に変化しすぎていると考えているからです。

しかし、アメリカ人は公平性は大切と考えていて、同性愛者であっても不公平な扱いを受けるべきではないと考えています。人々が同性愛カップルの結婚を支援することに対してより柔軟になるよう、あなたにできる第一のことは、彼らに対してレズビアンそしてゲイの男性たちが、彼らの家族を保護することが否定されることで、いかに多くの場面で被害を受けているかを示してあげることです。

あなたの知人、そして家族に、10couples.orgのリンクを送ることは、この対話を開始する素晴らしい方法です」

Sin City

2007-03-26 16:14:54 | 旅行・外国
お仕事で、今週ラスベガスに行くことになりました。Sin City初デビュー。この街のゲイ事情ってどうなの?ショー・ビズが盛んだから、やっぱりダンサーとか多くてゲイ人口も多いというのを小耳に挟んだんだけど、ナイトライフや現地情報はまだ未収集。

滞在日数も限られてるし、お仕事だから泊まるホテルなんかも上司の隣だったりするかもしれないので、あまりはしゃげないんだけど・・・。どなたか観光で行ったことのある方、オススメスポットなんかを教えてくれると嬉しいです。


ちょうど先週、夜中のオプラ・ウィンフリーのショーを見ていたら、オプラがラスベガスのThe Buffetっていう有名ビュッフェ・レストランで食事をしてた。松葉ガニなんかがてんこ盛りで食べ放題!これは見逃せないかも。だけど、ビュッフェをやってるレストランが山ほどあって、どれがベストなのかがわからない・・・。(ゲイバーより美味しいレストランのほうが大事。まさに花より団子な僕。)


東京プライド

2007-03-17 10:05:59 | ゲイ事情
昨年5月くらいから、Gay Japan Newsという、日本語で海外のゲイ・ニュースを伝える活動に参加しています(このブログのブックマークにも加えてます)。参加と言っても、日米で地理的距離があるので、英語のゲイ関連ニュースを翻訳してeメールで送るという作業をしています。たとえば、先日、この記事『ゲイ活動グループ、ゲイを「不道徳」と発言したペース海軍司令官に謝罪を求める』を翻訳しました。

そのGay Japan Newsで中心的な活動をされている日本人の方が、パートナーと一緒に、東京プライドパレードに企業スポンサーを(将来的に)つけるために、この活動で先進的なアメリカのGLBT(ゲイ、レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダー)の人権団体を来週訪問することになった。しかも、それが僕の勤務場所から2ブロックしか離れていないとのことなので、一緒に打ち合わせに参加させてもらえることに。

打ち合わせの後はお食事も一緒になんてことになってるので、この際、日本でのゲイ人権運動なんかについて最新状況を聞きまくろうと思ってます。今回の打ち合わせはアドバイスを頂くっていうものでほんの小さなことかもしれないけど、長い目で見ると、日本のGLBTの地位向上につながっていくんだぁと思うと、気高い恍惚感に包まれる気がします。

刺激

2007-03-12 11:25:27 | 人生・哲学
なんとかどん底は脱出したみたい・・・。こう書くと、タイミング的に、僕の気分って株価と連動してるような誤解を与えそうだけど。(連動してない、と思う。でも僕の投資信託も数ヶ月前のレベルに回復して少し安心した。)

hamaさんからいただいたコメントの返事にも書いたけど、気分が滅入ったときって、なにか新しいことをして脳に刺激を与える必要があるなぁって強く思った。僕だけかもしれないけど、気分がどん底に落ち込むようなときって、刑務所の独房に入れられて、毎日同じ壁を見て生活しているような感覚になる。日常がルーティーン化されてしまって、何もが味気なく見えて、自分が残された寿命をただ消費するためだけに過ごしているような気分になる。

今週末は、土曜日にMさんと映画Breachを見に行って、その後、レンガ作りのオーブンで焼くというピザのレストランで食事。Mさんって、いつ会っても朗らかで、昨晩も僕が仕事や生活でのグチを言うのを全部吸い取って笑いに変えてくれた。Mさんと本音で話してると、グチを言っている自分が自分じゃなくなってくるというか、会話が自然と面白いテーマになっていくから不思議。

今日も昨晩のお礼メールをMさんに書いて、その中で、「Mさんて、僕のプロザック(抗ウツ剤)だね」って感謝しておいた。きっとその理由の一つに、ゲイという自分を知っていて、それを受け入れてくれてるっていう安心感があるのだと思う。自分を取り繕わなくていい友人っていうのは貴重です。


そう、それで刺激ですよ、刺激。週に1回だけの水泳じゃ、どうも足りないみたいで、ヨガ、その他のゲイの集まりを今週末、色々と探してみました。ヨガは、近所で、1週間のお試しコースが20ドルっていうのを見つけた。仕事がひと段落したら1週間のお試しに行ってみるつもり。(あ、そうそう、今日は1ヵ月半ぶりに散髪に行ってきた。しかも、いつもお願いしているビンセントじゃなくて、マークにお願いした。仕上がりも満足。)

それと、ちょうど今週の水曜日、若いゲイの起業家向けソーシャル・グループで、面白そうなイベントがあるというので、20ドル払って行ってみることに決定。

このワークショップの主旨は、自分にとって理想的な人生というのをビジュアル化することができると、否定的な自己イメージというのが開放されて、理想に向かって突き進む能力を高めることができるのだとか。自分の脳みそのなかにできてしまっている壁を突き崩して、自分にとって「可能なこと」というのを再構築するのだとか。ようするに、一時期日本でもはやった「バカの壁」を取り払って、積極的な人生を目指しましょうということらしい。

いつもの僕だったら、「けっ」と一笑して読み飛ばしてただろうけど、新しいことにチャレンジしたいという欲求が最高潮に高まってるときなので、なんかこういう、いつもの自分じゃ絶対に参加しないようなイベントがものすごく興味深く写る。しかも、若い、ゲイの起業家(または起業を目指してる人)を対象にしてるイベントだから、あわよくば、若手起業家とお知り合いになれるチャンスかもしれないし。(こういうところはシタタカです。)

調子

2007-03-05 14:02:44 | スポーツ・水球
なんか最近、調子が出なくて、このブログも滞り気味・・・。先週、株価は暴落してしまい、僕の資産も目減りしてしまったけれど、それ以外では、仕事も順調、借金もなく、家賃やクレジットカード支払いの滞納もなし、身体上の健康も問題ないのに、精神衛生上、どこか調子が出ない。そんなこと、皆さんもありません?仕事も順調に進んでいて、ある程度の達成感もあり、そしていつも通り、日替わりでジムに通って4キロ走り、筋トレして爽やかな汗を流し、ヨガやストレッチもして、友達ともたまに映画を見に行ったり食事をしたり。これ以上、僕の気分を晴れやかにするのに何が必要?っていうくらい、なぞで、だからこそ根が深そう。

で、考えてみました。というか、考えなくても理由はわかるのだけれど。ジミーとの破綻以来、出会いらしい出会いがないんだよねぇ。ま、誰かと付き合うっつうのに多少疲れたというのもある。ジミーと付き合っていたとき、あまりに時間とエネルギーを取られて、我を忘れてしまったところがあって、自分の生活のリズムを取り戻したい、という衝動が大きかった。だからその反動で、自分から新たな出会いを避けてたというのもある。

それに、「恋人なんかいなくたって、楽しい生活は自分次第。恋人いても不幸せを感じることだってあるし(実際、ジミーとつきあってみてそうだった)」と、自分に言い聞かせて、とにかく独り身でも楽しめる自分をめざそうとしていました。要するに、強がってました。多分、ジミーと別れて直後くらいは、「あ~もう暫くは誰とも付き合う気しないなぁ」と思ってたのは事実だったとしても。

だけど、ここ最近、その姿勢を保つのが心とは裏腹になってきた。やっぱり、トキメキがない生活って、いくら他のことが充実していてもダレル。生活って、食事や運動と一緒で、「適度なバランス」が必要だなぁって実感した。

ということで、先週、水曜日から、今度はゲイの水泳チームに参加することにしました。水着とゴーグルは、水球チーム用に取り揃えたものがあるし、初期投資はほぼゼロ。練習場所も、水球チームと一緒で近所だし。前と違うといえば、参加メンバーが違うということと、水泳の方が水球よりラクということ。断然、水球のほうが体力使うスポーツだなと思った。(その代わり、水泳チームのほうが、年寄りメンバーが多いのだけど・・・。)

果たして、これで僕の気分はこれから順調に回復するのか?!自己診断の結果はいかに。